久宝寺駅
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久宝寺駅(きゅうほうじえき)は、大阪府八尾市にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線(大和路線)の駅。
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[編集] 駅構造
島式2面4線を持つ橋上駅である。緩急接続(各駅停車と快速列車の乗換え接続)可能駅である。大和路快速は2001年から停車している。
- のりば
- ■ 王寺・奈良・加茂方面(本線)
- ■ 王寺・奈良・加茂方面(待避線)
- ■ 天王寺・JR難波・大阪方面(待避線)
- ■ 天王寺・JR難波・大阪方面(本線)
大阪外環状線開業時は、上記に加え2番線が同線到着ホーム(及び同線から大和路線王寺方面に入る列車用)、3番線が同線放出方面となる。八尾寄りに引上線1線が設けられる。[1]
[編集] 駅周辺
かつて構内に存在した竜華操車場の竜華は八尾市に合併される前の中河内郡竜華町のことであり、現在はこの駅から八尾駅近辺を指す地域名であるが、八尾市の行政地名としての「竜華町」は操車場跡地に最近登場した(それまで操車場跡地の地名は「渋川」と「亀井」であった)。
駅周辺は工場が多く、雑然としている。
似た駅名の駅として近鉄大阪線の久宝寺口駅があるが、この駅からはかなり離れている。
[編集] バス
近鉄バスが運行
- 07番 アリオ八尾 行(JR八尾駅前・光南町・八尾市役所前経由 近鉄八尾駅は通過、アリオ八尾か八尾駅筋で下車)
- 八尾市愛あいバス竹渕ルート(100番) 竹渕第一公園 行(平日のみ)
- 09番 布施駅前 行(土曜1便のみ)
[編集] 利用状況
利用客数には含まれていないが、当駅で緩急接続を行う関係で、乗換えをする客が多い。
2004年の1日平均の乗車人員は約9,898人である(出典:大阪府統計年鑑)
[編集] 歴史
- 1910年12月1日 開業。
- かつては上下線が旧竜華操車場を挟んで離れていた。大阪南部の貨物操車場として発展し、機関区も設けられていた。関西本線が非電化時代は朝夕数本の普通列車しか停車しなかった。1984年に操車場が廃止になったあと、跡地の再開発事業の一環として下り線のりばが上り線のりばに移設され、現在の形態となった。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 1997年3月8日 区間快速の停車駅となる。
- 1997年9月1日 新駅舎が完成。大阪方面行きの待避線ができる。
- 1998年3月14日 奈良方面行きの待避線ができる。
- 2001年3月3日 大和路快速停車駅となる。
- 2008年以降に開通が予定されている大阪外環状線の起点・終点駅になる予定。