味楽る!ミミカ
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味楽る! ミミカ(みらくるミミカ)は、NHK教育テレビジョンで月曜日から金曜日の17:40~17:50に放映されている子供向けの料理・食育番組である。2006年4月3日に放映開始。愛称は「ミミカ」。
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[編集] 概要
「ひとりでできるもん!」(1991年~2006年放送)の後継番組としての位置づけにあるとされる。基本的に、月曜日から金曜日までの5回の放送で1つの話が完結する。クインテットと同じように2週間連続して放送され、その内2週目は前の週の再放送。
一般的なアニメーションと異なり、WEBコミックのような動く漫画、紙芝居的な表現法が多用される。
[編集] 放送編成
- 2006年度
- 月曜日から木曜日で、主人公「姫野 美味香」が「味楽来学園(みらくるがくえん)」で料理人として成長していくさまを描く7分30秒のアニメと、1分30秒の食育コーナー「ひらけ! Goma」の2つのコーナーを放送。金曜日は山内菜々の出演で、その週の月曜日から木曜日のアニメの中で取り上げた料理の中からピックアップして、実際に作ってみる「タマップキッチン」のコーナーを放送。
- 年度末には総集編を放送。月~水曜日は毎日、一週ごとの話をアニメをまとめたものと、その終末の「タマップキッチン」の短縮版を続けて放送。木、金曜日は、視聴者からのビデオレターやお便りの紹介、および「ミラクルクイズ」などのジョッキー形式で放送。(なお3月23日放送予定分の「総集編5 (5)」は高校野球延長による休止のため、3月26日に振り替えて放送された)
- 2007年度
- 「ひらけ! Goma」と「タマップキッチン」がなくなり、金曜日までアニメ枠を拡大。代わりに火曜日と水曜日に「味楽る! 情報タイム」を、木曜日に「味楽る! レシピタイム」、そして金曜日に「味楽る! ワクワク料理」を放送する。
両年度とも、新作が放送された翌週はそのシリーズの再放送となり(一部例外もあり)、2週間ごとに新しいテーマのシリーズが放映される。また、新作と新作の合間に不定期に過去のシリーズの再放送が入ることもある。なお、高校野球シーズンや年末年始などで、1週間すべての日に番組が放送できない場合、2006年度の場合は月~木曜日もタマップキッチンが再放送され、また、1日のみ放映できない場合は逆に月~木曜の内容を残り4日に割り振った。
また、2007年2月11日の16:00~16:50に、タマップキッチン「いちごティラミス」の回と「ケーキ」の週5回の計6回分が集中再放送された。
[編集] 放送時間の遍歴
- 2006年度 月~金曜日 18:00~18:10(少年少女ゾーン枠)
- 2007年度 月~金曜日 17:40~17:50(あつまれ!わんパーク枠)
[編集] キャラクター
表記は「キャラクター名:声の出演」。なお、キャラクター声優陣は全員81プロデュース所属。
[編集] 主要人物
- 姫野 美味香(ひめの みみか):おみむらまゆこ
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- 概要
- 料理人である姫野万作の一人娘。母親はすでに他界している。味楽来学園あ組の生徒。守家まもるからもらった勾玉を首からぶら下げている。一人前の料理人になるまでは家に帰ってはいけないらしいが、まもるが熱を出してしまった時には一度だけ伝統を破り、ヘルパーに変装して家に帰ったことがある。睡眠をとる際には髪型はおさげにしている。
- 体質
- 就寝前に「姫野こぶ茶」を飲むと安眠できるが、朝寝坊は変わらない(特に春は寝つきがさらによくなり、リンリンやタマが起こそうとしてもなかなか起きなくなる)。何か思いついたり考えたり大喜びしたりするとポニーテールが動いたり回転したりする。驚いたり混乱したりすると目が白目もしくは渦巻きになる。
- 性格
- おいしいものを食べると、しばしば「美味~」と口走る。常に丁寧語を使う。また、物に対してもしばしば敬称を付ける(例:いいアイデアさん、ハンバーグさん、など)。真之介から「頑固者」と言われ、喧嘩になったことがある。最近、真之介を異性として意識し始めており、成上成美などが真之介に近づくと激しく嫉妬する。
- 料理の腕前
- 料理人の娘だけあり、真之介が作った「スペシャル卵かけごはん」に隠し味としてかつお節が含まれていることを見破るなど、その舌には確かなものがある。入学した頃は料理に自信がなく、また実際に「キャベツの繊切りができない(これは克服)」「おにぎりは小さいものしか作れない(ラップを使う方法でカバー)」「リンゴの皮が剥けない」など、腕前はまだまだである。
- 好物
- 好きな寿司のネタはイクラ。
- 不得手
- 自転車には乗れない。
- 王子 真之介(おうじ しんのすけ):青山桐子
- 美味香の級友。「王子食堂」の手伝いをしている一人息子。性格はやや粗野で荒っぽく、「なんだよ」が口癖。生徒の事は呼び捨てか、もしくは「お前」と呼ぶ。店の手伝いをする人に対しては優しい。父親が料理下手なため、実質、食堂は彼が仕切っており、あまり学園に出てこられない。制服を買う余裕もなく、学園の生徒の中では唯一私服。奨学生で、一度でも黒星を取ると、退学させられてしまう。旧校舎に置かれていた高価な壺を漬物用の壺に持って帰ろうとしたり、出されたカレーライスをぐちゃぐちゃに混ぜて食べるなど品性のない行動をとる。学園の春キャベツのチーム戦で作った「W(ダブル)キャベツ丼」を、「プリプリ丼」と改称して、食堂の新メニューにしたことがある。両親からは「真ちゃん」と呼ばれ、彼は両親のことを「とうちゃん」「かあちゃん」と呼ぶ。お金や金銭的価値のあるお宝等には目が無い。お金は小銭しか見た事がないらしく、「1億」などの大きな金額を理解できない。
- 張 鈴々(チャン・リンリン):城雅子
- 美味香の級友。姉御肌。父親の中国料理を継ぐために学園に入学したとされる。周りからは「リンリン」と呼ばれる。少し怒りっぽい。物語ではツッコミ担当だが、激怒しながら自分を「か弱い女の子」と言うなど、ボケた一面も。しばしばマルコと喧嘩をする。マルコにキザな言葉を言われるのが鳥肌が立つほど苦手だが、マルコが他の女子生徒にキザな言葉を言ったのを見た後、タマに「焼きもちを焼いてるんじゃないでプか」と問われた際、必死に否定したことから、自分の気持ちに気付いていない可能性がある。イチゴが大好物。
- 段田 はじめ(だんだ はじめ):宮田幸季
- 美味香の級友で、美味香の大のファン。「若旦那」と呼ばれている男の子で、高級料亭の息子(『ぷっちぐみ』に掲載されている人物紹介より)。料理に関して非常に詳しい。語尾に「なんだな」をつける。坊主頭で度の強い渦巻き眼鏡をかけている。また、近眼で眼鏡を掛けていないと周りが見えなくなる。和食が好きらしい。若干気弱気味なほど穏やかな性格。押牛あがりに片思いしていて、何度か告白を試みるも毎回上手く伝わらない。一度、マルコと鈴々の喧嘩に巻き込まれマルコと料理対決をしたことがある。
- 守家 まもる(もりや まもる):堀勝之祐
- 姫野家の執事。通称モリリン。ナレーションも担当している。執事になる前は豆腐職人だったが、腰痛になったため退職した。松茸狩り名人でもあり、姫野山に生えている(姫野大松茸以外の)松茸を取り残すことはない。職人、あるいは名人であることを告白すると熱血的な人格になり、なぜかバカボンのパパのような鉢巻きを巻く。一度熱を出してダウンしたことがある。伝統を破りヘルパーに変装して家に帰ってきた美味香に驚いたが、その事に涙を流し、「見間違い」とのことで美味香を責めなかった。ヘルパーが美味香であることに気づいていたらしいが、そのことは秘密にしておくことにした。美味香の事を「美味香お嬢様」と呼び、他の人物も基本的に「様」付けで呼ぶ(タマは「タマ様」など)。ただし例外としてリンリン・若旦那・マルコ・ダリィはそのまま呼び、パン子には「さん」付け、あがりには「ちゃん」付けする。
- アジマル・アマグリ:宇垣秀成
- 初等部あ組の担任教師。生徒からは、「アジマル先生」と呼ばれている。料理の腕前は、料理人並。少し怖いが、本当は優しいらしい。鼻は甘栗のような形をしており、これは父親譲りらしい。頭に目と口が書かれたリンゴのかぶりものを常に被っており(少年時代は青リンゴのかぶりものを被っていた)、アジマルの表情に合わせて変化する。一度、かぶりものと鼻の形が入れ替わったことがある(これに気づいたのは少なくとも段田はじめだけである(余談だが、美味香はクイズの際にこれを答えた))。しばしば語尾に「なのね☆」を付ける。あ組の生徒製作の料理に、黒星および白星(2つ星から5つ星)の評価をする。怒ったり気合が入るとドスの効いた声になる。食事時、言おうとしたせりふを生徒たちに先に言われると、「先生が言おうとしたせりふなのね!!」と怒る。故郷はアジマル印のリンゴで有名。リンゴと蜂蜜が大好物。ケイコ先生に恋心を抱いていて、冗談で「結婚する」といわれた際には気絶した。
- タマ:松山智美
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- 概要
- 勾玉の精、精霊であるが、「妖精」であると自称する。周りからは「タマちゃん」と呼ばれ、自らも「タマちゃんでプ」と名乗る。クマのような顔をしており、耳の色は水色。水色の勾玉の絵が腹にある。伝説の「美味呼(ミミコ)」の後継者である美味香を守り導く役目を持つが、その役目を果たそうとする様子は見られない。普段は、美味香の勾玉の中にいる。文末に「でプ」や「でプか」を付けて話す。余談だが、しゃべる言葉はひらがなかかたかなで表される。
- 性格
- 味にうるさく、当初は美味香の作ったゆで卵に逐一文句を言い、美味香を怒らせていた。豆腐アイスがどうしても食べたくておねだりしたり、クレープ欲しさにくれくれオバケのふりをしたり、苦労して採った姫野大松茸を浮かれた拍子にうっかり崖に落としてしまったりと、トラブルメーカー的な一面がある。平気で美味香のことを悪し様に言ったことがある(一例として「美味香はいっつも失敗ばかりしてるんでプよ!!」)。
- 好物
- 寿司のネタはタマゴを好む。ふりかけは「のりたまご」を好む。
- 嫌いなもの
- ペット扱いされることを嫌う。王子真之介からは「タヌキ」と呼ばれており、アジマル先生にも一度、タヌキと言われたことがある。当初はそのたびに「タヌキじゃないでプ!」と怒っていたが、最近はその呼ばれ方に慣れてしまった模様。一度、鳥の着ぐるみを着せられ、そのときタマは怒ったが、その姿は周囲の者を笑わせた。
[編集] その他の生徒
- マルコ:山本泰輔
- 美味香の級友で男子生徒。イタリアからやって来た留学生のはずなのだが「イタリア・イズ・ナンバーワーン」と英語らしき言葉も話す。自分が作った料理で女性を笑顔にするために料理人を目指している。イタリア料理に関して詳しく、素晴らしいと感じている。他の国の料理に関しては全く興味がなく、「食べる価値がない」とむしろ馬鹿にしていた。チャン・リンリンがチーム戦で作ったキャベツラーメンを食べようともしなかったり、女性の前でキザな言葉を言い、そのためリンリンとトラブルになり料理対決をすることになるが、後に和解。キザなところがある。高飛車で天狗になりやすく、よく鼻が伸びる。金髪。緑色のスカーフを巻き、コック帽をかぶっている。一度イタリアに帰ろうとしたことがあるが、美味香の説得で学園に留まった。
- 不津倉 パン子(ふつくら ぱんこ)
- 美味香の級友。春キャベツを使ったチーム戦ではリンリンと組んで、キャベツラーメンを作った。家はパン屋「ふっくらベーカリー」。顔はふっくらしており、声は低音である。両親に顔がそっくり。彼女の家ではどんなおかずが並ぼうと、ご飯のほかに必ず店で出している「ふっくらパン」が出る。
- 押牛 あがり(おすうし[要出典] あがり):加藤英美里
- 美味香の級友。家は寿司屋「くるり寿司」。黒髪のショートヘアーで勝気で優しい性格。人手が足りないことに困っている。ボーイッシュでサバサバした江戸っ子。豆腐と白味噌の味噌汁とカステラが大好物。コーヒー(特にエスプレッソコーヒー)が苦手だが、甘いミルクコーヒーは飲める。
- 道具屋 ゲン(どうぐや げん)
- 金髪。家は調理用具店か。妹と思しき、よく似た女の子があ組にいる。段田はじめとは友達らしい。
- 成上 成美(なりうえ なるみ):神田理江
- 味楽来学園のい組の生徒。美味香に負けないぐらい金持ち(IT企業)の娘。髪は紫色。王子真之介に片想いしている。「成り上がり」と言われると怒る。美味香をライバル視しており、合同授業の時には露骨な嫌がらせをしたことも。あ組に比べ、い組には美形男子がいないのを嘆いている。
- 伊出 ケンサク(いで けんさく)
- 成美のクラスメート。い組の情報マシーン。
- 硬井 ケン(かたい けん)
- 成美のクラスメート。顔が怖く、形は四角形。
- 米田 クニオ(よねだ くにお)
- 成美のクラスメート。アメリカンな男。カタコトの日本語をしゃべる。
- サカイ・ジュニア(さかい・じゅにあ)
- 成美のクラスメート。フレンチの達人。名前の由来は料理人の坂井宏行。
[編集] 生徒の親
- 姫野 万作:(ひめの まんさく)
- 美味香の父親。料理人。ある日突然、料理冒険家になると言い出し旅に出てしまい、現在はドイツのハンブルグにいる。美味香の幼いころ、美味香のために、ゆで卵と半熟卵を作ったらしい。
- 王子 之介(おうじ これすけ):宮田幸季
- 王子真之介の父親。眼鏡をしている。料理が下手。今までに、豚カツとハンバーグをこがしたことがある。「米を炊く程度ならできる」と自称しているが、食堂にプリプリ丼が登場した初日に炊飯ボタンを押すのを忘れ、開店を遅らせた。料理人としては色々と問題がありすぎる(むしろ「問題しかない」とする方が妥当である)が、その微妙にずれた感覚が美味香たちの助けになることもある。
- 王子 華子(おうじ はなこ)
- 王子真之介の母親。夫とはバカップルのように仲良し。真之介は、それに呆れているらしい。回りの流行に敏感。王子食堂では主にレジを担当している。自分の苗字を冠した「王子ハンバーグ」を「玉子ハンバーグ」と書いてしまうなど、学力はかなり怪しい。
- 不津倉パパ:宮島史年
- 不津倉パン子の父親。秤を使わずにパン生地を同じ重さに分けることができ、パン職人として一流の腕前をもつ。
- 不津倉ママ:恒松あゆみ
- 不津倉パン子の母親。彼女の作るカレーライスの味は美味であり、ふっくらベーカリーのカレーパンの原点となっている。
- 押牛パパ:大林隆介
- 押牛あがりの父親。人手が足りないため、娘のあがりに手伝わせている。寿司屋に相応しい江戸っ子口調で喋る。
[編集] その他
- ケイコ先生:飯島美春
- 超一流のパティシエール。フランスで修行をしたことがある。修行時代、「ゼリー・ド・カフェオレ」というデザートを考えたことがある。特別デザート講師。チャーミングで、子供のようにいたずらが好き。絵が上手。アジマル・アマグリが片思いしていたが、やがて両思いになる。レモンスカッシュが大好物。美人である。冗談で「もうすぐ結婚する」と言い、アジマル・アマグリに本気にされたことがある。
- カイト王:宮島史年
- カイト王国国王。姫野万作の友人。「豆腐アイス」を食べるために味楽来に来て、豆腐アイスを美味香たちに作らせた。
- ダリィ:中村秀利
- 世界一ベーカリー(味楽来の紹介参照)の店長で、胡散臭いが外国人らしい。語尾に「ダリ」を付け、美味香たちからは「ダリおやじ」と呼ばれていた。店が潰れた後、復讐するため(明らかに逆恨みだが)に味楽来学園の象徴である「五重のお重」を奪おうと、お重を使った料理5番勝負を美味香達に申し込むが、完敗した。目つきがよく似たカラスを飼っている。好物はオムライス。モデルはサルバドール・ダリと推測される。
- 七つ子:恒松あゆみ
- 同じ顔、同じ髪型の小さな女の子たち。それぞれ違う色の服を着ている(髪飾りの色もそれぞれ違う)。性格は非常にわがままで生意気。味楽来学園の学園祭では食べたいものがないと駄々をこねたり、「あばよっ」「あなたのトークおもしりょくないのよっ」など子供らしくないセリフを言う。まだ幼いからか、「る、れ、ろ」の発音が「りゅ、りぇ、りょ」となる。
- 七つ子ママ:恒松あゆみ
- 七つ子の母親。娘たちの誕生日を祝うため、「くるり寿司」に出前を頼んだ。娘たちのわがままぶりに悩まされているようである。
[編集] ひらけ! Goma
いわゆる「やってみよう」のコーナーである。月~木曜のアニメの直後に放送。2006年9月4日放送分からリニューアルし、プッチ、セボン、ガルーが登場しなくなった。2007年2月の放送をもって終了。
- Goma - 演:アラキミカ、遠藤順子、中村亮子
- 上記の三人組による料理創作家および雑貨デザイナー。番組内に登場する料理の創作・調理指導を担当。
- 荒井健太郎
- 荒川里彩
- 子供は上記の二人が交代で出演。
- プッチ - 声:山田ふしぎ
- クマの顔をしている。語尾に、「だっち」をつける。頭にスプーンのような物がある。
- セボン - 声:山田ふしぎ
- キリンの顔をしている。語尾に「だぼー」をつける。頭にフォークのような物がある。
- ガルー - 声:西本理一
- オオカミの顔をしている。語尾に「だるー」をつける。頭にナイフのような物がある。
[編集] タマップキッチン
タマップキッチンは、金曜日の実写版で使用するスタジオである。月曜日~木曜日のアニメで紹介された料理の中から、ピックアップして、ななちゃん(演:山内菜々)が作る。また、料理の作り方は、美味香とタマちゃん、または、アジマル先生(アジマル・アマグリ)が指導する。ななちゃんが、作った料理を試食する。番組の最後、美味香とタマちゃんとななちゃんは、「美味しい 楽しい 料理はミラクル!!」とのセリフでしめる。なおスタジオで使うコンロは、リンナイのガラストップビルトインコンロが、包丁は京セラのセラミック包丁が使われている。2007年3月をもってこのコーナーは終了となり、山内菜々は番組を卒業した。2007年度からは「味楽る! レシピタイム」になった。
[編集] 味楽来の紹介
アニメパートの物語は、味楽来市(みらくるし)という町が舞台になっている。
- 味楽来学園
- 味楽来市にある、料理人の育成を目的とする全寮制学園。「初等部」「中等部」「高等部」の3つにいくつかの学級があり、おそらく低学年の学級から五十音順に組名が付けられているとみられる。初等部には「あ組」「い組」などがあり、高等部には「ま組」などがある。校舎内には自習室を有する。年に一度、生徒作の料理を販売する学園祭があり、「お客様アンケート」で最も高い評価を得た学級の全生徒には「天使のスプーン」が、特別賞を得た学級の全生徒には「ミニ天使のスプーン」が送られる。学園寮や教員宿舎があり、生徒や教師が暮らしている。男子生徒は青、女子生徒は赤の制服が定められている。
- 学園寮
- 味楽来学園の教師と生徒のための古い寮。かつては、味楽来学園の旧校舎だった。埋め立てられた校舎内に「おかずの間」という謎の部屋がある。「くれくれおばけ」というおばけがいる噂があり、美味香たちが訪れたときはタマ(詳細はキャラクター参照)がそれに成りすましていた。
- カパックンの泉
- 味楽来市の公園にある泉。泉の中央にある像の口に後ろ向きで硬貨を投げ入れると、願いが叶うといわれている。ちなみに美味香は、「一流の料理人になれますように」「リンリンたちとずっと友達でいられますように」と願った。
- 味楽来市場通り商店街
- 味楽来市にある商店街。八百屋などがある。
- 王子食堂
- 王子家が経営する食堂。自慢は「客がいないこと」。ただ、真之介が学園のチーム戦で作った「キャベツ丼」を「プリプリ丼」と改称して食堂のメニューにしたときは、珍しく多数の来客を記録した。開店時刻はおそらく午前10時。
- 姫野家
- 姫野美味香の家。味楽来一の金持ちであり、代々料理人の家系。家の敷地内にはプールや姫野山がある。また勾玉の形をした島「姫野島」を所有し、そこで採れる良質の昆布「姫野昆布」を使って、味美香専用の昆布茶「姫野こぶ茶」を製造している。そのほか、姫野山に沸く「姫野水」と、姫野家が所有する農園「姫野農園」で栽培する特製大豆、姫野家が所有する海岸で作る天然のにがりを用い、かつて「姫野豆腐」を作っていたことがある。
- 姫野山
- 姫野家が保有する山。名水「姫野水」の源泉や、松茸の採れる赤松がある。また10年に1度採れるという巨大な松茸「姫野大松茸」が存在する。
- ふっくらベーカリー
- 不津倉パン子の両親が経営するパン屋。看板商品はカレーパン。販売しているパンはすべてふっくらしており、家庭的な味として評判。
- 世界一ベーカリー
- ふっくらベーカリーの向かいにあるパン屋。店長はダリィ。看板商品は「世界一カレーパン」(1個1500円)で、購入のために3時間並ばねばならないこともある。この店のパンは、世界一のパン職人が、世界一の食材を使って作っている。「高い食材を使えば客は来る」といった、ある意味客や料理人のあり方を軽視した経営方針に真之介は露骨に反発していたことも。パン子の話によると、カレーパン騒動の後、潰れたらしい。
- くるり寿司
- 押牛あがりの父親が経営する寿司屋。悩みは「人手が足りないこと」。そのため、通常は出前は行わない。
[編集] スタッフ
- 「味楽る!ミミカ」
- 「ひらけ! Goma」
- 音楽:HARCO
- キャラクターデザイン:Goma
- スチール撮影:長嶺輝明
[編集] 関連商品
- CD「味楽る!ミミカ ナンバーワン」
- オープニングテーマ「味楽る!ミミカ ナンバーワン」と、初代エンディングテーマ「みんな、君だけを待ってる」を収録。
- 発売元:ロックチッパーレコード、発売日:2007年2月28日。
[編集] 漫画
主に「ぷっちぐみ」に掲載されている。
- 無題作品(「キャベツ料理(1) ふたりは☆迷コンビ?」の漫画版。「ぷっちぐみ」Vol.1に掲載)
- 『キャベツ料理の巻』(「キャベツ料理(4) 新メニュー☆デビュー」の漫画版。「ぷっちぐみ」Vol.2に掲載)
- 無題作品(「豆腐料理(4) タマちゃんの☆おねだり」の漫画版。「小学二年生」2007年1月号ふろく『おしゃれ魔女 ラブandベリー +ガールズコミック』に掲載)
- 『コイン投げで勝負の巻』(「中国・イタリア料理(1) げきとつ☆クラスメート」の漫画版。「ぷっちぐみ」Vol.3に掲載)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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