三郷駅 (奈良県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三郷駅(さんごうえき)は、奈良県生駒郡三郷町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線(大和路線)の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、駅本屋側ホームが王寺・奈良・加茂方面、跨線橋を渡って反対側のホームが、天王寺・JR難波方面行きである。ただし、ホーム自体は、将来的に島式・相対式2面3線のホームへと変更出来る様になっている。なお駅業務はジェイアール西日本交通サービスへ委託されている。
- のりば
- ■ 王寺・奈良・高田方面
- ■ 天王寺・JR難波・大阪方面
[編集] 駅周辺
関西本線における奈良県内最後の駅。ここから県境にかけては「亀の瀬」と呼ばれる大和川沿いの難所で、歴史上この街道(現在は国道25号線)に何度も地滑りの被害をもたらしてきた。関西本線自体が地滑りで不通になってしまうこともあった。
特に1932年1月に発生した地滑りは隣の河内堅上駅と(当時は未設置の)この駅の間にあった「亀ノ瀬トンネル」を崩壊させ、関西本線を長期にわたり分断した。分断されている間はトンネルの両出口に臨時乗降場を設け、その間を徒歩連絡した。同年大晦日にこの区間は復旧したが、ルートは変更されている。これが現在線である。現在線の対岸がかつてトンネルがあった場所で、急曲線で大和川を渡り、また対岸に戻っていく不可解なルートを取るのは、この地滑り地帯を避けたためである。ちなみにこのルート自体もトンネルのある山(再度大和川をわたる前のトンネル)の地滑り対策工事が行われており難所である。
[編集] 歴史
(この項書きかけ)
[編集] 隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- ■関西本線(大和路線)
- ※正月3が日(1月1日~3日)はJR難波-高田運転の区間快速が臨時停車する。