コナミスポーツ&ライフ
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株式会社コナミスポーツ&ライフ(Konami Sports & Life Co., Ltd.)は、エグザス(X∀X)ブランドで知られるコナミグループのフィットネスクラブ、スポーツクラブなどを運営する企業。
かつてはマイカルグループの一員であったが、マイカルの経営不振(後に経営破綻)により、コナミへ売却され、コナミ傘下となった。
スポーツクラブ業界一位である。 ボディトレーニングシステム(略称 BTS)の日本総代理店である。
コナミがフィットネス事業への進出を決めたのは、買収前の旧ピープルとの間で「ダンスダンスレボリューション」の「ダイエットモード」の監修などの提携があったためと思われる。
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[編集] ブランド
- エグザス
- グランサイズ
- 運動塾(旧ピープル)
- フライツァイト(エグザスに統合)
- セレ(エグザスに統合)
[編集] 沿革
- 1973年3月14日 - 千葉久友の会設立
- 1978年2月 - 株式会社ピープルに商号変更
- 1978年4月 - ニチイ(現マイカル)よりスポーツクラブ事業を譲り受ける
- 1993年5月 - 永井スポーツセンターよりスポーツクラブ「QUESTO」の営業権を取得
- 1993年7月 - 株式を店頭市場(現ジャスダック)に公開
- 1994年1月 - サッポロビール(現サッポロホールディングス)との合弁会社ザ・クラブ・アット・エビスガーデン(現・連結子会社)を設立
- 1995年7月 - ヤマハスポーツシステムよりスポーツクラブ「ヤマハスポーティングリーン」の営業権を取得
- 1996年8月 - セゾングループよりスポーツクラブ「リボン川崎」「リボン浜松」を継承、合計7施設の営業権を取得
- 1997年3月 - 岸本興産より「下穂スポーツクラブ」の営業権を取得
- 1998年11月 - 東宝の子会社東宝スポーツ企画より「東宝スポーツ倶楽部アクティ」の営業権を取得
- 1998年12月 - 高知県住宅供給公社より「アスレチッククラブ高知」の営業権を取得
- 1999年2月 - 東京証券取引所第二部に株式を上場
- 1999年3月 - ガーデンホテルズよりスポーツクラブ「サンガーデン堂島ガーデンクラブ」の営業権を取得
- 2000年2月 - 東京証券取引所第一部に株式を上場
- 2001年2月 - 当時の筆頭株主のマイカルが株式の売却を決定。コナミ株式会社の株式公開買い付け(TOB)により、コナミの子会社となる
- 2001年6月 - 株式会社ピープルよりコナミスポーツ株式会社へ商号変更、日産自動車よりコナミスポーツプラザ(旧社名日産スポーツプラザ)の全株式を取得し、子会社化
- 2001年8月 - 東京生命保険の子会社東生スポーツ倶楽部よりスカイアクロスの営業権を取得
- 2002年2月 - ダイエーよりコナミオリンピックスポーツクラブ(旧社名ダイエーオリンピックスポーツクラブ)を子会社化。住友金属工業の子会社住金スポーツよりスポーツクラブ2施設の営業権を取得
- 2002年3月 - NTT西日本の子会社ハロースポーツプラザよりスポーツクラブ5施設の営業権を取得
- 2002年10月 - コナミオリンピックスポーツクラブを吸収合併
- 2002年11月 - 旧青山倶楽部より「青山倶楽部」の営業権を取得
- 2003年1月 - コナミスポーツプラザを吸収合併、コナミの100%子会社コナミスポーツライフ(旧社名株式会社ナプス、旧ピープルの子会社で、買収の際にコナミの直接保有となっていた)がコナミ保有の全コナミスポーツ株式を取得し、コナミスポーツの筆頭株主になる
- 2003年3月 - 日本生命保険の子会社コナミ・アスレティックス(旧社名ニッセイ・アスレティックス)の全株式を取得し、子会社化
- 2003年5月 - コナミ・アスレティックスを吸収合併
- 2003年7月 - 阪急電鉄及び子会社のオキシーよりスポーツクラブ5施設の営業権を取得
- 2006年3月31日 - コナミの持ち株会社制に移行に伴い、コナミスポーツを存続会社としてコナミスポーツライフを吸収合併し、コナミとの株式交換を実施。これによりコナミの完全子会社となった。同時に商号を「株式会社コナミスポーツ&ライフ」に変更。
- 2007年5月 - コナミ、コナミデジタルエンタテインメントとともに、東京都港区赤坂の東京ミッドタウンに移転予定。