尾道大学
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尾道大学(おのみちだいがく、英称:Onomichi University)は、広島県尾道市にある市立の公立大学。2001年短期大学から改組転換して設置された。地元では尾大(おのだい)と略称されている。
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[編集] キャンパス
- 本部キャンパス 郵便番号722-8506 広島県]尾道市久山田町1600番地
- 附属図書館 同上
- 地域総合センター
- 情報処理研究センター
- 進路支援センター
- 学生会館(学生食堂、AVルーム、ミーティングルーム、茶室など)
[編集] 周辺
大学は四方を山に囲まれており尾道駅周辺とは違いたいへん静かである。大学の西側と南側には住宅が点在しその中には寮生活する学生もいる。
- 水源地
- 久山田小学校
- 久山田簡易郵便局
- 神社
[編集] 沿革
- 1946年 尾道市立女子専門学校
- 1950年 尾道短期大学に昇格
- 2001年 短大を改組転換し四年制大学尾道大学を設置(経済情報学部、芸術文化学部)
- 2005年 大学院設置(経済情報研究科、日本文学研究科、美術研究科)
[編集] 学歌
光あふれよ(2004年歌詞の一般公募により制定される。歌詞の補作は早坂暁)
- 作詞岡部剛機
- 作曲谷川賢作
[編集] 概略、および特色
経済情報学部と芸術文化学部の2学部がある。学生と教員との距離が近く、学生は頻繁に研究室を訪れている。また、在学生中、女子学生の割合がかなり高い(特に芸術文化学部では、その8割以上が女子学生である)のも短期大学からの伝統であるようだ。そのため、女子大のように女子学生がのびのびと勉強できる環境にあり、活動的でリーダーシップのある女子学生が多くなっている。経済情報学部では、1年次から基礎演習などの少人数のゼミが行われ、3年、4年次への専門演習I、IIへの準備がなされている。ゼミの中には、海外企業研修(上海、香港など)を取り入れたり、日経ストックリーグに参加するところもある。カリキュラムは、経済系、情報系、経営系と3系統から構成されており、学生は自分の関心に応じて自由に履修できることが特徴となっている。芸術文化学部には、日本文学科と美術学科がある。美術学科は、入学して2年へ進級する時に、コース(日本画、油画、デザイン)を選択する。通常の美大では、入学試験の時にコースを選択して受験する必要があるが、尾道大学では1年次に、日本画、油画、デザインの基礎を一通り学べるのが大きな特徴となっている。また、日本文学科には、創作ゼミがあり、現役のミステリー作家(光原百合講師)が創作指導にあたっている。卒業論文を創作作品によって代替できるため、創作活動に励む学生も多い。2006年度より始まった角川春樹客員教授の講義も人気である。また、全学の進路支援として、学内合同企業説明会があったり、公務員講座、TOEIC講座、シスアド講座など課外講座も充実している。資格取得者に対する奨励金制度も2007年度よりスタートする。さらに、海外への語学留学の単位化も実施される。
[編集] 学部・学科(定員)
- 経済情報学部
- 経済情報学科(200名)
- 芸術文化学部
- 日本文学科(50名)
- 美術学科(50名)
[編集] 大学関係者と組織
[編集] 大学関係者一覧
[編集] 進学実績
毎年20名前後の大学院進学者があるようです。
[編集] 就職実績
広島銀行、中国銀行、伊予銀行、愛媛銀行、大分銀行、鹿児島銀行、西京銀行、山陰合同銀行、島根銀行、住友信託銀行、肥後銀行、広島信用金庫、呉信用金庫、笠岡信用組合、新光証券、大和証券、東海東京証券、東洋証券、日興コーディアル証券、福山市役所、国税専門官、広島県警、倉敷中央病院、青山商事、ジーベック、自重堂、ファミリーマート、福山通運、エフピコ、エフピコ、ミサワホーム中国、シャープ
[編集] ウィキブックス
[編集] 尾道学講座
地域総合センターでは、尾道学の公開講座を開催している。また、尾道学のデータベース化も、行われている。
[編集] 外部リンク
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