ゴッド・オブ・ウォー
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ジャンル | アクション |
対応機種 | PS2 |
開発元 | Sony Computer Entertainment America |
発売元 | カプコン |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 日本 通常版2005年11月17日 廉価版2006年9月28日 |
価格 | 通常版7,140円(税込) 廉価版2,800円(税込) |
対象年齢 | 通常版CERO:18歳以上対象 廉価版CERO:D |
デバイス | メモリーカード |
『ゴッド・オブ・ウォー』(God of War)は、アメリカのソニーコンピュータエンタテインメントが開発した3Dアクションアドベンチャーゲームである。
[編集] 概要
2005年4月22日、アメリカで発売されメディアから絶賛された。 日本では2005年11月17日にカプコンから発売された。 2006年9月28日に廉価版として再販された。
日本においてもその評価は高く、戦闘はデビルメイクライのようなハードアクションとなっていて、比べられてしまう場合も多い。しかしながら、ボスや一部の敵に対して、表示されたコマンドをテンポよく入力し、とどめや大ダメージを与えるという戦法は斬新なシステムとして評価されるところである。また、このゲームにはミスをしたら即時ゲームオーバーとなってしまう点が多い。しかし、それを補うかのように途中から復活できるチェックポイントが多く、さらに、ロードも短いのでプレイヤーを飽きさせない作りになっている。 ただ、残酷描写が多いのでプレイヤー層が限られてしまうという難点もあるようだ。
[編集] ストーリー
古代ギリシア時代、スパルタの戦士であるクレイトスは無敵の強さを誇っていた。しかし、ある蛮族との戦いにおいて完敗してしまう。そして、今まさにクレイトスの首が切り落とされようとしている時、彼は最後の手段に出た。それは、軍神アレスに魂を売り、神にも及ぶ強さを手に入れることであった。巨大な姿を現したアレスは、蛮族を一掃すると共に、クレイトスに神をも傷つけられる武器「ブレイズ・オブ・カオス」を与えた。
それ以降、彼はその最強の力を武器に残虐非道を尽くした。人々から恐れられたクレイトスであったが、唯一心許せるのが妻と子であった。だが、ある時、彼は平定しようと虐殺を行なっていた村に、偶然妻子が居合わせ、二人とも殺してしまったのだ。悲しみに暮れるクレイトスの前に、アレスが再び現れる。そして、「妻と子をこの村に連れてきたのは私だ。そして、更に強くなれ」と言った。アレスは、クレイトスを殺戮兵器にするため、唯一の拠り所となる彼の家族を、クレイトス自身に殺させたのである。そのことを知ったクレイトスは、彼の下を離れ、そして復讐を誓ったのだった。
[編集] 主要キャラクタ
- クレイトス/声:玄田哲章
- アレス/声:谷昌樹
- オリンポスの神である軍神。タイトルにもあるゴッドオブウォーとは彼の地位の事。凶暴な性格であるアレスは他の神々からも疎まれる存在であった。そして、ついに妹アテナの都市アテネに攻撃を開始した。
- 彼女もまた戦いを司る神であるが、その他の分野にも精通している。アテネの守り神であるが、神々同士の戦いは禁じられているため、アレスと対抗することが出来ないでいた。そこで、クレイトスに魂の救済を引き換えにアレスを倒すよう要求する。