インディペンデンス級沿海域戦闘艦
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インディペンデンス級沿海域戦闘艦(-きゅうえんかいいきせんとうかん 英:Independence class Littoral Combat Ship)は、アメリカ海軍が現在開発中の沿海域戦闘艦(LCS)の一。1番艦インディペンデンス(USS Independence, LCS-2)は、2008年就役予定。
目次 |
[編集] 開発の経緯
本級は、沿海域戦闘艦の諸プランのうち、建造に着手された2種類のうちの1つで、三胴船(トリマラン)案。開発グループはジェネラル・ダイナミクス社が中心となっているフリーダム級(単胴船案)に比べ、甲板面積など性能面では優位だが、複雑な船体ゆえに調達コストが高くなるのが難点。
[編集] 兵装
[編集] 砲
ユナイテッド・ディフェンス社のMk110 57ミリ単装砲を前甲板に1門装備する。なお、この砲はズムウォルト級ミサイル駆逐艦やアメリカ沿岸警備隊の新型カッター(巡視船)でも採用が決定している。
[編集] ミサイル
[編集] CIWS
RAMの21連装発射機を1基を装備する。また、自爆テロなどへの対策として、機銃を搭載する。
[編集] ヘリコプター
艦尾に発着甲板を設ける。完成予想図を見る限り、甲板面積はかなり広く、完成予想CGにはCH-53が着艦している様子も描かれている。 またUAV(無人航空機)の搭載も検討されている。
[編集] 諸元
- 満載排水量:2,790t
- 全長:127.2m
- 幅:30.4m
[編集] 同型艦
フライト0として2隻(LCS-2、LCS-4)の建造が決定している。就役はそれぞれ2008年、2009年予定。その後、フリーダム級ともどもテストを実施し、その後量産型のフライト1が建造される。相当数(50隻とも)の建造が見込まれている。