アンドレイ・コピィロフ
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アンドレイ・コピィロフ | |
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基本情報 | |
本名 | |
あだ名 | |
階級 | ヘビー級(リングス) |
国籍 | ロシア |
誕生日 | 1965年6月10日 |
出身地 | ロシア エカテリンブルク |
現居住地 | ロシア |
スタイル | サンボ |
戦績 | |
総試合数 | (リングス、PRIDE) |
総勝利数 | |
KO勝ち | |
一本勝ち | |
判定勝ち | |
総敗北数 | |
KO負け | |
一本負け | |
判定負け | |
引き分け | |
無効試合 |
アンドレイ・コピィロフ(Andrei Kopylov、1965年6月10日 - )は、サンボのソ連元王者であり、リングス・ロシア所属の元プロ格闘家である。
[編集] 来歴
特に1999年に行われた『RINGS KING of KINGS 1999』での二回戦では、世界柔術ヘビー級王者であったカステロ・ブランコを試合開始16秒でビクトル投げからの膝十字固めで下し、当時の格闘技ファンの間での、「柔術>サンボ」という概念を覆す衝撃を与えた。余談だが、その年の世界ヘビー級柔術3位であったのが、後にPRIDEで活躍することになるアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラである。そのノゲイラとは準々決勝で対戦。判定で敗れたが、壮絶な技術戦を展開した。
グラウンドの技術は世界最高峰だが、3分で全スタミナを消費してしまう。ヘロヘロになりながら繰り出される打撃は、「コピィロフ酔拳」と呼ばれる。リングスでのヒカルド・アローナ戦でも、スタミナが切れてしまい、なんとか判定まで持込んだものの、ジャッジを務めていたクリス・ドールマンに、「20-10」という衝撃的なスコアをつけられたことは、ファンの間ではあまりにも有名。
現在は第一線を退き、コーチング、個人実業に専念しているが、“コピィロフ寝技最強説”は未だ根強く残っている。 ヴォルク・ハンとの対戦時、お互いに脚関節技を掛け合ってパズルの様に絡み合ってしまい、レフェリーの力を借りてほどいた場面が有名。