ゴールデンジョッキーカップ
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ゴールデンジョッキーカップは、園田競馬場で行われる競馬の全国騎手招待競走である。
この大会に出場できるのは生涯通算成績2000勝以上を獲得した騎手のみで、いわば名手の中の名手によって争われるジョッキーの競演といえる。当初は1レースのみだったが、現在は「エキサイティングジョッキー賞」「ファイティングジョッキー賞」「チャンピオンジョッキー賞」の3レースを行いそのレースごとに挙げた獲得ポイントの合計で総合優勝ジョッキーが決まる。
第1回は1988年9月開催。1989年度は1990年の2月、1990年度は同年9月に開催した。それ以後は開催時期が流動的だった。1991年度と、1996~98年は地元兵庫県競馬組合所属騎手で2000勝以上達成のジョッキーがいなかったため一時休止となったが、1999年から再開されている。2006年度は2007年2月14日に開催された。
- 歴代の総合優勝騎手(所属競馬場は当時)
- 第1回(1988年度)佐々木竹見(川崎競馬場)
- 第2回(1989年度)加藤和宏(高崎競馬場)
- 第3回(1990年度)高橋三郎(大井競馬場)
- 第4回(1992年度)有馬澄男(中津競馬場)
- 第5回(1993年度)石崎隆之(船橋競馬場)
- 第6回(1994年度)田中道夫(兵庫県競馬組合)
- 第7回(1995年度)岡部幸雄(日本中央競馬会)
- 第8回(1996年度)岡部幸雄(日本中央競馬会)
- 第9回(2000年度)内田利雄(宇都宮競馬場)
- 第10回(2001年度)的場文男(大井競馬場)
- 第11回(2002年度)川原正一(笠松競馬場)
- 第13回(2003年度)内田利雄(宇都宮競馬場)
- 第14回(2004年度)菅原勲(岩手県競馬組合)
- 第15回(2005年度)内田博幸(大井競馬場)
- 第16回(2006年度)吉田稔(名古屋競馬場)