千種町
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千種町(ちくさちょう)は、兵庫県中西部にかつて存在した町。旧宍粟郡。
2005年4月1日、山崎町・一宮町・波賀町・千種町が合併して宍粟市となり、消滅した。現在、旧町域は「宍粟市千種町○○」との広域地名になっている。
目次 |
[編集] 地理
当町は郡北西部に位置しており、古くから千種鉄(宍粟鉄)の産地として発展してきた。千種鉄は国友一貫斎の手記の中でも最上と言われるなど上質なことで名をはせており、今もたたら製鉄所跡が残っている。しかし明治に入ると西洋式製鉄に圧されて廃業を余儀なくされ、町の中心産業は林業へと転換が計られたが、安価な外国産木材の流入により需要が激減しており過疎化、少子高齢化が深刻である。町内を横断して国道429号が通っており、西は岡山県津山市、東は波賀町、一宮町へと通じている。現在町東部で波賀町と結ぶ鳥ヶ乢トンネルが建設中である。
[編集] 名勝
- 千種川の源流域。
- 三室山(1358m)、後山(1345m)、笛石山、日名倉山
- 黒土(くろづち)の滝
[編集] 地名
[編集] 歴史
播磨国風土記によると古くは「敷草村」と呼ばれ、神々が腰を下ろす場と称されていた。また古来より千種鉄の生産地として有名であり、製鉄業を中心に発展した。また、江戸時代には天領となった。維新後は久美浜県、生野県、姫路県(のち飾磨県)を経て、兵庫県の所属となる。
[編集] 行政上の沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制の施行に伴い、千種村発足。
- 1960年(昭和35年)1月1日 千種村が町制施行、千種町発足。
- 2005年(平成17年)4月1日 山崎町・一宮町・波賀町と合併し「宍粟市」が発足したことにより消滅。
[編集] 姉妹都市
[編集] 国内
[編集] 地域
[編集] 教育
現在、町内小中学校は全て宍粟市立となっている
- 千種町立千種北小学校
- 千種町立千種東小学校
- 千種町立千種南小学校
- 千種町立千種中学校
- 兵庫県立千種高等学校
[編集] 隣接している自治体
[編集] メディア
[編集] 放送
以下の放送が受信可能である。
- テレビ
- ラジオ(AM)
[編集] 交通
千種には鉄道が通っていないため、住民の足として自動車は不可欠となっている。そのため自家用車の保有率が非常に高い。
過去、国鉄若桜線(現若桜鉄道)から千種への鉄路の延長の請願が行われたが、実現には至っていない。これが実現していれば、千種町は鳥取都市圏に含まれていたかもしれない。
[編集] 鉄道
- 町内に鉄道は通っていない。
[編集] 道路
- 国道
- 都道府県道
- 兵庫県道72号若桜下三河線(旧若桜南光線)
- 兵庫県道154号千種新宮線(旧千種上郡線)
- 兵庫県道429号内海山崎線
- 兵庫県道520号大沢内海線
- 道の駅
[編集] バス
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
千種町は京阪神からのアクセスが良く、「ちくさ高原」を中心として観光地として発展している。
[編集] 名所・観光スポット
- ちくさ高原
- ちくさ高原スキー場-スノーボード禁止のスキー場として有名
- ラドンの泉
- コープふるさと村 ちくさ
- たたらの里学習館
- 県立三室高原野外活動センター
- 平成之大馬鹿門
- 千草カントリークラブ
[編集] イヴェント
- ちくさ高原マラソン大会-全国大会として有名。
[編集] 祭り
- 三大祭り
- 妙見社夏祭り-7月第4土曜
- 川そそ祭り
[編集] 出身有名人
[編集] 在住有名人
- 当麻嘉英-陶芸家、大阪出身。ホームページ
[編集] 関連項目
[編集] その他
- 水の郷百選:人と人、人と自然にやさしい 活力あるまち
- 郵便番号
- 千種郵便局:671-32xx
[編集] 外部リンク
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