ダニエル・リベスキンド
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ダニエル・リベスキンド(Daniel Libeskind, 1946年5月12日 - )は、ユダヤ系アメリカ人建築家。ポーランド生まれ。
彼の両親はホロコーストの生存者で、彼は1965年にアメリカ国籍を取得した。1965年にブロンクス高校を卒業する。
以前は建築評論や、建つ見込みのない建築案に関するドローイング「マイクロメガス」などで有名で、脱構築主義の建築思想家、「建築しない建築家」として知られていたが、1988年のベルリンのユダヤ博物館コンペ当選後、主として美術館や博物館などの様々な設計の仕事が舞い込んだ。2001年に広島市主催の美術賞、第5回ヒロシマ賞(英語名:HIROSHIMA ART PRIZE)を受賞。
アメリカ同時多発テロ事件後の世界貿易センター跡地再建コンペに当選し、業務・商業用ビルも手がけることとなった。これは1776フィート(約541メートル)の高さの「フリーダム・タワー(自由の塔)」と、数本の高層ビルとツインタワー跡地の慰霊スペースからなり、2010年に完成予定だが、土地所有者のニューヨーク・ニュージャージー港湾局や、旧ビル保有者である不動産開発業者などの思惑が絡み、当初の構想が活かせないピンチにある。
[編集] 主な作品(予定含む)
- ユダヤ博物館:ドイツ、ベルリン
- 帝国戦争博物館:イギリス、マンチェスター
- フェリックス・ヌスバウム美術館:ドイツ、オスナブリュック(cf.フェリックス・ヌスバウム)
- ヴィクトリア&アルバート美術館増築:イギリス、ロンドン
- デンバー美術館増築計画:アメリカ、デンバー
- 王立オンタリオ博物館:カナダ、トロント
- フリーダム・タワー:アメリカ、ニューヨーク