将棋界
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将棋界(しょうぎかい)は、将棋という遊戯をめぐって、プロの棋士やアマチュア選手、将棋ファン(愛棋家)、業界関係者などで構成する社会領域。日本将棋連盟がその総本山である。
[編集] 将棋界の七不思議
将棋界の七不思議(しょうぎかいのななふしぎ)は、将棋界において不可解なことの総称であって、特に数は決まっておらず、内容も流動的である。最近の例では以下のようなものが挙げられる。
- 竜王戦の1組優勝者が本戦トーナメントを勝ち上がれず、挑戦者になれないこと(挑戦者決定三番勝負に登場したのも2005年の三浦弘行のみ。このためか2006年からは1組優勝者に有利な制度に変更された)
- 森内俊之がタイトルを獲得できないでいたこと(2002年に初のタイトルである名人位を獲得)
- 棋聖を3期獲得している屋敷伸之が長期に渡って順位戦C級1組から昇級できないでいたこと(1990年から留まっていたが2003年度にようやくB級2組への昇級を決めた)
- 森下卓が6回もタイトルに挑戦しながら、一度も獲得できないでいること
- 武市三郎が順位戦C級2組に留まり続けながら、一度も降級点を取ったことが無かったこと(2004年、23年目にして初の降級点がついた)
- 長考派で有名な加藤一二三が、早指し戦のNHK杯で7度優勝していること(大山康晴の8度に次ぐ成績)
- 羽生善治が永世名人資格を獲れていないこと
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