八幡駅 (福岡県)
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八幡駅(やはたえき)は、福岡県北九州市八幡東区西本町3丁目6番1号九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
2002年度の平均乗降客数は17,659人(JR九州管内の駅で17番目)。
駅前地区再開発が行われている。
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[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線を有する築堤上の駅。線路・ホームと駅舎が同じ高さにあり、それらをつなぐ通路と、北口への自由通路が築堤の下を通っている。ただし、駅前の道路および駅前広場(南口側)はホームと同じ高さにあるため傍目には築堤上にあるように見えない(なお、駅前広場の下を国道3号線が通っている)。北口側から見ると線路・ホームが築堤上にあることが一目瞭然である。JR九州直営駅であり、マルス端末機が設備されている。
駅舎は築50年を越えるため、老朽化から2007年1月から解体作業が行われている。2008年末に新駅舎が完成予定で、地上5階建の立体駐車場と一体になったビルに生まれ変わる予定。
- のりば
- 1番のりば:鹿児島本線下り各駅停車が停車。特急・快速列車が停車および通過。
- 2番のりば:鹿児島本線下り各駅停車が待避。
- 3番のりば:鹿児島本線上り各駅停車が待避。
- 4番のりば:鹿児島本線上り各駅停車が停車。特急・快速列車が停車および通過。
[編集] 駅周辺
駅本屋がホーム南側に設置され駅前に西鉄バスが発着する。駅の約100m南側を国道3号が鹿児島本線に並行して駅前ロータリーの真下をくぐるような形で東西に通っている。
隣の黒崎駅周辺地区と異なり特に大規模な商業施設は存在せず、駅舎が完成した旧八幡市時代から「文化の拠点」とした街づくりがされており、周辺には市立病院・市立図書館・武道場・大学などが存在している。
駅の北側はかつて新日本製鐵八幡製鐵所の敷地だったが新日鐵八幡の敷地面積縮小により遊休地化し再開発が進められている。
- デイリーヤマザキ八幡駅前店
- ビジネスホテル帆柱 - 南東へ約100m
- さわらびガーデンモール八幡 - 南へ約200m
- 北九州中央診療所 - 南西へ約200m
- 北九州病院北九州八幡東病院 - 南東へ約300m
- 八幡東柔剣道場 - 南へ約300m
- 北九州市立八幡図書館 - 南へ約400m
- 救命救急センター - 南へ約400m
- 八幡市民会館 - 南へ約500m
- 北九州市立尾倉中学校 - 南へ約700m
- 北九州市立国際村交流センター - 南へ約700m
- 響ホール - 南へ約700m
- 九州国際大学 - 南へ約800m
- 桃園球場 - 南西へ約1.2km
- 皿倉山
- 帆柱ケーブル線山麓駅 - 南へ約1.6km(金・土・日・祝日には八幡駅前から無料送迎バスが運行される)
- コジマNEW八幡店 - 北へ約300m
[編集] 利用状況
- 1日平均乗車人員 7,454人(2004年度)
[編集] 歴史
- 1902年(明治35年) 12月27日- 九州鉄道(初代)が開設
- 1907年(明治40年)7月1日- 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管
- 1908年(明治41年)7月1日- 小倉~黒崎駅間複線化
- 1955年(昭和30年)8月1日- 約1km(営業キロで1.1km)西側へ移転し営業キロが枝光~八幡駅間2.1km→3.2km、八幡~黒崎駅間3.8km→2.7kmに変更
- 1961年(昭和36年)6月1日- 門司港~久留米駅間電化
- 1966年(昭和41年)10月1日- 小倉~折尾駅間複々線化
- 1987年(昭和62年)4月1日- 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
[編集] 駅弁
販売業者:東筑軒
- おりお
- かしわめし
- 鯖棒寿司
- 大名道中駕籠
- 幕の内
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
博多臨港線(貨物線):香椎 - 千早(操) - (貨)福岡貨物ターミナル