堀内孝雄
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堀内 孝雄(ほりうち たかお、1949年10月27日 - )は、歌手。愛称は「ベーヤン」。大阪市阿倍野区出身。桃山学院高等学校卒業 京都産業大学中退。アップフロントエージェンシー所属。O型
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[編集] 来歴・人物
1971年、谷村新司、矢沢透と「アリス」を結成し、「冬の稲妻」「チャンピオン」などの名曲を生み出した。その傍らでソロ歌手としても活動、「君のひとみは10000ボルト」を大ヒットさせている。アリス解散後はソロ歌手として演歌(ニューアダルトミュージック)路線に転向後、「恋唄綴り」など数々のヒット曲を出し、歌手活動のほかにも俳優、タレントとしても活躍している。
テレビ朝日系列で放映されていた刑事ドラマ「はぐれ刑事純情派」の主題歌に毎回採用され、「さすらい刑事旅情編」のPART1、PART2の主題歌にも採用されていた。また、「はぐれ刑事純情派」にも度々ゲスト出演していた。
歌手のやしきたかじんとは、桃山学院高等学校の時の同級生であり、たかじんの事を『やしき』と呼んでいる。 チャールズ・ブロンソンっぽいヒゲと唄の最後の「サンキュー!」または「ありがとうございましたー!」がトレードマーク。
堀内と同じ大阪出身で、親友の河島英五が亡くなった2001年の紅白歌合戦では、河島の代表曲「酒と泪と男と女」を涙を浮かべながら熱唱(生前の河島とモニターで共演し、サビでは堀内が河島の歌声にハモった)。最後は「英五、サンキュー!」と叫んで締めくくっていた。
実兄は奈良市でお食事処を経営。
[編集] 歴史
1980年代には、「堀内孝雄&ケインズ」を結成し、「逆光線」等リリース。
- 強豪国ドイツ戦ゆえのプレッシャーと寒さで、君が代の高音の部分を詰まらせるというアクシデントに襲われたが、その後、徐々に正しい音程を取り戻しつつ、全身をのけぞらせて歌う事で高音を出し切り、一流の底力を魅せつけた。その姿は選手をはじめ多くの人々に刺激を与えた。
[編集] 代表曲(ソロ)
- 君のひとみは10000ボルト
- 1978年発売。売上枚数97万枚
- この曲によって「君の10000ボルト(あるいは100万ボルト)の瞳」という言葉が流行した。
- 愛しき日々
- 恋唄綴り
- 1990年発売。売上枚数69万枚
- 第32回日本レコード大賞、第21回日本歌謡大賞、第23回全日本有線放送大賞など
- 元々は麻生詩織への提供曲だった。
- カップリングには朝日放送「おはよう朝日です」テーマ曲「今日も最高やねえ」(歌=岡元昇・宮根誠司)のセルフカヴァーを収録。
- 影法師
- 1991年発売。売上枚数44万枚
- 第24回日本歌謡大賞
- ドラマはぐれ刑事純情派のこの年のエンディングである。
[編集] 関連項目・人物
[編集] 外部リンク
- 堀内孝雄(公式ページ)
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