ザ・シンフォニーホール
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ザ・シンフォニーホール | |
所在地 | 大阪府大阪市北区大淀南 |
完成 | 1982年 |
収容人員 | 1704人 |
客席数 | 1704席 |
設備 | パイプオルガン(スイス・クーン社製、三段鍵盤、54ストップ、パイプ数3732本) |
用途 | クラシックコンサート |
運営団体 | 朝日放送株式会社 |
アクセス | JR大阪駅から西へ徒歩15分 JR福島駅から北へ徒歩7~10分 |
外部リンク | 朝日放送公式 |
クラシック音楽 |
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作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
ザ・シンフォニーホールは、日本で初めて建設されたクラシックコンサート専用ホール。所在地は、大阪府大阪市北区大淀南。ホールのすぐ南は福島区との境目になる。朝日放送が運営。音響の素晴らしさで内外から高い評価を得ている。
目次 |
[編集] 概要
満席時、残響2秒となる先進音響技術を導入し、設計・建設された。 座席数1704のホール内には、スイスのクーン社製パイプオルガン(3段鍵盤・54ストップ・パイプ数3732本)を設置。座席は3層になっており、ステージ側方や後方にも座席があるアリーナ・シアター形式である。
1階は、アプローチやチケット売り場、クロークなど。2階は、グランドホワイエで、ティーラウンジと展示スペースがある。3階以上がホール客席である。
1982年、朝日放送開局30周年を記念して建設され、朝比奈隆指揮の、ワーグナー作曲「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲に始まった大阪フィルハーモニー交響楽団のコンサートでホールのこけら落としが行われた。
2002年には、このホールの活動が評価され、朝日放送は企業メセナ協議会のメセナ大賞を受賞した。しかし、2004年12月22日に、朝日放送が同ホールの赤字圧縮のため、命名権の売却を視野に入れている事が明らかになった(朝日放送による保有・運営は継続)。クラシック音楽界全体の不況のため、現在はピーク時の1994年に比べ、入場者が大幅に減り赤字が続いているという。
繁華街の梅田の近くにあるが、ホール周辺は夜でも人通りが少ない。隣接地には、朝日放送の本社などがあり、ホールを含めて「ABCセンター」と呼ばれるが、2008年に朝日放送本社は福島区に移転し、現在のABCセンターの建物は当ホールを除き解体される予定である。
[編集] ザ・シンフォニーホールアワー(ラジオ番組)
ABCラジオでは、日曜日朝7:15~7:55に、ホールで行われたコンサートの内容をピックアップして放送している。
司会は桂小米朝と角野啓子、スポンサーはホールの設計施工を行った大成建設(大阪タワーなど朝日放送の他の施設も施工している)である。
[編集] 所在地
- 大阪府大阪市北区大淀南二丁目3-3
[編集] 外部リンク
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