伯耆大山駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伯耆大山駅(ほうきだいせんえき)は、鳥取県米子市蚊屋にある西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅。
2004年10月16日から特急停車駅に昇格した。但し「やくも」の一部列車(7往復)が停車するのみであり、その他の特急列車は通過する。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
- 西日本旅客鉄道
- ※伯備線の正式の起終点は伯耆大山駅だが当駅折り返し列車はなく、米子駅が列車運行上の起終点となっている。
[編集] 駅構造
ホームは相対式1面1線、島式1面2線の計2面3線。両ホームは跨線橋で連絡している。みどりの窓口もある。特急列車利用者専用駐車場も用意されている。 また貨物用留置線が駅構内北側にある。
ホーム | ■路線名・種別など | 行先・方面など |
1 | ■山陰本線・下 普通 快速「とっとりライナー」 |
米子・松江・出雲市・西出雲方面 |
■伯備線・下 普通 |
米子・松江・出雲市・西出雲方面 | |
2 | ■山陰本線・下 普通 快速「とっとりライナー」 |
米子・松江・出雲市・西出雲方面 |
■伯備線・下 普通 |
米子・松江・出雲市・西出雲方面 | |
■伯備線・下 特急「やくも」(夜の7本のみ) |
米子・松江・出雲市方面 | |
3 | ■山陰本線・上 普通 快速「とっとりライナー」 |
倉吉・鳥取方面 |
■伯備線・上 普通 |
根雨・生山・新見・倉敷・岡山方面 | |
■伯備線・上 特急「やくも」(朝の7本のみ) |
新見・倉敷・岡山方面 |
[編集] 貨物取扱
- 専用線発着のコンテナ貨物を取り扱う。
- 前述の貨物用留置線から、駅北西にある王子製紙米子工場へ専用線が続き、コンテナによる製品・原料の出入荷が行われている。かつては有蓋車による製品輸送が行われており、飯田町駅へ向かう貨物列車も運行されていた。
[編集] 駅周辺
- 王子製紙米子工場
- 日吉津村役場
- 巌郵便局
- 日吉津郵便局
- 日吉津下口簡易郵便局
- 尾高郵便局
- 山陰合同銀行
- 米子警察署蚊屋駐在所
- 米子警察署上新印駐在所
- 米子警察署日吉津駐在所
- 米子松蔭高等学校
- 米子市日吉津村組合立箕蚊屋中学校
- 米子市立箕蚊屋小学校
- 日吉津村立日吉津小学校
- 鳥取県立米子養護学校
- ジャスコ日吉津店
- 山陰自動車道米子東インターチェンジ(倉吉・鳥取方面出入口)
- 米子自動車道米子インターチェンジ(落合・岡山方面出入口)
- 国道9号
- 国道431号
- 鳥取県道24号米子大山線
- 鳥取県道53号淀江岸本線
- 鳥取県道160号福頼市山伯耆大山停車場線
- 鳥取県道262号日吉津伯耆大山停車場線
[編集] 歴史
- 1902年(明治35年)12月1日 - 国鉄の熊党駅(くまんとえき)として開業。旅客取扱を開始。
- 1903年(明治36年)8月28日 - 貨物取扱を開始。
- 1911年(明治44年)10月1日 - 大山駅(だいせんえき)に改称。
- 1917年(大正6年)5月1日 - 伯耆大山駅に改称。
- 1919年(大正8年)8月10日 - 伯備線 当駅~伯耆溝口駅間が開通。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本・JR貨物の駅となる。
- 1989年(平成元年)7月10日 - 専用線発着のコンテナ貨物の取扱を開始。
[編集] 隣の駅
[編集] 特記事項
山陰本線鳥取駅方面~伯備線方面間を利用する場合は、分岐駅通過の特例で伯耆大山駅~米子駅間を往復できる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
山陰本線(鳥取 - 米子)