ダッシュ!四駆郎
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『ダッシュ!四駆郎』(だっしゅ!よんくろう)は徳田ザウルスによる児童漫画。またそれを原作にしたテレビアニメ。 また、ポスター及びチラシのみの連載として、『真ダッシュ!四駆郎』が存在する。
目次 |
[編集] 概要
「コロコロコミック」(小学館)1987年12月号~1992年3月号まで連載。うち、1991年5月号からはタイトルに2が付く。単行本はてんとう虫コミックスより発刊、全14巻。
少年漫画史上初のミニ四駆を専門題材とした本格ストーリーを持つ漫画。
アニメは1989年10月3日より1990年3月27日までテレビ東京系全国ネットで全25話を放映。製作はテレビ東京及びアウベック/スタッフ21。
現在においてもミニ四駆ジャンルの草分け的存在として語り継がれている。現在「第一次ミニ四駆ブーム」と呼ばれているミニ四駆流行の火付け役となった中心的作品。同種の作品としては「第二次ミニ四駆ブーム」の中心的作品となったこしたてつひろの「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」などがあり、それら作品の基本アーキテクチャーとそれに伴う商業的展開メソッドの殆どが、この作品によって確立されたと言っても過言ではない。
ちなみに「第一次ミニ四駆ブーム」にてその牽引役となった漫画作品は他におちよしひこの「GO!GO!ミニ四ファイター」や、樫本学ヴの「爆走! ダッシュクラブ」、こしたてつひろの「燃えろ!アバンテ兄弟」、たなかてつおの「ミニ四トップ」などが挙げられる。
アニメ版は作品人気が上々だったものの、番組構成の都合上、残念ながら2クールで終了。この後、ミニ四駆ブームは一端沈静化に向かうものの、タミヤとコロコロは根強く展開を続け、1990年7月にはテレビスペシャル版「ダッシュ軍団VSホライゾン軍団」が放送された。
この作品の後、数年を経て「レッツ&ゴー!!」で再び大ミニ四駆ブームが起きる事となる。
[編集] TIPS
- この作品の連載当初はまだ「ミニ四駆」の概念がまだ曖昧であった。現在では、「ミニ四駆」は田宮模型の登録商標であり、同社以外より発売された品やオリジナルで個人開発した品は「ミニ四駆」ではありえない。しかし当時はそうした製品も一部で「ミニ四駆」と同様の扱いを受けていたため、本来なら「ミニ四駆」ではないハズのものも「ミニ四駆」として扱われている場合がある。ミニ四駆が田宮模型の登録商標として認識され、その概念が確立されるのは、当作連載後期あたりになる。
- 当作には現実のミニ四駆にはありえない超設定が頻発する。主人公たちの扱うダッシュ軍団の標準シャーシがその代表格。現実のミニ四駆ではシャーシの素材は通常のプラスチックなのだが、ダッシュ軍団のシャーシ素材は皇の独自開発品であるためカーボンファイバーによる軽量の繊維強化プラスチックが使われている。この他にもボール式デファレンシャルギアを搭載したマシンや「スーパーVシステム」なる自動変速装置搭載のマシンなども登場した。ちなみに田宮模型の主催する実際のミニ四駆の一般公式大会では、田宮模型発売ではない独自のミニ四駆本体やシャーシ、パーツ等を搭載したマシンの参加はできない。
- この作品の特徴としてコース壁面の存在しないオフロード系の野外レースでは真っ直ぐにしか走れないミニ四駆の方向転換を目的としたアイテムであるガイドスティックが多用される。これはホッケーのスティックに近い形状を持つ棒で、打撃面にあたる部分をミニ四駆に当てる事で方向転換をしていた。そのため当時の子どもたちはこぞってガイドスティックを自作していたが、実際のレーサーミニ四駆の速度は子どもの足では追いつけないほどのスピードを持っていたため、前述のようなガイドスティックでのミニ四駆の操作は不可能に近い。なお、これを無理矢理実現するためにギヤ比を調整して低速で走る改造を行っている子どもはいた。レーサーミニ四駆におけるレーシングの魅力はそのスピードにもあるため、レースには勝てなくなるだけの無駄な改造という意見が多数を占めるが、「ミニ四駆も玩具である以上、遊んでいる子供たちが楽しめるのであればそれで良し」とも言える。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
[編集] ミニ四駆選手権編
幼き少年の日。少年・四駆郎の前からレーサーの父・源駆郎が究極のレースに出走するため旅立った。別れを拒む息子に、父は一台のミニ四駆を託す。いつか息子が自らのことを解ってくれる日を信じて。
父の旅立ちから数年の後、四駆郎はわんぱくな小学生に成長していた。地元で開催されたミニ四駆レースに出走した四駆郎は、あるトラブルに巻き込まれ、同じレース出走者であるタンクローという少年の怒りを買う。そこに皇と名乗る男が仲裁に入った。皇はレースによって決着をつけることを提案。四駆郎は見事にレースに勝ち、タンクローと仲直りする。
後日、皇は自らの住むクルーザーに四駆郎たちを招待。そこで四駆郎の持つマシンが自らの作ったものである事を明かす。と、同時に四駆郎たちに自分の妹である輪子と大きな屋敷に住む進駆郎、パンクローに引き合わせる。皇はこの五人でチームを作り、本格的なミニ四駆のチーム全国大会とその制覇を目指す心づもりだったのだ。
紆余曲折を経てチームは結成。皇の手によるニューマシンを手にして四駆郎たちは「ダッシュ軍団(ダッシュ・ウォリアーズ)」のチーム名で大会に挑む事になる。しかし戦いの中、ダッシュ軍団は自分たちのルーツとなる幻のマシン「地平(ホライゾン)」の存在を知らされ、その後継を巡る争いに巻き込まれる事となる。
伝説のマシン・ホライゾン。そして、ホライゾンの後継を狙う者たちと、一方でホライゾンの流れを組む者を倒そうと狙う者達。それら全てを巻き込みながら、物語はホライゾンの謎と、そのマシン製作者である四駆郎の父・源駆郎の消息の謎をはらんで盛り上がっていく。果たして四駆郎は父との再会を果たす事ができるのだろうか?
[編集] 黒い風編
(単行本12巻以降。タイトルに2が付く部分。) ミニ四駆選手権終了を期にダッシュ軍団は解散する。四駆郎は燃えるものを失い、ただ日々を過ごしていた。
ある時、黒い風(ブラックミストラル)と呼ばれる謎のレーサーが現れる。四磨,大道,三皇帝ら、選手権で戦ったライバルが悉く敗退していく。鬼堂院も例外ではなかった。
四駆郎の家を訪れた鬼堂院は、桃太郎が黒い風から挑戦を受けていることを知り、四駆郎,源太と共に桃太郎を訪ねる。 そこで四駆郎達はフロントミッドシップマシン・ソリチュードを持つ砂布欽二郎と出会う。
砂布欽二郎とは?そして、黒い風の目的とは?
[編集] 登場人物
[編集] ダッシュ軍団
- 日ノ丸四駆郎(ひのまる よんくろう) (声優:野沢雅子)
- ミニ四駆好きの熱血少年。幼い日に父から託されたマシン「ブーメランJr.」を自らの命と同等の宝物としており、この「ブーメラン」のシャーシは後に四駆郎のメインマシンとなる「ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)」へとそのまま受け継がれている。これは後に四駆郎がよりパワーのある別シャーシ車「ダッシュ01号・超皇帝(スーパーエンペラー)」のプレイヤーとなっても変わる事はなく、己にとって大事なレースには必ず「皇帝」を使う程であった。
- 選手権終了後、ダッシュ軍団が解散したことでヤル気をなくしていたが、黒い風とのレースで復活。地獄キャラバンに新生ダッシュ軍団で参加する。
- 使用マシン
- ブーメランJr.(特別シャーシ使用)→ジェットブーメラン(対ゲリラ戦用改造版)→皇帝(エンペラー)→超皇帝(スーパーエンペラー)→大帝(グレートエンペラー)→自由の皇帝(リバティエンペラー)→大地皇帝(ジオ・エンペラー)
- F(フォーミュラ)ホライゾン(特別編1回のみ)
- 戸田弾九郎/タンクロー(とだ だんくろう) (声優:玄田哲章)
- 四駆郎が地元レース会場で出会った少年。アニメでは戸田弾駆郎となっている。肥えたガタイを持ち、使うマシンも体型と同じくパワータイプのものが多くメインマシンとなる「ダッシュ2号・太陽(バーニング・サン)」も同様のタイプ。巻き込まれたトラブルで自らのワイルド型ミニ四駆を失い、それを四駆郎のせいと思い対決。負けはしたものの、再びマシンを失いそうになった際、四駆郎が自らの命をも顧みずにタンクローのマシンをかばった事によって感極まり友となる。愛車「太陽」はその後、チーム桃太郎侍のフロントミッドシップマシンとの遭遇に対して四駆郎の力となるため、相手チームより技術交流を果たしたタンクロー自身の手により「太陽/Ver.2-FM(バーニングサン・バージョン2フロントミッドシップ)」とも呼ぶべき「ダッシュ02号・新太陽(ネオ・バーニングサン)」として生まれかわる事になる。
- 黒い風編では、四駆郎達の危機に駆けつける。
- 使用マシン
- ホットショットJr.→太陽(バーニングサン)→新太陽(ネオバーニングサン/バーニングサン・フロントミッドシップバージョン)→恐竜(ワイルドザウルス)→超太陽(ブレイジングサン)
- 南進駆郎(みなみ しんくろう) (声優:関俊彦)
- 海岸沿いの屋敷に住む金持ちの少年。ミニ四駆界の頂点に立つ事を望んで一人孤独の道を歩もうとするが、四駆郎との戦いと交流の中で友情に目覚め、ダッシュ軍団に参加する。メインマシンはスピード重視の「ダッシュ3号・流星(シューティング・スター)」。パンクローとは唯一無二の親友で、勝負の場に彼がいないと心配で調子を崩すほど。進駆郎が生まれてまもなく両親が離婚し、母と姉と3人で暮らしていたが、再婚した父の会社の跡継ぎとするため南家に引き取られることとなった。その後、姉のレーシングチームを巡って額に十字の傷を負った。傷は手術で消えたが、心が燃えるとき南十字星のように現れるらしい。未完の必殺技として「サザンクロスエキスプレス」がある。
- 黒い風編では、四駆郎達の危機に駆けつける。
- 使用マシン
- ファルコンJr.カスタム(6V改造車)→流星(シューティング・スター)→スーパー・シューティング・スター
- 地味貢二/パンクロー(じみ こうじ) (声優:津久井教生)
- 進駆郎の幼馴染み。常にパンクメイクでギターを持っている。素の状態では気弱で軟弱ないじめられっこ。メイクの無い状態では、何も言い返したり抵抗したりする事ができない。が、メイクをした瞬間に人格が強気なロッカー気質に変わる。マシンの早組みが得意であり、進駆郎のペースメーカ役。メインマシンは加速力重視の「ダッシュ4号・弾丸(キャノン・ボール)」で、スタートダッシュの速さは他の追随を許さない。また、電気を溜めてモーターに流す「コンデンサー回路」を内蔵しているが、使用限界が一回きりであり、しかも使用後はマシンそのものが大爆発を起こすという、相討ち覚悟の「諸刃の剣回路」のため、使うには相当の覚悟が必要。全国大会2回戦・忍者ウォリアーズ戦では、分身するマシンを走行音で見破った。
- 黒い風編では、四駆郎達の危機に駆けつける。
- 使用マシン
- スーパードラゴンJr.→弾丸(キャノン・ボール)→キャノンボール・ウェイル (コロコロコミック連載当時のキャノン・ボールと後のキヤノン・ボールでは形が違う)
- 皇輪子(すめらぎ りんこ) (声優:佐久間レイ)
- ダッシュ軍団監督、皇快男児の妹。強気で聡明。チーム内部を調整するダッシュ軍団の緩衝材役。メインマシンとしてダウンフォースを味方につける転倒事故不可能マシン「ダッシュ5号・舞伎(ダンシング・ドール)」を持つ。
- 黒い風編では、四駆郎達の危機に駆けつける。
- 使用マシン
- ホーネットJr.→舞伎(ダンシング・ドール)→デイム・ザ・ダンシング・ドール (コロコロコミック連載当時のダンシング・ドールと後のダンシング・ドールでは形が違うが、単行本では1コマのみ元のが描かれている)
- 皇快男児(すめらぎ かいだんじ) (声優:中尾隆聖)
- 輪子の兄。ダッシュ軍団監督であり、全ダッシュ系列の生みの親。源駆郎のナビゲーターとして地獄ラリーに参加した。
- ワンクロー
- 神社で進駆郎が密かに飼っていた犬。四駆郎と進駆郎の勝負の頃から皇の船で飼われることになり、以後ダッシュ軍団のマスコット的存在になる。
- 源太
- 四駆郎がなくした皇帝を拾い、四駆郎の舞伎(輪子から借用)と勝負する。四駆郎が勝利し、それをきっかけに四駆郎を「兄貴」と呼ぶようになる。ミニ四駆選手権全国大会からダッシュ軍団の補欠として登録。
- 使用マシン
- 皇帝(四駆郎がなくした時)→皇帝(源太手作り)→恐竜(ワイルドザウルス)
- ムサシ
- 源太の町の高級料理店・白鯨亭の店長の息子。本来オフロードマシンであるミニ四駆に誇りを持っていて、ワイルドミニ四駆・白鯨を使用する。ミニ四駆選手権全国大会からダッシュ軍団の補欠として登録。全国大会準決勝では、四駆郎以外のマシンが整備不良で出場できない事情の為、新皇帝を借りて出場した。
- 使用マシン
- 白鯨(モービーディック)
[編集] チームU、U2
- 博(ポー)
- 「チームU」の監督。超人的な身体能力と気功法を有する。源駆郎、皇快男児とは旧知の仲。
- 鬼道院陣(きどういん じん) (声優:中村秀利)
- 「チームU」のリーダーで、小輪寺超絶房の房主。ダッシュ軍団以前に皇が作ったチームに参加しており、原始皇帝はその際に使用したマシン。輪子曰く「鬼」。強靭な肉体を求め老師博(ポー)に弟子入りする。地区予選決勝以後は、ダッシュ軍団の協力者となる。
- 黒い風に破れ、己の未熟を悟り修行に入るが、四駆郎・桃太郎・源太vs黒い風での黒い風の手口に怒り、プロトエンペラーZXを駆り、新生ダッシュ軍団参加を決める。
- 使用マシン
- 原始皇帝(ダッシュX-1 プロトエンペラー)→原始大帝(プロトエンペラーZX)→プロトエンペラーコアタンク
- 加藤隼(かとう じゅん) (声優:森川智之)
- 「チームU」のメンバーで、小輪寺眼力房の房主。
- 安藤礼(あんどう れい)
- 「チームU」のメンバーで、小輪寺怪力房の房主。
- 日向葵(ひゅうが あおい) (声優:高山みなみ)
- 「チームU」のメンバーで、小輪寺俊足房の房主。通称「ひまわり」。いつもは前髪で顔を隠しているが、進駆郎との戦いで女と発覚。
- 女性チームを率いて地獄キャラバンにも参加している。
- 神崎操(かんざき そう)
- 「チームU」のメンバーで、小輪寺平行房の房主。小輪寺で四駆郎と勝負した際に敗れている。
- 鬼道院姫子(きどういん ひめこ) (声優:小野寺啓子)
- 「U2」リーダー。メンバーからは「姫様」と呼ばれる。陣の妹。
- 使用マシン
- クルーセイダー(アバンテJr.のカスタム仕様)
- 富士山
- 「U2」メンバー。
- 使用マシン
- クルーセイダー(アバンテJr.のカスタム仕様)
[編集] チーム桃太郎侍
- 木尾桃太郎(きび ももたろう)
- 岡山県代表「チーム桃太郎侍」のリーダー。シャーシの前部にモーターを置いたフロンとミッドシップマシン・クリムゾンGを使用する。ニセ鬼堂院事件で本物の鬼堂院とも親交がある。
- 新生ダッシュ軍団として地獄キャラバンに参加するが、黒い風との敗戦や、砂布の登場によって徐々にかませ犬度が増している感じは否めない。
- 使用マシン
- クリムゾンG(グローリー)
- 犬神闘太(いぬがみ とうた)
- 岡山県代表「チーム桃太郎侍」のメンバー。元々は平野地区のレーサーをまとめ、地区代表を目指していたが、代表をかけたレースで桃太郎に負けた際にチームに誘われ、以後チーム桃太郎侍に参加した。
- 使用マシン
- クリムゾンT
- 奥山喜次郎(おくやま きじろう)
- 岡山県代表「チーム桃太郎侍」のメンバー。元々は山間地区のレーサーをまとめ、地区代表を目指していたが、代表をかけたレースで桃太郎に負けた際にチームに誘われ、以後チーム桃太郎侍に参加した。桃太郎のマシンのギヤーが欠けた際に、自らのマシンを壊し、勝負を桃太郎に託した。
- 使用マシン
- クリムゾンE
- 猿渡赤彦(さるわたり あかひこ)
- 岡山県代表「チーム桃太郎侍」のメンバー。元々は木尾村のレーサーをまとめ、地区代表を目指していたが、代表をかけたレースで桃太郎に負けた際にチームに誘われ、以後チーム桃太郎侍に参加した。
- 使用マシン
- クリムゾンA
- 木尾走一郎(きび そういちろう)
- 岡山県代表「チーム桃太郎侍」の監督。桃太郎の祖父。図面を基にクリムゾンシリーズを作った。
[編集] ミニ四区選手権参加者
- 大道将志(だいどう まさし) (声優:鈴木清信)
- 「ヘルス・キッズ」のキャプテンでエース。チームメイトの2倍はあろうかという巨漢で、フェアプレーを好む。
- チームを率いて地獄キャラバンにも参加している。
- 斉藤 (声優:堀本等)
- 「ヘルス・キッズ」のメンバー。ダッシュ軍団との2回戦第1レースに出場。
- 藤田 (声優:松尾貴司)
- 「ヘルス・キッズ」のメンバー。ダッシュ軍団との2回戦第1レースに出場。
- 山森一騎 (声優:安部敦)
- 「ヘルス・キッズ」のメンバー。ダッシュ軍団との2回戦第2レースに大道と共に出場。
- 杉田 (声優:稲葉光則)
- 「ヘルス・キッズ」のメンバー。ダッシュ軍団との2回戦第3レースに大道と共に出場。
- ヒロシ
- 「ヘルス・キッズ」の補欠、選手権には他の補欠と共にチーム「デスパレード」として出場。四駆郎と勝負することで参加を果たしたが、1回戦でヘルス・キッズに敗れた。
- 諸星太一(もろぼし たいち)
- 5つ子で構成されたチーム「諸星ブラザース」のメンバー。ダッシュ軍団とは別地区で予選に参加、全国大会ベスト8にも残っている。ダッシュ軍団の噂を聞き、実力を確かめるためにRCで勝負を挑むが、四駆郎の起点により敗れ去る。
- マイク
- 「ジェット軍団」のメンバー。地味だが地区予選準決勝出場する実力がある。準決勝では鬼堂院率いるUに敗れる。
- 使用マシン
- ビッグウィッグ
- 吉本四磨(としもと よんま)
- 西大阪代表「チームヨシモト」のリーダー。関西では有名な「ポップ吉本」。ウルセーナの一件で四駆郎と勝負をした。チューニングの神様と呼ばれ、全国大会準々決勝では特色のあるステージに的確な改造を施したマシンでダッシュ軍団を苦しめた。
- 男鹿八郎(おが はちろう)
- 秋田県代表「チームファントム」のリーダー。優勝候補として名前が挙げられたが、結局ストーリーに絡むことはなかった。
- 翔矢恵子(しょうや けいこ)
- 東東京代表「ヘビーメタル軍団(ウォリアーズ)」のリーダー。優勝候補として名前が挙げられたが、ダッシュ軍団との準決勝には補欠の三皇帝のみが出場した。
- 閻魔地獄丸(えんま じごくまる)
- 三重県代表「忍者ウォリアーズ」のリーダー。ダッシュ軍団以前に皇が作ったチームに参加しており、影皇帝を使用する。
- 使用マシン
- 影皇帝(ダッシュX-5 シャドーエンペラー)
- 聖響子(ひじり きょうこ)
- 東東京代表「ヘビーメタル軍団(ウォリアーズ)」の補欠で、真のリーダー。ダッシュ軍団以前に皇が作ったチームに参加しており、神聖皇帝を使用する。三皇帝の1人。
- 使用マシン
- 神聖皇帝(ゴッドエンペラー)
- 風神皇帝
- 東東京代表「ヘビーメタル軍団(ウォリアーズ)」の補欠で、三皇帝。ダッシュ軍団以前に皇が作ったチームに参加しており、風神皇帝を使用する。
- 使用マシン
- 風神皇帝(ハリケーンエンペラー)
- 魔道皇帝
- 東東京代表「ヘビーメタル軍団(ウォリアーズ)」の補欠で、三皇帝。ダッシュ軍団以前に皇が作ったチームに参加しており、魔道皇帝を使用する。
- 使用マシン
- 魔道皇帝(デビルエンペラー)
[編集] 黒い風編
- 砂布欽二郎(さぶ きんじろう)
- クリムゾンとは別系統のフロントミッドシップマシン・ソリチュードを使用する謎の少年。鬼堂院曰く「もしチームを組んで全国大会に参加していれば、優勝は確実といわれた男」。風貌と名前はムーミンのスナフキンに酷似している。
- 使用マシン
- ソリチュード→エアロソリチュード
- 烈風(れっぷう)
- 黒い風のリーダー。2輪駆動の黒い風を使用する。四駆郎との勝負に負けた後黒い風から事実上追放されるが、
- 使用マシン
- 黒い風(ブラックミストラル)→黒い風(名称は同じだが、性能・形状が異なる)
- 島袋
- 地元沖縄のチームのキャプテン。沖縄空手流ヌンチャクスティックとサブマリンミニ四駆を使用する。烈風が四駆郎に敗れた後は黒い風のリーダーとなる。
- 使用マシン
- (名称不明サブマリンミニ四駆)→黒い風
- 長老
- 黒い風の長老。元地獄ラリーの参加者で、おろちヶ島の地下で源駆郎の車とデットヒートの末、事故。大怪我を負った。
[編集] その他
- 日の丸源駆郎(ひのまる げんくろう) (声優:仲村秀生)
- 四駆郎の父。レーサー。地平の持ち主。また、皇快男児から受け取ったスーパーエンペラーを改造し、グレートエンペラーを作成した。地獄ラリーの最中、行方不明となっている。また、南米アマゾンでは、湖を割り少女を助けたとして神と言われている。
- 地獄ラリーの最中、おろちヶ島の地下でデットヒートの末、事故。記憶喪失になった。
- 使用マシン
- 地平(ホライゾン)→スーパーエンペラー(グレートエンペラー改造前)→グレートエンペラー(スーパーエンペラー改造後)→ホライゾン・バウンドレス
- ジャッキー坂田 (漫画にのみ登場)
- ダッシュ軍団のもとに地平を届けに来た人物。地平を届けることで、源駆郎の無事を伝えることが目的であったが、その地平を四駆郎がレースに持ち込んだために、ダッシュ軍団は思わぬ苦戦を強いられることになる。ひげ面にボサボサの長髪と容姿が源駆郎にそっくりなため、四駆郎は父が地平を届けてくれたと勘違いしていた。
- バア (声優:片岡富枝)
- 四駆郎の祖母。アニメでは応援でチアリーダーを務めたこともあった。
- 前戸 (声優:山口勝平)
- ミニ四駆レースの解説を担当する。タミヤ模型の宣伝部(当時)所属で通称「前ちゃん」こと前田靖幸をモデルにしており、本人と同じ位置にほくろがあるが、眼鏡ではなくサングラスをかけている。
- 宮田会長
- 日本ミニ四駆協会会長で、選手権全国大会で試走式をした。ミニ四駆協会会長でありながら、「スイッチはどこかね?」という発言をする人物。
- 河合アナ (声優:西原久美子)
- ミニ四駆選手権の実況を担当するアナウンサー。
- 安西
- 南家の執事。
- 風子
- 進駆郎の実姉。両親の離婚後、進駆郎が南家に引き取られるまで母と3人で暮らしていた。サザンクロスカントリーに参加するチームに所属している。
- 船長
- かていさあく丸の船長。海賊と戦ったり、船の墓場から脱出したりと武勇伝を語るようだが、真偽は定かではない。
- 地獄キャラバンの開催地「おろちヶ島」まで新生ダッシュ軍団を連れて行った。
- ゴキブリじじい
- 機関区をねぐらとしているヨッパライ。元機関車の運転手で、今や使われなくなったC62を宝物として整備している
- 後にスクラップ屋を始める。
- アイルトン・ウルセーナ
- F1ドライバー。イタリアGPでの事故以来不調続きだったが、四駆郎と四磨の死闘を見てF1スピリットを思い出す。
- 一平
- ダッシュ軍団が合宿で利用した、とある温泉街の温泉旅館の息子。沼の神様を釣り上げることを目論む。
- シド
- 南米アマゾンに住む少年。神から授かったと言う、地平に似たマシンを持つ。
- ココ
- 南米アマゾンに住む少女。神から授かったと言う、地平に似たマシンを持つ。
- 聡
- 入院している少年、無線のコールサインは「四駆郎」。手術の日に行われた一番星らとのレースには、本家の四駆郎が聡のシャーシと舞伎のボディで出場した。
- 一番星
- 聡の無線仲間のトラック運転手。
- C・T
- 源駆郎のラリー仲間。ミニ四駆仲間でもある。
- アナスタシア
- C・Tの幼なじみで、修道女。魔女の疑いをかけられている。
- アイルトン・ゼナ
- ブラジルのRC・F1レーサー。貧乏で、弟2人と妹1人がいる。
- ホセ・アレハンドロ
- ブラジルのRC・F1チャンピオン。
- 徳田ザウルス (声優:徳田ザウルス)
- 作者本人。自画像は頭に鉢植えの花。
- アゴ山 (声優:上田敏也)
[編集] アニメ版スタッフ
- 演出:武藤裕治
- 音楽:宮原恵太
[編集] 主題歌
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