ワリオランド
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ワリオランド (Wario Land) は、スーパーマリオランドシリーズから派生した、ワリオを主人公としたゲームボーイのソフトのシリーズ。ワリオはマリオのマークである「M」を逆さにした「W」から作成されたキャラクターであり、悪役キャラとして登場していた彼が主役となった最初の作品である。いわゆる、スーパーマリオランド2のスピンオフ作品といえる。
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[編集] 概要
『スーパーマリオランド3 ワリオランド』(以下、『初代ワリオランド』)では通常時は通常のワリオはそれほど力は強くなく、ブロックから様々なツボ(帽子)を取ることで、帽子が変化し、通常のワリオより怪力になる「ブルワリオ」、一定時間炎を発射する(水中でも使える)が体当たりが出来なくなる「ドラゴンワリオ」、一定時間空を飛べる「ジェットワリオ」になる。攻撃を受けると体が小さく頭がハゲの「チビワリオ」になってしまいこの状態でさらにダメージを受けると死んでしまう。また、体当たりもできないなど力も弱まってしまう。なお、コースクリアをするかツボをとることによって元に戻ることが出来る。また、集めたコインの数によって、エンディング後にもらえるお城が変化する。ちなみにこの作品の通常のワリオはいつもの黄色い帽子でなく茶色い探検家のぼうしをしている。
『ワリオランド2 盗まれた財宝』以降の特徴として、操作するキャラクターであるワリオは死なない 不死身という点が挙げられる。『初代ワリオランド』ではマリオ形式のアクションゲームで基本的にダメージを受けると小さくなったり、穴に落ちたり、時間制限を超えると死んでしまったが、2以降では死なない代わりに、ダメージを受けると大きく吹っ飛ばされ、コインを数枚落としてしまうというペナルティが課せられる。また、攻撃を受ける事によるリアクション(燃える、潰れるなど)を逆に利用し、行けなかった場所へ行けるようになるというシステムを採用した。ただし、ワリオランド3では、ラスボス戦でのみ、ゲームオーバーの可能性が用意されている。
『ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』ではライフ制が採用され、ダメージを受けすぎるとワリオは死なないものの宝やコインが没収されてステージから追放されてしまう。特に、げきむずモードでは初期ライフが1というハイレベルモードである。また、ステージの最後にあるスイッチを押すとカウントダウンが始まり、タイムが0になる前にスタートに戻らなければならない。タイムが0になると今度はコインが減り始め、コインも0になるとステージから追い出され、やり直しになる。
[編集] シリーズ作品
- スーパーマリオランド3 ワリオランド
- GB・1994年1月21日
- バーチャルボーイワリオランド アワゾンの秘宝
- VB・1995年12月1日
- ワリオランド2 盗まれた財宝
- GBC・1998年10月21日
- ワリオランド3 不思議なオルゴール
- GBC専用・2000年3月21日
- ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝
- GBA・2001年8月21日)
[編集] リアクション
- 潰れる(ペッタンコワリオ)
- 太る(デブワリオ)
- 燃える(アッチッチ、ワリオ)
- 酔っ払う
- ゾンビ(ゾンビワリオ)
- 顔が膨らむ(バルーンワリオ)
- チビワリオ
- 跳ねる(ボヨヨーンワリオ)
- 感電
- 糸玉
- 透明
- 氷付け(フリーズワリオ)
- 雪だるま(スノーマンワリオ)
- ドラキュラ
- アワ、アワ、ワリオ