山下康介
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山下 康介 (やました こうすけ、1974年2月17日 - ) は、日本の作曲家、編曲家である。オフィス・トゥー・ワン所属。
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[編集] プロフィール
1974年静岡県浜松市生まれ。1996年に東京音楽大学卒業後大林宣彦に見出され、以降の同氏監督作品のほぼ全ての音楽を手がけるようになる。また同時期に菅野よう子の後を継ぐ形で光栄(現:コーエー)の歴史シミュレーションゲーム『信長の野望シリーズ』の音楽担当に抜擢。その後はドラマ・アニメ・舞台音楽とより活躍の場を広げている。大学時代の師にして所属事務所の大先輩である羽田健太郎の司会する『題名のない音楽会21』のスタジオ編曲も担当。
デビュー期より多くのサントラ経験を積んでおりその実績で培われた確かなセンスとスキルに裏打ちされた流麗なメロディーラインと重厚なアレンジ力が持ち味。現在若手随一とも評される実力派作曲家である。
[編集] 逸話
作曲家を志そうとしたきっかけは交響組曲ドラゴンクエストを始め、多彩な音楽を作曲することで有名なすぎやまこういちの音楽(そのときの作品は『伝説巨神イデオン』との事)に感銘を受けた事から。弟子入り志願のために高校在学中にすぎやまへ自ら作曲した曲の楽譜とデモテープを送ったところ、「曲はどれも良かったけど、作曲家としてやっていくなら高校を卒業して、音楽大学へ行き、きちんと音楽の勉強をしなさい。」との直筆の返事を受け、音大進学を決意したという。 すぎやまこういちは第二次世界大戦中や戦後に、ピアノを習う環境に恵まれず、音楽大学の受験を断念せざるを得なかった。そういう気持ちから山下に音楽大学をしっかり受験することを勧めたのであろう。
[編集] 主な作品
[編集] 映画
- 三毛猫ホームズの推理 (1996年)
- 風の歌が聴こえる (1997年)
- マヌケ先生(1998年)
- 三毛猫ホームズの黄昏ホテル (1998年)
- SADA (1998年)
- あの夏の日~とんでろじいちゃん~ (1999年)
- サイナラ 淀川長治物語・神戸編 (1999年)
- ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説 (2000年)
- 走れ!イチロー (2001年)
- なごり雪 (2002年)
- 理由 (2004年)
- リンダ リンダ リンダ (2005年)
- 超忍者隊イナズマ! (2006年) ※Vシネマ作品
- 超忍者隊イナズマ!!SPARK (2007年)
[編集] ゲーム
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- 信長の野望・将星録 (1996年)
- 信長の野望・烈風伝 (1998年)
- 信長の野望・嵐世記 (2000年)
- 信長の野望・蒼天録 (2002年)
- 信長の野望・天下創世 (2003年)
- 信長の野望・革新 (2005年)
- 信長の野望・天翔記までは菅野よう子が担当、信長の野望Onlineは川井憲次が担当。
- 維新の嵐 幕末志士伝 (1997年)
- ゼノサーガI・II (2006年)
[編集] ドラマ
- 最後の恋 (1997年) ※編曲。作曲担当は小田和正
- スウィートシーズン (1997年)
- 光の帝国(2001年)
- 新・愛の嵐 (2002年)
- 爆竜戦隊アバレンジャー (2003年) ※「羽田健太郎with Healthy Wings」メンバーとして参加
- 魔法戦隊マジレンジャー (2005年)
- 花より男子 (2005年)
- すてきにコモン! (2006年)
- クロサギ (2006年)
- 鉄板少女アカネ!! (2006年)
- 花より男子2(リターンズ) (2007年)
[編集] アニメ
- ガラスの仮面(OVA) (1998年) ※編曲。作曲担当は寺嶋民哉
- Xenosaga THE ANIMATION (2005年)
- ガラスの艦隊 (2006年)
- 月面兎兵器ミーナ (2007年)
[編集] 舞台音楽
- ブロードウェイミュージカル「太平洋序曲」 (2002年)
- ブロードウェイミュージカル「Into The Woods」 (2004年)