アヴリル・ラヴィーン
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アヴリル・ラモーナ・ラヴィーン(Avril Ramona Lavigne、1984年9月27日 - )は、カナダ・オンタリオ州のナパニー出身の、ロック歌手のシンガーソングライター,声優,ファッションモデルである。番組表等では「アブリル・ラビーン」と表記される事もある。「パンク・ポップ・プリンセス」と称される。
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[編集] 人物
- 趣味はスケートボード(14歳の頃から)、ホッケー、狩り、キャンプ。また、野球ファンである。
- 身長 158cm[1]
- 好きなアーティストは:グー・グー・ドールズ 、Sum 41、blink-182、インキュバス、システム・オブ・ア・ダウン、P.O.D.、マッチボックス・トゥエンティ 、アラニス・モリセット、グリーン・デイ。音楽のジャンルはハードコア・パンク。
- 好きな男性のタイプは尖った感じのあるスケーターやパンクロッカー。
- ベジタリアンとしても知られている。好きな食べ物はピザ。
- 「アヴリル」とはフランス語で4月の意味。アヴリルと名づけた父親も、4月生まれでは無いが、英語で4月を意味する「エイプリル」と同様、女性(ごく稀に男性)の名前として使われる言葉である。
- 酒好きで、酒癖が非常に悪い事で有名。2006年10月にナイトクラブから出てきてファンにサインを求められると「Fuck you」と書き、写真を撮るパパラッチに唾をかけた。この行動は問題となり、後にアヴリルはパパラッチに謝罪の言葉を述べている[1]。
[編集] 略歴
- 2005年6月28日にカナダのロックバンドSum 41のボーカルデリック・ウィブリーとの婚約を発表した。2006年7月15日ロサンゼルス郊外、サンタバーバラ東隣のモンテチトで挙式。
- トリノオリンピック閉会式において次回開催国、カナダのミュージシャンとしてライブパフォーマンスをした。
- 映画「森のリトルギャング」(原題:Over The Hedge)にへザー役の声優として初出演。ブルース・ウィリスとも共演した。
- 2007年4月1日にカナダの国営放送であるCBCで新アルバムのベスト・ダム・シング The Best Damn Thing 発表にあわせてカルガリーで行われた Exclusive コンサートが放送された。
- Make 5 Wishes.という日本スタイルの漫画のプロデュースも行っている。[2]
[編集] 特徴
- パンクロックの持つ危険さ・攻撃性と、ポップスの持つ聴きやすさ・親しみやすさを併せ持つ独自のメロディー、個性的な歌声と存在感、美貌で人気を得ている。
- 近年、女性ロック歌手が少なかったため特に異彩を放つ。2001年にミシェル・ブランチがブレイクしたことをきっかけに女性ロックが注目されたことで、その波に乗るかたちで一気に人気に火がついたのが要因である。そして、既にして、シェリル・クロウ、アラニス・モリセット以来の大型女性ロック歌手と位置付けられている。
- アルバム第一作『Let Go』は、全世界で2000万枚、日本で200万枚のベストセラーになる。世界各国での評価も高く、2003年のグラミー賞の最優秀新人賞の有力候補と目されたが、ノラ・ジョーンズに敗れた。
- なおアヴリルは、イギリスのロックバンド、ザ・ダークネスについて「ダークネスは私が一緒にレコーディングしたい世界で唯一のバンドです」と公言している。
- 発売が待たれるニューアルバムの方向性として度々変更する旨の発言があるが、本人いわく「ハッピーな曲が聞けると思う」。製作過程で複数のアーティストと曲を作っており、元バンドメンバーのEvanとも曲を作っている。
- 2007年の新曲「Girlfriend」のPVではダンス・演技(二役)・バンド演奏と今までに見たことが無い姿が見ることができる。またこの曲はドイツ語、フランス語、ヒンドゥー語、イタリア語、さらには日本語も含めた他国語版も予定されており、レコーディングに悪戦苦闘しながらも着々とこなしている模様がExclusiveコンサートの曲の合間に放送された。[3]
- アルバム「ベスト・ダム・シング」の製作にあわせてピンク色のエクステをしている。
- 身長が高くないので日本のファッションは自分の体型に合っていると言って好んでいる。
- 来日した際にやってみたいことは富士山登山だと明かした。
[編集] メンバー
- アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)ボーカル
- マット(マスュー)・ブラン(Matthew Brann)ドラム
- クレイグ・ウッド(Craig Wood)ギター
- チャーリー・モニッツ(Charlie Moniz)ベース
- デヴィン・ブロンソン(Devin Bronson)リードギター
元メンバー
- エヴァン・デヴィッド・トーベンフェルド(Evan David Taubenfeld)、元リードギター、バックボーカル
- ジェシー・アダム・コルバーン(Jesse Adam Colburn)、元ギター
- マーク・スパイコラック(Mark Spicoluk)、元ベース
[編集] ディスコグラフィ
[編集] アルバム
- レット・ゴー - Let Go 初回限定盤や来日記念盤などいくつかのバージョンがある。後述する曲のいくつかが入っていない場合もある
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- ルージング・グリップ - Losing Grip
- コンプリケイテッド - Complicated
- スケーター・ボーイ - Sk8er Boi
- アイム・ウィズ・ユー - I'm With You
- モバイル - Mobile
- アンウォンテッド - Unwanted
- トゥモロウ - Tomorrow
- エニシング・バット・オーディナリー - Anything But Ordinary
- シングス・アイル・ネヴァー・セイ - Things I'll Never Say
- マイ・ワールド - My World
- ノーバディズ・フール - Nobody's Fool
- トゥー・マッチ・トゥ・アスク - Too Much To Ask
- ネイキッド - Naked
- ホワイ - Why
- コンプリケイテッド(ボーカルレス・バージョン)
- スケーター・ボーイ(ボーカルレス・バージョン)
- アイム・ウィズ・ユー(ボーカルレス・バージョン)
- ルージング・グリップ(ボーカルレス・バージョン)
- アンダー・マイ・スキン - Under My Skin
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- テイク・ミー・アウェイ - Take Me Away
- トゥゲザー - Together
- ドント・テル・ミー - Don't Tell Me
- ヒー・ワズント - He Wasn't
- ハウ・ダズ・イット・フィール - How Does It Feel
- マイ・ハッピー・エンディング - My Happy Ending
- ノーバディーズ・ホーム - Nobody's Home
- フォガットゥン - Forgotten
- フー・ノウズ - Who Knows
- フォール・トゥ・ピーシス - Fall To Pieces
- フリーク・アウト - Freak Out
- スリップト・アウェイ - Slipped Away
- アイ・オールウェイズ・ゲット・ ワット・アイ・ウォント - I Always Get What I Want
- ノーバディーズ・ホーム (ライヴ・アコースティック)
- ベスト・ダム・シング - The Best Damn Thing
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- ガールフレンド - Girlfriend
- アイ・キャン・ドゥ・ベター - I Can Do Better
- ラナウェイ - Runaway
- ベスト・ダム・シング - The Best Damn Thing
- ホエン・ユーアー・ゴーン - When You're Gone
- エヴリシング・バック・バット・ユー - Everything Back But You
- ホット - Hot
- イノセンス - Innocence
- アイ・ドント・ハフ・トゥ・トライ - I Don't Have To Try
- ワン・オブ・ゾーズ・ガールズ - One of Those Girls
- コンテイジャス - Contagious
- キープ・ホールディング・オン - Keep Holding On
- アローン(Japan bonus track) - Alone
- ガールフレンド ビデオクリップ(エンハンスト)
[編集] シングル
特に記載のない場合、諸外国で発売されたもの。
- Complicated (2002/4)(オリジナル盤)
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- Complicated(Tom Lord-Alge Mix)
- I Don't Give
- Why
- Complicated (ビデオ)
- コンプリケイテッド - Complicated (2002/7/10)(日本盤)
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- コンプリケイテッド - Complicated(The Matrix Mix)
- アイ・ドント・ギヴ - I Don't Give
- Sk8er Boi (2002/8)
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- Sk8er Boi
- Get Over It
- Nobody's Fool(ライブバージョン)
- Sk8er Boi (ビデオ)
- I'm With You (2003/03/13)
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- I'm With You
- I'm With You(Live)
- Unwanted(Live)
- I'm With You (ビデオ)
- Losing Grip (2003)
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- Losing Grip
- I'm With You(Live)
- Unwanted(Live)
- Losing Grip(ビデオ)
- Mobile (2003)
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- (stub)
- I Don't Give (2004)
- (stub)
- ドント・テル・ミー - Don't Tell Me (2004/4/28)(日本盤)
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- ドント・テル・ミー - Don't Tell Me
- テイク・ミー・アウェイ - Take Me Away
- Don't Tell Me (2004)(オリジナル盤)
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- Don't Tell Me
- Don't Tell Me (Acoustic)
- Take Me Away
- Don't Tell Me (Music Video)
- マイ・ハッピー・エンディング - My Happy Ending (2004/7/7)
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- マイ・ハッピー・エンディング(ラジオ・エディット) - My Happy Ending
- マイ・ハッピー・エンディング(アルバム・バージョン)
- ドント・テル・ミー - Don't Tell Me (ライブ・アコースティック・バージョン)
- ノーバディーズ・ホーム (2004/11/4)
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- ノーバディーズ・ホーム - Nobody's Home
- マイ・ハッピー・エンディング (ライブ・アコースティック・バージョン)
- テイク・ミー・アウェイ - Take Me Away (ライブ・アコースティック・バージョン)
- ノーバディーズ・ホーム (ビデオ)
- He Wasn't (2005)
- (stub)
- Fall to Pieces (2005)
- (stub)
- ガールフレンド - Girlfriend (2007/3/21)
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- ガールフレンド(ラジオ・エディット) Girlfriend
- ガールフレンド(インストゥルメンタル) - Girlfriend
[編集] コンピレーション
- Tribute to Avril Lavigne-Master's Collection-(2006年10月25日予定)
- アヴリルの楽曲を日本のアーティストがカヴァー。
- Complicated(misono)
- Mobile(けちゃっぷmania)
- Losing Grip(yukki)
- Tomorrow(I-lulu)
- He wasn't(THE TIPSIES)
- My Happy Ending(Mi)
- Nobody's home(杏子)
- I'm with you(橘いずみ)
- Anything But Ordinary(ソニン)
- SK8ER BOI(ベッキー)
[編集] 来日公演
- 2002年
- 8月8日(木) - 赤坂BLITZ
- 2003年 Try To Shut Me Up Tour
- 1月28日(火) - 渋谷タワレコ インストアイベント
- 5月29日(日) - 日本武道館(東京)
- 2004年
- 5月15日(土) - お台場 VenusFort内 教会広場
- 8月7日(土) - 千葉マリンスタジアム (千葉)
- 8月8日(日) - WTCオープンエアスタジアム (大阪)
- 2005年 Bonez Tour
- 3月1日(火),2日(水) - 大阪城ホール (大阪)
- 3月4日(金) - 名古屋レインボーホール (名古屋)
- 3月6日(日) - 横浜アリーナ (横浜)
- 3月7日(月) - 広島グリーンアリーナ (広島)
- 3月8日(火) - マリンメッセ福岡 (福岡)
- 3月11日(金) - 浜松アリーナ (浜松)
- 3月12日(土) - 神戸ワールド記念ホール (神戸)
- 3月14日(月),15日(火) - 日本武道館 (東京)
- 3月16日(水) - 愛知県体育館 (名古屋)
- 3月18日(金) - 北海道立総合体育センター きたえーる (札幌)
- 3月20日(日) - Zepp Tokyo (東京)
- 2008年 ワールドツアー(未定)
[編集] 参考資料
[編集] 外部リンク
- Avril Lavigne 公式サイト (英語)
- Avril Lavigne 公式MySpace (英語)
- BMG JAPAN サイト (日本語)
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