共同通信社杯競輪
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共同通信社杯競輪(きょうどうつうしんしゃはいけいりん)は、毎年10月の体育の日前後に開催される競輪のGII競走である。
準決勝戦勝ち上がり選手27人に競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦(競輪祭)出場シードを与える競輪祭のトライアル競走として開催されている。
特別優秀競走は開催される競輪場によって名称が異なる。
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[編集] 歴史
共同通信社杯競輪の母体は、日本の競輪発祥40周年を記念して1988年(昭和63年)10月18日に平塚競輪場において、一発勝負の競走として開催された「ルビーカップレース」がスタートとされる。
1989年(平成元年)10月22日に開催された第2回大会から共同通信社提供のトロフィーをかけて開催されるようになり、大会名も「共同通信社杯ルビーカップレース」と改められた。以来第6回大会まで毎年10月中旬に一発勝負の競走として開催された。
第6回大会までは、北海道・東北、北関東、南関東、中部、近畿、中国、四国、九州の各地区で最も強い(競走得点最上位)選手1人が地区代表として出場し、これにいわゆる「ワイルドカード」で選ばれた選手1人を加えた9人で争われた。
ただ、地区代表戦のような形は既に全日本選抜競輪が開催されていたことや、出場選手側からもラインが組みにくいと不評だったこともあり、本大会を敢えて開催する意義はないという意見も出たため、1994年(平成6年)の第7回大会は独立した1レースとしてではなく、大垣競輪場で開催された第10回全日本選抜競輪の中の1レースとして、大会4日目(当時は6日制)である8月1日にシードレース(全員が準決勝戦に勝ち上がれる二次予選特別選抜戦。一次予選特別選抜戦3個レースの各上位3人ずつ9人による)として行われた。ただ、1995年はこの「共同通信社杯ルビーカップレース」としては開催されなかった。
第1回大会以来、毎年一発勝負の競走として開催されてきたが、名古屋競輪場で開催された1996年(平成8年)の第8回大会から現在の4日制による準特別競輪(現在のGII)相当の競走となった。さらに日本選手権競輪出場選考順位を決めるダービートライアルの廃止に伴いその開催時期に相当する1月下旬に開催されるようになり、ダービートライアルの代わりにダービー(日本選手権競輪)の前哨戦という位置づけがなされていた。
2001年度からの番組改革により開催時期が10月に変更され、同時にダービーではなく競輪祭のトライアルレースとなった。
[編集] 出場選手選抜方法
共同通信杯競輪の出場選手は、以下の優先順位に従って選抜される。
- 前年のKEIRINグランプリ出走者(9人)
- 当年3月~7月の期間内における平均競走得点上位者18名
- 前年4月~当年7月の期間内におけるFI決勝戦1位回数上位者
- 前年4月~当年7月の期間内におけるFI決勝戦2位回数上位者
- 前年4月~当年7月の期間内におけるFI決勝戦3位回数上位者
[編集] 過去の優勝者
回 | 開催年 | 開催場 | 優勝者 |
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1 | 1988年(昭和63年) | 平塚競輪場 | 伊藤豊明 |
2 | 1989年(平成元年) | 平塚競輪場 | 坂本勉 |
3 | 1990年(平成2年) | 平塚競輪場 | 滝澤正光 |
4 | 1991年(平成3年) | 平塚競輪場 | 郡山久二 |
5 | 1992年(平成4年) | 大垣競輪場 | 鈴木誠 |
6 | 1993年(平成5年) | 広島競輪場 | 神山雄一郎 |
7 | 1994年(平成6年) | 大垣競輪場 | 高木隆弘 |
8 | 1996年(平成8年) | 名古屋競輪場 | 後閑信一 |
9 | 1997年(平成9年) | 花月園競輪場 | 神山雄一郎 |
10 | 1998年(平成10年) | 久留米競輪場 | 神山雄一郎 |
11 | 1999年(平成11年) | 広島競輪場 | 内林久徳 |
12 | 2000年(平成12年) | 高松競輪場 | 内林久徳 |
13 | 2001年(平成13年) | 取手競輪場 | 神山雄一郎 |
14 | 2001年(平成13年) | 京王閣競輪場 | 後閑信一 |
15 | 2002年(平成14年) | 宇都宮競輪場 | 神山雄一郎 |
16 | 2003年(平成15年) | 広島競輪場 | 吉岡稔真 |
17 | 2004年(平成16年) | 高松競輪場 | 佐藤慎太郎 |
18 | 2005年(平成17年) | 松山競輪場 | 兵藤一也 |
19 | 2006年(平成18年) | 岐阜競輪場 | 合志正臣 |
[編集] 今後の開催予定
特別競輪 |
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