南総里見八犬伝
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南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん、南總里見八犬傳)は、曲亭馬琴(滝沢馬琴)作の読本。略称は八犬伝。
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[編集] 概要
1814年(文化11年)に刊行を開始し、1842年(天保13年)に完結。28年がかりの大作で、馬琴は途中失明しながらも口述筆記により最終話までこぎ着けた。全98巻、106冊。当時の年間平均発行部数は500部ほどであったが、貸本により実際にはより多くの人々に読まれていた。上田秋成の『雨月物語』などと並び江戸時代の戯作文芸の代表作。
構成には、『水滸伝』の影響が強い。とくに『水滸伝』では百八の魂が飛び散りそれぞれ豪傑英雄として各地に現われるが、『八犬伝』では伏姫の八の玉が飛び散り八犬士として世に現われる、という物語発端が共通しており、換骨奪胎作品とも評される。また、『封神演義』の影響もあるという意見もある。伝奇的な長編物語の古典でもあり、その後の大衆文学など各ジャンルの創作に影響を与え、翻案も多い。
関連作品には、たとえば、NHKの連続人形劇『新八犬伝』などがある。鳥山明の漫画『ドラゴンボール』も、アイデアは『西遊記』と共に『八犬伝』の玉から来ている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 内容
室町時代を背景に南総里見家の興亡が描かれている。神犬八房の気に反応して伏姫が生んだ八犬士の物語。この八人の名前にはそれぞれ「犬」の字が付いており、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の玉を持っている。登場人物は約400人に及ぶ。
[編集] 八つの霊玉
仙翁(行者の翁)から伏姫に譲られた水晶の数珠。108つの玉の内の8つの大玉で、「仁義礼智信忠孝悌」と現れていたが、八房が伏姫を恋い慕うようになってからは「如是畜生発菩提心」の8文字がひとつずつ浮かんでいた。伏姫の自害に伴って数珠が飛散する際にそれぞれの玉の文字が「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」と変わったものである。残りの100個の小玉は繋ぎなおされて、丶大法師が数珠として常に携帯している。
八犬士同士の距離が近づくと感応しあってその存在を教え、肉体的な傷や病気の治癒を早める力を持っている。
[編集] 主要登場人物
[編集] 八犬士
- 犬塚 信乃 戍孝(いぬづか しの もりたか)
- 犬川 荘助 義任(いぬかわ そうすけ よしとう)
- 犬山 道節 忠與(いぬやま どうせつ ただとも)
- 犬飼 現八 信道(いぬかい げんぱち のぶみち)
- 信の珠を持つ。糠助の子で、糠助が路頭に迷った時、古河公方家に仕えていた義父に引き取られる。二階松山城介という武術の達人に師事し、捕り物の名人として名を馳せていたが、成氏の怒りを買った信乃が芳流閣に逃げた時には、獄舎番の職を放棄した罪で牢獄につながれていた。小文吾とは乳兄弟。右頬に牡丹の痣。10月20日生まれ。
- 犬田 小文吾 悌順(いぬた こぶんご やすより)
- 悌の珠を持つ。実の親と暮らした期間が八犬士の中で 1 番長い。本来苗字はないが、犬太という悪人を殺したことが犬田と名乗る所以である。尻に牡丹の痣。
- 犬阪 毛野 胤智(いぬさか けの たねとも)
- 智の珠を持つ。千葉氏の重臣、粟飯原首胤度(あいはらおおとたねのり)の妾の子だが、馬加大記の策謀によって生まれる前に家が断絶。女田楽の一座にいたため信乃同様に女装で育てられていた。女田楽師、乞食、放下師に姿を変え、父の仇を狙う。八犬士随一の知者である。右肘から二の腕に牡丹の痣。
- 犬村 大角 礼儀(いぬむら だいかく まさのり)
- 礼の珠を持つ。父親に化けた化猫に虐待されたため、母方の伯父の犬村家に引き取られた。犬村家の一人娘、雛衣と結婚するが、自分以外の男の子供を妊娠したとして離縁してしまう。左胸に牡丹の痣。
- 犬江 親兵衛 仁(いぬえ しんべえ まさし)
[編集] 犬士関係者(男性)
- 犬塚(大塚)番作一戍 (いぬづか(おおつか)ばんさく かずもり)
- 犬塚信乃の父。大塚夫婦(妹亀篠とその夫蟇六)から村雨と信乃を守るため自害する。
- 大塚匠作三戍 (おおづか しょうさく みつもり)
- 犬塚信乃の祖父。足利氏に仕えた武士。結城合戦の後、囚われた持氏の遺児の春王と安王の奪還を計るが二人の処刑を目の当たりにすることとなり、首級の奪還と引き換えに戦死。二人の首と村雨を番作に託した。
- 井丹三直秀 (いのたんぞうなおひで)
- 信乃の外祖父。直接登場する訳ではないが関係者があちこちに出てくる。
- 糠助 (ぬかすけ)
- 信乃の近所に住んでいる百姓。現八の父親。死の間際、元漁師で、安房の禁漁区で漁をしたため安房を追放になったこと、玄吉という息子(現八のこと)を古河公方の家臣に託したことを信乃に語る。
- 姨雪代四郎與保 (おばゆき よしろう ともやす)
- 犬山家の元家臣。音音と密通していたことが彼女の妊娠によって発覚し、犬山家から暇を出された。十条力二郎・尺八の父。富山で親兵衛を育てる。
- 十条力二郎・尺八郎(じゅうじょう りきじろう・しゃくはちろう)
- 犬山道節の乳兄弟。双生児。
- 山林房八 (やまばやし ふさはち)
- 市川の顔役で沼藺を妻にしているので小文吾の義弟にあたる。相撲の勝負で負けたことを根に持ち、お尋ね者である信乃を出せと小文吾の家に詰め掛けて殺し合いになる。実は彼の祖父が古那屋文五兵衛の兄を殺していて、そのことを気に病んでいた。己の身を殺すことによって犬塚信乃を助けた。
- 古那屋文五兵衛 (こなや ぶんごべえ)
- 犬田小文吾の父。旅籠屋を営んでいる。
- 石亀屋次団太 (いしかめや じだんた)
- 四六城木工作 (よろぎ もくさく)
- 浜路姫の養父。井丹三直秀に仕えていたため、その孫である信乃を気に入る。
[編集] 犬士関係者(女性)
- 伏姫(ふせひめ)
- 里見義実の娘。父の戯言の約束を守り、八房と夫婦となり富山の山中で暮らす。処女のまま八房の子を妊娠するが、犬の子を産む恥に耐えられず自害する。八犬士の象徴的な母。
- 浜路(はまじ)
- 犬山道節の異母妹で、犬塚信乃の許嫁。本名・犬山正月(むつき)。母親は道節の父の愛妾で、道節とその母親を除いて正妻になろうとしたが、道節が蘇生したため発覚して処断。絶縁される形で大塚家に養女に出された。許嫁の信乃を慕うが養父母の姦計にはめられ陣代簸上宮六に嫁がされそうになる所を、網乾左母二郎にさらわれた。左母二郎に従わず殺される。
- 浜路姫(はまじひめ)
- 里見義成の五女。浜路に酷似。幼い頃、鷲にさらわれて甲斐の地に運ばれ、四六城木工作に拾われてそこで育つ。信乃の許嫁の浜路の魂が乗り移る。
- 音音(おとね)
- 道節の乳母で、十条力二郎・尺八の母親。姨雪代四郎と共に富山で親兵衛を育てる。
- 雛衣(ひなぎぬ)
- 犬村大角の妻。大角の珠を飲み込んだために妊娠状態となり、姦通の疑いをかけられ離縁される。偽一角の要求を飲み、また自らの疑いを晴らすために自害してしまう。
- 沼藺(ぬい)
- 小文吾の妹、山林房八に嫁いだが夫と兄との間が険悪になり離縁された。夫と兄の喧嘩の側杖を食らって死んでしまうがその血は信乃の病を治した。
- 蟹目前(かなめのまえ)
- 定正の正妻。賢婦人として称えられていて、籠山逸東太の甘言で夫が山内ではなく北条家と和議を結ぶことを不安に思っていた。木から下りられなくなったペットの猿を放下屋物四郎と名乗っていた毛野に助けてもらったことから、河鯉守如の策略にゴーサインを出したが、それによって夫の定正が危機に陥ってしまい責任を感じて自害してしまう。名前の由来は「要」から。ここで物語は前半と後半に分かれる。
[編集] 里見家関係者
- 八房(やつふさ)
- 里見家で飼われていた犬。母犬を亡くしたが、狸に育てられていた。伏姫の形だけの夫。体に八つの牡丹の花のような斑がある。八房が安西景連を討ち取ったエピソードは高辛氏の飼い犬盤瓠の話をもとにしたもの。
- 丶大法師(ちゅだいほうし)
- 金碗大輔が八犬士を探し出すために出家した姿。「犬」の字を分解して「丶大」とした。
- 里見治部大輔義実(さとみ じぶのたいふ よしざね)
- 伏姫の父。隣国の安西景連に城を襲われ、落城寸前の時に「景連の首を取って来たら、褒美に伏姫を嫁にやる」と八房に戯言を言う。
- 里見治部少輔義成(さとみ じぶのしょうゆう よしなり)
- 義実の息子で、伏姫の弟。幼名二郎太郎。八人の娘と二人の息子がいる。
- 里見太郎義通(さとみ たろう よしみち)
- 義成の嫡子。蟇田素藤にさらわれていたところを犬江親兵衛に助けられる。
- 蜑崎十一郎照文(あまさき じゅういちろう てるぶみ)
- 里見家家臣。父親が、義実の命令で富山に行った伏姫と八房を追って水死した縁で、丶大ともども八犬士探索の任に携わる。八犬士が見つかった後は朝廷への使者として安房と京都を往復する。犬士に比べて地味で目立たないが影で彼らを助ける渋いキャラクターである。
- 金碗大輔考徳(かなまり だいすけ たかのり)
- 里見家家臣。金碗八郎考吉の息子。伏姫の婚約者であった。後に出家し、丶大法師と名乗る。
[編集] 悪役
- 山下柵左衞門定包 (やました さくざえもん さだかね)
- 主君、神余光弘(じんよ みつひろ)にとって代わって滝田城城主となり、暴政をふるっていた。里見義実に討たれる。
- 玉梓(たまずさ)
- 神余光弘の愛妾であったが、山下とも密通しており、神余の死後は山下の正妻となった。一度は助けると言いながら結局は自分を処刑した里見義実を恨み、里見家に仇なす怨霊となる。
- 安西三郎大夫景連(あんざい さぶろうたいふ かげつら)
- 飢饉に陥った里見領を攻め滅ぼそうとした。八房に首を取られる。
- 網乾左母二郎(あぼし さもじろう)
- 野々山蟇六 (やややま ひきろく)
- 大塚村の郷士。もともとはごろつきであったが犬塚番作の姉、亀篠(かめざさ)の婿になることによってまんまと大塚村の村長を番作から横取った。信乃から村雨を奪おうと、亀篠と共に様々な策を練る。
- 横堀史在村(よこぼり ふひと ありむら)
- 滸我の執権。現八を獄舎の長の役を固辞した罪で入牢させた
- 船虫(ふなむし)
- 行く先々で八犬士達を阻む悪女。
- 馬加大記常武(まくわり だいき つねたけ)
- 千葉家の重臣。千葉氏の一族であることと当主が暗愚であったことから簒奪を狙う。同僚の籠山逸東太や栗飯原胤度を策謀でもって退けて第一人者に成り仰せ、着々と簒奪に準備を整える。ふとしたきっかけで犬田小文吾と知り合うと配下に迎えようとするが固辞されたため監禁した。彼の野望は現実のものになろうとしていたがある女田楽師によって阻まれることとなる。
- 偽赤岩一角(にせ あかいわいっかく)
- 正体は庚申山の化猫。本物の一角を食い殺し、彼に化けて村に戻った。現八に右目を射抜かれ、その治療のために雛衣に彼女の胎児と心臓を差し出すよう迫る。
- 籠山逸東太縁連(こみやま いっとうた よりつら)
- 元は千葉家の重臣で馬加大記や栗飯原胤度の同僚であったが、千葉家の実権を握ろうとする馬加大記の策略によって栗飯原胤度を討って逐電する羽目になる。その後、偽赤岩一角の弟子になり、その推挙によって長尾景春の家臣になるが偽赤岩一角と犬村大角・犬飼現八との騒動によって長尾家にもいられなくなり竜山免太夫と名前を変えて扇谷家に仕官。長尾家の実情を知っていたことから瞬く間に重臣に成り上がり、多数の家臣達が山内家の和睦を望んでいるにも関わらず、北条家と同盟を結んで山内家と戦うように仕向ける事に成功。北条家との同盟の使者として旅立つが、そこで待っていたのは父親を殺された犬坂毛野の襲撃だった。
- 泡雪奈四郎秋實(あわゆき なしろう あきざね)
- 夏引(なびき)
- 徳用(とくよう)
- 結城の名刹、逸匹寺の住職。その割には素行が悪いのは細川家の執事である香西復六の子で細川政元とは乳兄弟という関係と、人を殺したため出家するという条件で釈放されたためである。里見家主催の結城の法要で呼ばれなかったことに腹を立て八犬士たちを襲撃したことで運命を暗転させてしまう。悪党ではあるが粋がって重たい鉄杖振るったら自爆するなど、どことなく憎めないキャラクターである。
- 蟇田権頭素藤(ひきた ごんのかみ もとふじ)
- 館山(現在の館山とは違う)城主。もともとは伊吹山の山賊の息子で、父親が刑死したため安房へ逃走。色々な幸運と策謀によって館山城主に成り上がるが妙椿の幻術によって浜路姫に一目惚れしたことによって結果的には身を破滅させてしまう。
- 妙椿(みょうちん)
- 蟇田素藤と夫婦になり、数々の妖術を操って彼を助け里見家を苦しめる八百比丘尼。正体は昔八房の犬を育てた安房の富山の牝狸。玉梓の霊が取り憑いており、恨みをその身に残す。
[編集] 他家家臣
- 稲戸津衛由充(いなと つもり よしみつ)
- 箙大刀自の家老。命令で犬川義任と犬田小文吾の二人を策謀でもって捕らえるが二人を処刑することに納得いかず助命を試みるが拒否されたので、身代わりを仕立てることによって二人を救う。実は犬川義任の父親に恩義を受けていた。関東大戦では箙大刀自の代理として市川戦に参加する。
- 河鯉権佐守如(かわごい ごんのすけ もりゆき)
- 扇谷家の重臣で忠臣として知られた人物。籠山逸東太の甘言で山内家ではなく北条家と和議を結ぶことに異議を感じていた。蟹目前の件で犬阪毛野と知り合うと毛野に北条家への和議の使者として向かう籠山逸東太を闇討ちすることを依頼する。毛野によって籠山逸東太は討ち果たされたものの、家臣を殺されて激怒した扇谷定正は守如の静止を振り切って出兵。毛野と守如の密談を道節が立ち聞きしていたことによって定正が八犬士たちに急襲され、危うく命を落としかけたことに責任を感じて切腹する。いくら気が進まないとはいえ、いくら相手が奸臣だとはいえ、主君が出した使者を闇討ちすることは忠臣の所業とはいえず、そのことで自害する羽目になったのも当然かも知れない。
- 河鯉佐太郎孝嗣(かわごい すけたろう たかつぐ)
- 守如の息子。幼少の頃、狐の乳母に育てられたという過去を持つ。父親の後を継いで扇谷家に忠義を尽くそうとするが奸臣たちの讒言によって危うく殺されそうになったところを狐の乳母であった政木に助けられ、犬江親兵衛にスカウトされると政木大全と名を変えて里見家のために働くことになる。政木大全というのは正木大膳の当て字であるのは言うまでもなく、里見家に仕えた正木一族が反映されたキャラ。
[編集] 史実の人物
- 里見義実(さとみ よしざね)
- 「南総里見氏」の祖。安房国に拠る。
- 里見義成(さとみ よしなり)
- 「南総里見氏」の2代目。
- 里見義通 (さとみ よしみち)
- 里見義成の嫡男。のち「南総里見氏」の3代目。早世したとされてきたが、近年では同氏の基礎を築いた人物とされている。
- 里見実尭 (さとみ さねたか)
- 里見義成の次男。八犬伝では元服前だったのか次丸という名前で登場。関東大戦の時には名目上の留守指令を任されていた。義通死後、甥の義豊と争って天文の内訌を起こしてしまう。義堯の父。
- 扇谷修理太夫定正(上杉定正)(おうぎがやつ しゅりのたいふ さだまさ)
- 関東管領。里見家の仇敵。
- 山内顕定(上杉顕定)(やまのうち あきさだ)
- 関東管領で定正のライバル。しかし、八犬伝では犬士たちとこれといった因縁を持たないので影が薄い観がある。関東大戦では駢馬三連車(へいば・さんれんしゃ)という兵器を持ち出してくる。
- 長尾景春(ながお かげはる)
- 足利成氏(あしかが しげうじ)
- 古河公方。里見家の主君筋にあたる。
- 細川左京兆政元(ほそかわ さけいのちょう まさもと)
- 『南総里見八犬伝』中では、細河政元と書く(実在した細川政元と、少し字が違う)。室町幕府の管領。男色で、犬江親兵衛に惚れる。ちなみに政元と親兵衛とのやり取りは三国志の関羽と曹操のやりとりに由来する。
- 巨田新六郎助友(おおた しんろくろう すけとも)
- 武田民部大輔信昌(たけだ みんぶのたいふ のぶまさ)
- 甲斐編の時の武田の当主。名君
- 伊勢長氏(北条早雲)
- 八犬伝自体に登場する訳ではない。しかし、八犬伝の世界では北条家が両管領家を脅かすほどに成長しており、関東大戦も両家が合体して里見を滅ぶすことによって北条家に圧力をかけるために起こしたという側面もある。
[編集] 八賢士
鳥取県倉吉市大岳院に伯耆国倉吉藩に流された里見忠義と、それに殉死した八賢士(戒名に賢の字が入る。)の墓がある。この八賢士が八犬士のモデルのひとつとされる。
[編集] メモ
- 「牡丹」の痣や家紋が使用されているのは牡丹の匂いが獅子の力を抑える霊力があるとされていることから。(「唐獅子牡丹」の由来)。
[編集] 南総里見八犬伝を題材にした作品
[編集] 関連サイト
[編集] 映画
- 里見八犬伝(1938年)
- 前編・後編
- トンチンカン八犬伝(1953年)
- 里見八犬伝(1954年)
- 妖刀村雨丸
- 芳流閣の龍虎
- 怪猫乱舞
- 血盟八剣士
- 暁の勝鬨
- 里見八犬傳(全3リーズ作品1959年)
- 里見八犬傳
- 里見八犬傳 妖怪の乱舞
- 里見八犬傳 八剣士の凱歌
- 宇宙からのメッセージ(1978年・東映)
- 里見八犬伝(1983年・東映角川映画)
[編集] 小説
- 八犬伝(山田風太郎)
- 忍法八犬伝(山田風太郎)
- 新・里見八犬伝(鎌田敏夫):角川映画「里見八犬伝」の原作
- ハイスクール八犬伝(橋本治)
- 聖・八犬伝(鳥海永行)
- 乱華八犬伝(鳴海章)
- 神州魔風伝(佐江衆一)
[編集] 漫画
- アストロ球団(遠崎史朗・中島徳博)
- 贋作ひでお八犬伝(吾妻ひでお)
- ドラゴンボール
- 八犬伝(碧也ぴんく)
- 魔空八犬伝(石川賢)
- ニューエイジ八犬伝 BLIND GAME(碧也ぴんく)
- 里見☆八犬伝(よしむらなつき)
- ジェノサイド(中島かずき作・小林拓己画)
- 破軍星戦記(CLAMP)
- 戦国甲子園(桐山光侍)
- 八犬伝説 妖怪里見中学(犬木加奈子)
- ふしぎ遊戯(渡瀬悠宇)
- 夢幻伝説 タカマガハラ(立川恵)
- 犬夜叉(高橋留美子)
- TRIGRAM8(ひよひよ)
- 八犬伝―東方八犬異聞―(あべ美幸)
[編集] テレビ
- 新八犬伝(1973年~1975年 NHK)
- 合い言葉は勇気(2000年 フジテレビ系列 主演:役所広司)登場人物の名前に八犬伝に由来する単語が使われている
- 深く潜れ~八犬伝2001~(2000年 NHK 主演:鈴木あみ)
- 里見八犬伝(2006年 TBS系 主演:滝沢秀明)
[編集] アニメ
[編集] ゲーム
- アイドル八犬伝(タイトルをもじっているだけで、内容は南総里見八犬伝と全く関係がない。)
- 魔京伝
- 転生八犬士封魔録(主要登場人物が伏姫と八犬士の生まれ変わり)
- 大神(八犬士は本当の犬で出てくる)
- 信長の野望Online:梓姫という敵NPCとして登場。
- 戦国ランス (里見帝国)