ふるさとダービー

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ふるさとダービーは地方都市にある競輪場の活性化を図り、特別競輪（現在のGI相当）に匹敵するビッグレースを開催することを目指して1989年から行われている競輪のGII 競走である。

1年に3回、開催競輪場を変えて行われる。

特別優秀競走は開催される競輪場によって名称が異なる。

[編集] 歴史

1989年12月の第1回大会は広島競輪場で3日間開催で開いた。1990年は年2回、1991年から年3回となり、1990年12月の広島大会以降は4日間開催で開かれている。

2001年度からの競輪の番組制度改革に伴いこの大会はGIIに格付けされ、11月に開かれる読売新聞社杯全日本選抜競輪（全日本選抜競輪）のトライアル競走となった。さらに開催時期もそれまでは特に固定されていなかったものが4月、6月、8月に固定された。これに伴い大会名も「ふるさとダービー（開催競輪場名）・全日本トライアル」となったが、2005年度よりふるさとダービーが全日本選抜競輪のトライアルレースではなくなったため、大会名から「全日本トライアル」の部分は削除された。

[編集] 出場選手選抜方法

ふるさとダービーの出場選手は以下の優先順位に従って3開催分の選手を選抜し、開催される競輪場の地区や各選手の強さなどのバランスを考慮して配分される。なお年度間の出場機会は3開催中2開催までとなる。

前年のKEIRINグランプリ出走者（9人）
前年8月～12月の期間内における平均競走得点上位者
前年7月～12月の期間内でFIの決勝戦1位回数上位者
前年7月～12月の期間内でFIの決勝戦2位回数上位者
前年7月～12月の期間内でFIの決勝戦3位回数上位者

[編集] 過去の優勝者

選手の通算優勝回数のみ表記する。

4回

村上義弘・松本整

3回

なし

2回

斎藤登志信・小川圭二・伏見俊昭・渡邊晴智・稲村成浩・小倉竜二・鈴木誠・神山雄一郎・小橋正義・三宅勝彦・吉岡稔真・井上茂徳

1回

手島慶介・平原康多・一丸安貴・岡部芳幸・石毛克幸・佐藤慎太郎・金子貴志・小嶋敬二・郡山久二・横田努・稲積秀樹・坂巻正巳・澤田義和・滝澤正光・平田崇昭・高木隆弘・伊藤勝也・豊田知之・俵信之・坂本勉

[編集] 今後の開催予定

2007年

4月 - 観音寺競輪場

8月 - 函館競輪場

11月 - 松阪競輪場

2008年

4月 - 弥彦競輪場

8月 - 福井競輪場

11月 - 広島競輪場

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