アメリカ合衆国のスポーツ
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アメリカ合衆国におけるスポーツはプロリーグやカレッジフットボールなど盛んで、特に4大スポーツであるアメリカンフットボール・野球・バスケットボール・アイスホッケーは人気である。
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[編集] 人気競技
[編集] 野球(ベースボール)
野球は国民的娯楽といわれている。特にメジャーリーグベースボール(MLB)は4月のシーズン開幕から10月のワールドシリーズまで行われている。歴史は1865年ごろに始まり、1876年にナショナル・リーグ、1902年にはアメリカン・リーグが発足され、ワールドシリーズは各リーグ優勝チームが激突し、7回戦制で先に4勝先取で優勝される。また、野球に似た競技としてはソフトボールがある。
[編集] アメリカンフットボール
アメリカンフットボールはアメリカ独自のルールで行われる競技。野球よりも物凄く人気で、プロリーグNFLはAFC、NFCともに16チームずつが参加し、9月のシーズン開幕から、翌年2月のスーパーボウル、プロボウルまで行われる。またカレッジフットボールも盛んで、1月のBCSナショナル・チャンピオンシップ・ゲームは全米一決定戦として行われている。別に屋内で行われるアリーナフットボールも盛んである。
[編集] バスケットボール
バスケットボールはカナダ人のジェームズ・ネイスミスによって考案されたスポーツの一種。NBA、NCAAバスケットボールは人気で、NBAは4月下旬からプレーオフに入り、優勝決定戦であるNBAファイナルは6月に行われる。NCAAは全米一を決めるトーナメント戦もあり、3月の狂乱とも呼ばれている。また、ドリームチームは1992年のバルセロナオリンピックの金メダル獲得で、このあだ名となった。
[編集] アイスホッケー
アイスホッケーは隣国であるカナダで絶大な人気を誇るスポーツであり、そのプロリーグであるNHLが米国に進出し、米国でもアイスホッケー人気が高まった。
[編集] サッカー
サッカーは1994年のFIFAワールドカップ開催以降、人気が高まっているが、女子サッカーの方が人気が高い。しかしFIFAランキングでは上位にランクされており、隠れた強豪と恐れられている。
[編集] モータースポーツ
インディ・レーシング・リーグはインディ500を頂点とし、年間17戦行われている。最近では日本へ進出し、インディジャパン300としてもてぎで開催される。NASCARはネクステルカップを頂点とし、ブッシュシリーズ、トラックシリーズの3段階に分かれている。最近ではF1アメリカグランプリや、MotoGPもかなり人気が出ている。
[編集] 個人競技
団体競技以外では、ボクシング・ゴルフ・テニス・陸上競技などで活躍し、特にゴルフのタイガー・ウッズは、メジャータイトル12勝を挙げている。また、自転車ロードレースのツール・ド・フランスで7連覇を達成したランス・アームストロングも有名である。