デュドネ・コスト
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デュドネ・コスト(Dieudonne Costes、1892年11月14日-1973年5月18日)はフランスのパイロットである。第一次世界大戦で6機を撃墜しエースパイロットになる。第1次大戦後、いろいろな飛行記録で、航空史に名前を残している。
[編集] 主な飛行記録
- 1927年10月10日から1928年4月28日の間の世界一周飛行(ただしサンフランシスコ・東京間は船で移動した)を行った。途中、南大西洋(セネガル、ブラジル間)の初の無着陸横断飛行を達成した。使用した機体はブレゲー19型機である。(『ナンジェセール・エ・コリ号』:大西洋横断に挑戦して、死亡した2人のパイロットの名にちなむ。)のべ約65,000kmを338時間の飛行時間で航法士Joseph LeBrixと共に飛行した。
- 1929年7月13日 パリ-ニューヨーク大西洋逆横断に挑戦。14時間後に断念
- 1929年9月27日 51時間19分、7,905kmの世界長距離記録の新記録を樹立
- 1930年9月1日 モーリス・ブロンとパリ-ニューヨーク大西洋逆横断に成功した。ブレゲー19改『ポワン・タンテロガシオン(疑問符)号』でパリのル・ブルジェ飛行場からニューヨークのカーチス飛行場までを37時間18分で飛行した。
カテゴリ: フランスのパイロット | 1892年生 | 1973年没