レプライザル (空母)
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レプライザル(USS Reprisal, CV-35)は、アメリカ合衆国海軍の航空母艦。タイコンデロガ級航空母艦の7番艦、未成艦。「Reprizal(報復)」の名を持つ艦としては、アメリカ独立戦争で大陸軍が使用した帆船に続いて二隻目。
レプライザルはニューヨークのニューヨーク海軍造船所で1944年7月1日に起工したが、1945年8月12日、およそ50%の状態で建造が取り消された。
1946年、レプライザルの船体は式典もなく進水し、チェサピーク湾において様々な実験で使用された。1948年4月1日には爆破試験が行われた。1949年1月に攻撃空母として完成させるための検査が行われたが、計画は中止された。レプライザルは1949年8月2日にメリーランド州ボルティモアのボストン・メタル株式会社に売却され、1949年11月に解体された。
テレビドラマ『犯罪捜査官 ネイビーファイル』ではレプライザルが1997年時点で就役中であるという設定で登場した。レプライザルの登場場面ではフォレスタルが撮影に使用された。