シマウマ
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シマウマ | ||||||||||||||
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シマウマ(縞馬)はウマ目・ウマ科に属し、ウマと同じEquus属に分類される動物である。鮮やかな白黒の縞模様が特徴である。ちなみに、この縞模様は白地に黒の縞であるが、稀に黒地に白の縞の個体も存在する。この縞模様は、動物達の目が色を区別することができないため、白と黒の2色であっても遠くから見ると草原の模様に酷似し判別しにくい。
大きな耳、先端がふさ状になった尾など、その姿は野生のロバとよく似ている。年をとると気性が荒くなり背中の構造が負荷に弱いなどの点から、荷物運搬・農耕・競馬には適さないとされる。しかし今現在なぜシマウマは年を取ると気性が荒くなるのかは不明。
[編集] 分類
- シマウマ Equus quagga
- Burchell's Zebra, Equus quagga burchellii
- グラントシマウマ, Equus quagga boehmi
- Selous' zebra, Equus quagga borensis
- Chapman's Zebra, Equus quagga chapmani
- クロウシェイズシマウマ, Equus quagga crawshayi
- ヤマシマウマ, Equus zebra シマウマの中では最も小型の種。南アフリカの山地に生息している。腰から尾にかけてハシゴ状の縞模様があるのが特徴。
- ハートマンヤマシマウマ, Equus hartmannae
- グレービーシマウマ, Equus grevyi 最も大型のシマウマ。ケニア北部からエチオピア、ソマリアにかけて生息している。他のシマウマに比べ、細かい縞がたくさんあるのが特徴。
その他、絶滅種としてクアッガE. quagga quaggaが挙げられる。頭部、首および肩だけに縞のあるシマウマであったが、乱獲により1880年ごろ野生状態のものは絶滅している。アムステルダム動物園で飼育されていた最後の一頭も1883年に死亡し、剥製でしかその姿を見ることはできない。