フォートレス・エクスプロレーション
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フォートレス・エクスプロレーション(Fortress Explorations)は、東京ディズニーシーにあるアトラクションの一つ。メディテレーニアンハーバーに位置する。
目次 |
[編集] 概要
フォートレス・エクスプロレーション | |
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オープン日 | 2001年9月4日 (東京ディズニーシーと同時にオープン) |
スポンサー | 日本ユニシス |
所要時間 | フリー |
利用制限 | なし |
ファストパス | 対象外 |
シングルライダー | 対象外 |
メディテレーニアンハーバーの西側にあり、要塞のような作りになっている。アトラクション内は自由に歩いて見て回ることができる。アトラクション内には3つのレストラン(「マゼランズ」、「マゼランズ・ラウンジ」、「リフレスコス」)が存在する。
アトラクションへの出入り口は、ポンテ・ベッキオ(「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」に平行している橋)側と、ミステリアスアイランドへの通路側の2ヶ所ある。どちらからでも入ることができるが、この2ヶ所の出入り口は通路としても使われるため、混み合うことが多い。
アトラクション内にはさまざまな展示物があり、実際に見たり触ったりすることができるなど、博物館のようなアトラクションである。
[編集] 内容
ネタばれ注意 : 以降に、アトラクションの内容が記載されています。
こうした情報を得たくない場合は閲覧を中止することをおすすめします。
アトラクション内は大きく3ヶ所に分けることができる。それぞれのエリアは自由に行き来ができる。
[編集] フォートレス
[編集] イリュージョンルーム
四角い部屋には壁や天井、床まで巨大な絵が描かれており、その手前には凹レンズがあるスタンドが設置されている。普通に室内を見てもただ壁や床に絵が描かれているだけだが、凹レンズを通して見ると、奥行きのある1枚の絵に見える。
[編集] ペンデュラムルーム
地面には小さな杭が円形に立てられており、その円の中心に巨大な振り子が天井から吊り下げられている。その振り子が左右に動き、周りの杭を倒していくことで、地球の自転を証明している。また、これはガリレオ・ガリレイの"振り子の振動の周期は振幅の大きさに関わらず一定である"という説も証明している。「ペンデュラム(Pendulum)」とは「振り子」の意。
[編集] エクスプローラーズ・ホール
16世紀ごろまでに活躍した冒険家や探検家、航海家や航海に関連する学者の肖像画やその冒険家の記録などを飾ってある部屋。レオナルド・ダ・ヴィンチやマルコ・ポーロ、フェルディナンド・マゼラン、クリストファー・コロンブスなどの人物の肖像画がある。
[編集] カメラ・オブスキュラ
薄暗い部屋の中央に、巨大な円形のボードが置かれており、そこにはメディテレーニアンハーバーの風景が映し出されている。これは潜望鏡を応用したものであり、建物上部から光が送り込まれている。ハンドルを回すことで天井の歯車に動きが伝わり、潜望鏡が回転することによって風景が動き、360°見渡すことができる。「カメラ・オブスキュラ(Camera Obscura)」とはラテン語で「暗い部屋」。
[編集] チェインバー・オブ・プラネット
ドーム型の部屋には、太陽系に見立てたオブジェがあり、太陽を中心に水星、金星、地球、火星、木星、土星の6つの惑星がある。手元には回転できる6つのハンドルがそのオブジェを取り巻くように円形にならんでおり、ハンドルを回すことによってそれぞれハンドルに対応した惑星を動かすことができる(太陽は中心にあるので動かすことはできない)。そのハンドルのところには対応している惑星に関する説明が書かれたプレートがある。さらに天井には無数の星が描かれており、様々な星座が描かれている。
[編集] フライングマシーン
レオナルド・ダ・ヴィンチが発明したオーニソプター(はばたき機)を再現したもの。実際に乗り込むことができ、翼やプロペラを動かすことができる。
[編集] アルケミーラボトリー
16世紀ごろ盛んになった錬金術を行っているという設定の部屋。室内にはさまざまな薬品などが置かれている。ここでは見学するのみで触ることはできない。「アルケミー(Alchemy)」とは「錬金術」の意。
[編集] ナビゲーションセンター
16世紀ごろ信じられていた平面の地球をラジコンの船で遊ぶことができる部屋。1回100円で、操縦桿のところに描かれているマークと同じマークが付いた船を操縦できる。
[編集] キー
[編集] カーゴ・プレイグラウンド
ルネサンス号の隣りにある、木箱や樽が積み上げられた場所。ところどころから時折、水が飛び出す。この場所の地面は子どもが転んでも怪我をしないように、柔らかい素材でできている。ルネサンス号はここから入ることができる。
[編集] ルネサンス号
キー(ふ頭)に停泊中のルネサンス号は大航海時代に活躍したガリオン船をもとにした作りで、本物かと思わせるような精巧な作りとなっている。船内は様々な場所に行くことができ、船長室や船員の集合部屋なども細かく作られている(船長室には入ることはできないが、手前から中を覗くことはできる)。また、『東京ディズニーシー5thアニバーサリー』のテーマソングである、MISIAの「Sea of Dreams ~Tokyo DisneySea 5th Anniversary Theme Song~」のCDの裏ジャケットにはこのルネサンス号の写真がある。
これらの展示物のほかにも、アトラクション内には所々に望遠鏡が設置されていたり(実際に覗くことができる)、日時計のオブジェが設置されていたりする。また、キャノン(砲台)も要塞内やルネサンス号に設置されている(実際に玉を撃つことはできないが、ドーンという音とともに白い煙が噴き出すようになっている。たまに不発のときがある。ハーバーでショーが行われるときは、全て不発で終わるようになっている)。
建物内のいたるところに、階段のほかにエレベーターも設置されており、バリアフリーも完備している。
[編集] Trivia
- アトラクション内に様々な模様をした旗が6つ並んでいる柱があるが、この旗はすべて国際信号旗でできており、旗をアルファベットにすると"MICKEY"となる(下記)。つまり、ミッキーマウスのことを指しており、隠れミッキーのひとつともいえる。この旗の写真は日本ユニシスのフォートレス・エクスプロレーションのページでも見ることができる(#外部リンク参照)。実際に掲げられているのは下記のようなシンプルなものではなく、所々デザインが変わっていたり、エンブレムが入っていたりする。
[編集] 外部リンク
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