マージナルプリンス~月桂樹の王子達~
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マージナルプリンス~月桂樹の王子達~ | |
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ジャンル | 女性向け恋愛シミュレーションゲーム |
テレビアニメ | |
監督 | 稲垣隆行 |
シリーズ構成 | 早坂律子 |
キャラクターデザイン | 佐々木敏子 (原案:甲斐智久) |
アニメーション制作 | 東京キッズ、studioT&B、ゴンジーノ |
製作 | 聖アルフォンソ学院理事会 |
放送局 | RKB毎日放送他、地上波・CSなど8局 |
放送期間 | 2006年10月1日 - 2006年12月24日 |
話数 | 全14話(TV未放送1話) |
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『マージナルプリンス~月桂樹の王子達~』は、NTTドコモのi-modeで2005年8月15日より配信されている初の携帯特化型女性向け恋愛シミュレーションゲームで、2006年2月からはauのEZWebでも配信が開始されている。
目次 |
[編集] ゲームの内容
プレイヤーの弟であるユウタは、知り合いの推薦で全寮制の聖アルフォンソ学院に留学することとなった。そこは聖アルフォンソ島と呼ばれる島にあり、周りを月桂樹の森で囲まれているため、島民からは「月桂樹の館」と呼ばれている。学院の敷地は特別自然保護区となっており、関係者以外は立入禁止で更にセキュリティーがしっかりしていることから、学院は全世界のワケあり生徒達が集まる避難所の役割も担っている。 生徒達は各々のホットラインを持っていて、島内まで電波は届くのだが携帯電話を持っておらず、従って携帯電話を持っているのはプレイヤーの弟であるユウタだけである、という設定。電話を掛けたプレーヤーに対し、ユウタはテレビ電話機能内蔵の携帯電話を通して留学先の生徒たちを紹介する。弟の携帯電話と通して彼らと仲良くなり、愛のメッセージやラヴソングをゲットするのを目的としている。
[編集] ゲームシステム
ユウタの携帯電話を介し、プレイヤーとキャラクターとの会話が選択肢形式に進められることでストーリーは展開していくが、時にはプレイヤーとの会話ではなく、キャラクター同士の会話をうかがうという形で進むこともある。会話での選択肢によって手に入る着ボイス(待ちうけ画像)は異なり、恋愛ポイントと呼ばれる好感度も変わる。また現実時期に合わせたイベントも用意され、特別な待ち受けや着ボイスが手に入るといった工夫もなされている。 そしてこのゲームの最大の特徴は、携帯電話という形態が持ち得る特性を最大限に活かしている点にある。キャラクターからプレイヤーの携帯に電話が掛かってきたり(時間帯はあらかじめ設定できる)、電話NTTコミュニケーションズの音声認識システムを利用することで、双方の会話を可能な限り実現している。そういった意味合いでは新しく画期的な携帯ゲームである。
[編集] キャラクター
- ジョシュア・グラント(Joshua Grant)
- アルフレッド・ヴィスコンティ(Alfred Visconti)
- アンリ=ユーグ=ド=サン・ジェルマン(Henri-Hugues de Saint Germain)
- シルヴァン・クラーク(Sylvain Clark)
- 小林 春也(Haruya Kobayashi)
- ユウタ
- 染谷俊教授(Prof. Shun Someya)
- スタニスラフ・ソクーロフ(Stanislav Sokurov)
- ミハイル・リューリコヴィッチ・ネフスキー
- 声:宮田幸季
[編集] その後の展開
- ゲーム配信に先駆け2005年7月2日から2006年3月31日まで、ラジオ関西にて『レディオマージナル 置鮎龍太郎の「君へ、おやすみ」』が放送されていた、こちらは地上波ラジオから数日遅れで、携帯電話ではVポータル、PCではMUMIXラジオにてストリーミング配信もされていた。
[編集] アニメ
2006年7月8日、公式サイトにてTVアニメ化が発表され、10月~12月にUHF各局他で放送。
[編集] アニメ版の特色
- 本来、ユウタの姉(プレーヤー)が男性キャラクターと仮想恋愛を楽しむと言うのがこの作品の趣旨であったが、アニメ版ではユウタと男子同級生との友情と葛藤の物語が主軸となっている。これは、ユウタの姉と言う不特定の女性像の在り方を守る為と、女性キャラを廃す事で別の層(801系)の顧客の支持を狙った製作サイドの意図が読取れる。実際のゲームでは同性愛的選択肢を選ぶと男性キャラの心象がマイナス(嫌われる)になるので、この点を見るとアニメが原作(ゲーム)とは違った構図でストーリーを作っていると読取れる。
[編集] アニメ版キャラクター(主人公格は同上)
- バトラー
- 声:長克巳
- アイヴィー
- 声:藤原啓治
- オーギュストン・ボージュ
- 声:渋谷茂
- エンジュ
- 声:遊佐浩二
- クリスティーナ・グラント
- 声:國府田マリ子
- 姉貴(ユウタの姉)
- 声:伊藤美紀
[編集] スタッフ
- 監督:稲垣隆行
- 原作:森本繭斗、セレンディピティ
- 企画:有馬あきこ、石川真一郎
- プロデューサー:和泉凱、秦充洋、井上律子、難波秀行
- キャラクター原案:甲斐智久
- キャラクターデザイン・総作画監督:佐々木敏子
- プロップデザイン:水谷麻美子
- シリーズ構成・脚本:早坂律子
- 音楽:岩崎文紀
- 音楽プロデューサー:藤田純二
- 音響監督:飯田里樹
- 音響制作:平田哲(ダックスプロダクション)
- 音楽制作:フューチャービジョンミュージック、イマジン
- 美術監督:東厚治
- 色彩設計:阿部みゆき
- 撮影監督:今泉秀樹
- 編集:柳圭介
- 制作プロデューサー:箕ノ口克己、吉田悟
- アニメーション制作:東京キッズ、studioT&B、ゴンジーノ
- 製作:聖アルフォンソ学院理事会
[編集] 主題歌
[編集] サブタイトル
- 翠緑のエスクエラ
- 暁のエーデルシュタイン
- 幻像のイプセ
- 陽光のフォアシュピール
- 純白のメモリア
- 閃光のアニヴェルセール
- 海風のトライフルス
- 深遠のメイズ
- 嵐のエトランゼ
- 孤高のトリスティティア
- 情熱のトロヴァーレ
- 祝祭のエンペサール
- 絢爛のアプロース
[編集] 放送局
放送局 | 放送期間 | 放送曜日及び放送時間 | 備考 |
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RKB毎日放送 | 10月1日~12月24日 | 日曜26:13~26:43 | |
北海道放送 | 10月2日~12月25日 | 日曜26:25~26:55 | |
テレ玉 | 10月4日~12月27日 | 水曜25:30~26:00 | 幹事局 |
TOKYO MX | 水曜26:00~26:30 | ||
tvk | 10月5日~12月28日 | 土曜25:45~26:15 | |
サンテレビ | 10月6日~12月29日 | 金曜26:10~26:40 | |
チバテレビ | 金曜26:25~26:55 | ||
AT-X | 10月20日~2007年1月12日 | 金曜10:00~10:30 ほか | 「アニメ女子部」枠内 |
[編集] 外部リンク
テレ玉 水曜25:30~26:00枠 | ||
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前番組 | マージナルプリンス~月桂樹の王子達~ | 次番組 |
吉宗 | カレイドスター スペシャルセレクション | |
AT-X アニメ女子部枠 | ||
吉永さん家のガーゴイル ※枠外 |
マージナルプリンス~月桂樹の王子達~ | 少年陰陽師 |
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