魔法戦隊マジレンジャー
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『魔法戦隊マジレンジャー』(まほうせんたいマジレンジャー)は、2005年(平成17年)2月13日から2006年(平成18年)2月12日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜日7:30 - 8:00に全49話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第29作である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
スーパー戦隊シリーズ | ||
第28作 | 特捜戦隊 デカレンジャー |
2004年2月 ~2005年2月 |
第29作 | 魔法戦隊 マジレンジャー |
2005年2月 ~2006年2月 |
第30作 | 轟轟戦隊 ボウケンジャー |
2006年2月 ~2007年2月 |
目次 |
[編集] あらすじ
とある街の古風な一軒家に住む小津家。この家の主である深雪は、自営農園を営む長男・蒔人ら5人の子供に恵まれ、ごく普通の暮らしを営んでいたのだが、ある日曜日の朝、一家の前に光の魔法陣が出現し、そこから醜悪な化け物が飛び出した。
子供たちが動揺する中、深雪は奇妙な形の携帯電話を用いて天使を思わせる白い戦衣姿に変身し、化け物を倒す。
家に帰り、驚く子供たちに深雪は告げる。先ほど倒した化け物は、かつて地上侵略をたくらみ、「天空聖者」たちによって封印された地底冥府インフェルシアの冥獣であること。自分は復活したインフェルシアと戦うため、天空聖者から魔法を授かった魔法使い・マジマザーであること。そして、深雪は長男の薪人、長女の芳香、次女の麗、次男の翼の四人に魔法戦隊マジレンジャーとなって戦うように告げた。だが、ただひとり、三男で末っ子の魁だけには、魔法ケータイ・マージフォンが与えられなかった……。
[編集] 概要
[編集] 特徴
本作は『地球戦隊ファイブマン』『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に続く3作目の5人兄妹戦隊である。「魔法使い」をモチーフにしており、苗字からも容易に想像できるが、小津5兄妹の上の四人の名前の頭文字を歳の順に並べ、最後に末っ子の魁の名をつけると「おづ(ず)」の「ま・ほ・う・つ・かい」、「オズの魔法使い」となる。
兄妹戦隊の先達2作とは年齢順を逆転し、レッドを5人兄妹の末っ子(三男)に位置づけているのが最大の特徴で、長男の変身するグリーンがリーダー的存在(※1)となっている。また、兄妹の親も変身することでも一線を画している。
そもそもレッドが最年少である事自体が戦隊初で、設定年齢も歴代レッド最年少である。同時期に放送していた『仮面ライダー響鬼』の主人公が歴代主役ライダー最年長であったことを考慮すると興味深い。『響鬼』との対比という点では、『マジレン』に登場する敵は西洋のモンスターをモチーフとしたものが多いのだが、一方で『響鬼』では東洋のいわゆる「妖怪」をモチーフとした敵が登場している点も対照的である。
家族戦隊の設定について、テレビ朝日側プロデューサーであるシュレック・ヘドウィックは「家庭崩壊などが憂えられていた世相から『家族愛』『兄弟愛』を強く主張する作品にしようという意図があり、それゆえ5人兄妹の設定を与えた」と、開始当時のインタビューで語っている。また同時に魔法使いというモチーフを選んだことについて、『ハリー・ポッター』シリーズのヒットにより、元来魔法ファンタジー物は女児向けで、男児向けの戦隊では受け入れられないだろうと言う風潮にも変化が起きてると確信したかららしい。その読みは当たり、視聴率、玩具売上ともに好調で、男児のみならず女児にも受け入れられた。企画当初は、スポンサー側からの要求で高校生戦隊を予定していたという。
魔法使いの設定を生かして、戦隊シリーズ定番の巨大ロボに当たる存在は、5人が自らが変身・合体した巨大戦士マジマジンであるという設定を導入した。マジマジンは変身後のマジレンジャーを演じるスーツアクター達が、それぞれ対応するマジマジンを演じているが、コンピュータグラフィックスにより、サイズが極端に違う巨大人型戦士の同時登場も実現(※2)している。
先に挙げた最年少レッドの他、公式には示されていないが雑誌記事等においてはストーリーが3部構成とされるなどの試みが見られる。また魔法使いというイメージから、シリーズ第2作『ジャッカー電撃隊』以来となる、変身後の衣装にマントを着けた姿を採用したり、『アラジンと魔法のランプ』や『カエル王子』など魔法をテーマにした童話の模倣も見られる。
『超獣戦隊ライブマン』以降、最終回はラストシーンからCMを挟まずそのままエンドロールが流れたり、オープニング主題歌をエンディングや挿入歌に使ったりという演出が一般的であったが、本作では最終回のエンディングも通常放送のエンディングと同様のものが使われた。
劇中ではマジブルー・小津麗と追加戦士のマジシャイン・ヒカルが結婚して最終的に8人の大家族戦隊(劇中表現「我ら、魔法家族!」)となり、最終回では(前作『特捜戦隊デカレンジャー』と並ぶ)8人が一堂に集い、全員で名乗りを決めた。この8人で名乗るというのはシリーズ史上最多人数(2007年現在・※3)であり、また、戦隊メンバー同士の結婚は鳥人戦隊ジェットマン以来15年ぶりになる。
なお、本作では各話を示す言葉をStage(ステージ)と言う。
(※1)あくまでも「的」。明確な「リーダー」が誰なのかは劇中描写上は曖昧。
(※2)5人が変身するマジマジンの内、最大のマジタウロスは最小のマジフェアリーの倍以上の身長設定であり、着ぐるみだけでは再現困難。
(※3)「スーパー戦隊Vシネマ」を除く。
[編集] キャスティング
小津5兄妹に起用された5人の俳優は、放送開始当時20歳を超えていたのは長女・芳香役の別府あゆみだけという、戦隊シリーズ随一の平均年齢の低さとなった。東映の公式ウェブサイトに東映側チーフプロデューサーの塚田英明のコラムによれば、別府は他メンバーと顔合わせをした際、これまでの仕事ではいつも最年少の部類だった自分が、今回は最年長だと知ってショックを見せていたという。但し、長男・蒔人役の伊藤友樹は子役からのキャリアを持っており、役の作りこみや細かい演技の面に至るまで妥協せず、まさに兄貴分的存在だったことが出演者達によって語られている。
5兄妹の母・小津深雪役には、渡辺梓が起用されている。東映側チーフプロデューサーの塚田英明は、もともと深雪のキャラクター自体、彼が東映京都撮影所付のプロデューサー時代に一緒に仕事をしたことのある渡辺をイメージして造形したものだったが、実際に本人にオファーを出すに当たっては、放映開始時点で36歳の渡辺が「24歳の長男を持つ母親役」であることから躊躇したものの、相談した第1話監督の渡辺勝也が後押しをしてくれたことと当の渡辺が「戦隊」に興味を示していたこと(※1)で、出演が実現したと東映の公式ウェブサイト上の自身のコラムで明かしている。
また5兄妹に敵対しながらも謎の多い魔導騎士ウルザードと、その正体である天空聖者ブレイジェルこと父・小津勇役には、俳優としても声優としても活躍する磯部勉が起用されている。
声優については、最初は冥獣という言語能力を持たない敵の設定だったため、悪側のゲスト声優は起用しなかった。しかし、第二部から冥獣人という言語能力がついた敵が登場してからは声優が起用され、その後登場した冥府十神の声優陣は矢尾一樹、大塚明夫、田中敦子、佐々木望、置鮎龍太郎などが起用された。
ナレーションは、長年バンダイのスーパー戦隊シリーズの玩具CMのナレーターや、戦隊シリーズの敵キャラクターを演じてきた玄田哲章が起用され、前後編の際の解説や、変身シーンなどの呪文ボイスも、バンダイの各種なりきり玩具の音声を含めて担当した。サブタイトルコールおよび次回予告のナレーションのみ、マンドラ坊や役の比嘉久美子が担当している。
劇場版及びテレビ版最終2話に登場する天空大聖者マジエルは、当初岡田眞澄が演じる予定であったが、劇場版のクランクイン直前に病気(食道癌)が発見されて降板を余儀なくされ、代役として曽我町子に変更された。過去の戦隊シリーズでは悪役として出演してきた彼女だったが、13年ぶりのシリーズ復帰となった本作で、初めて戦隊側の味方の役を演じた。しかし、実は曽我も劇場版クランクインの時点で既に膵臓癌を患っており、本作終了から3ヶ月後の2006年5月に死去。本作最終話が最後のテレビ出演となった。スタッフや関係者の話だと、曽我は病気を感じさせない常に元気なイメージだったらしい。なお、曽我が死去した3週間後の5月29日に、岡田も死去した。
(※1)渡辺は子供に付き合って『爆竜戦隊アバレンジャー』を観ていて、塚田に諳んじていたアバレキラーの変身ポーズを見せたという。
(※2)玄田は玩具のCMナレーターを多く担当しているため、玩具売り上げに影響を及ぼさないようにとの配慮で特撮番組で悪役をやる機会は少ない。玄田によれば『忍者戦隊カクレンジャー』で怪人を演じないかというオファーが来た時は、驚いたという。
[編集] 音楽・造形
音楽担当には『爆竜戦隊アバレンジャー』にて羽田健太郎率いる「Healthy Wings」のメンバーとして参加した山下康介を起用、戦隊シリーズ歴代最年少の劇伴担当者となった。羽田の門下生でありクラシック音楽への造詣も深く、若くして数多くの映画音楽経験を積んでいた山下は塚田の「ハリウッドスケールの曲を」と言う注文にも持ち前のスキルで応え、ファンタジー作品の劇伴に相応しい壮大かつシンフォニックな良スコアを多数輩出、そのクオリティは戦隊シリーズの音楽の中でもトップクラスとも評価されている。
デザインワークスには長らく戦隊シリーズから遠ざかっていた篠原保が『忍者戦隊カクレンジャー』以来11年ぶりの起用となった。篠原はインフェルシア側のデザインをはじめ天空聖者や衣装デザイン、マンドラ坊やなど、マーチャン関連を除く大半のデザインを担当。前作より参加し一部アリエナイザーデザインも手がけていた松井大は本作ではプロップ(小道具)デザインのみに留まっている。
[編集] 評価
視聴率は前作『特捜戦隊デカレンジャー』を更に上回り、2000年以降の戦隊では『百獣戦隊ガオレンジャー』に次ぐ好成績であった。同時期に放送していた『仮面ライダー響鬼』に10回も視聴率超えをする快挙を成す。玩具は変身アイテム「マージフォン」が前作の変身アイテム「SPライセンス」比210%という、好セールスを打ち出し、当初は前年の『デカレンジャー』を上回る勢いだったのだが、年末商戦用の高額商品「伝説合神DXマジレジェンド」など巨大ロボの玩具は番組中での扱いの悪さ(後半は敗北続き)などの要因から後半は失速し、前年『デカレンジャー』のキャラクター収入・116億円に対し、108億円とやや数字を落としてしまった。
[編集] 物語・諸設定
詳細については、各リンク先を参照。
[編集] 他媒体映像作品
- 劇場版:魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁
- Vシネマ:魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー
- 『超力戦隊オーレンジャー』以降、戦隊シリーズでは前作の戦隊との競演によるスーパー戦隊Vシネマが作られているが、次作『轟轟戦隊ボウケンジャー』のVシネマは、『轟轟戦隊ボウケンジャー VS スーパー戦隊』となり、『轟轟戦隊ボウケンジャーVSマジレンジャー』は以前の『百獣戦隊ガオレンジャーVSタイムレンジャー』と同様に幻となった。これは、『ガオレンジャー』(25作品目)・『ボウケンジャー』(30作品目)がスーパー戦隊シリーズ節目の作品であるのでそれを記念したため。但し、『ボウケンジャー VS スーパー戦隊』にはマジイエロー、マジシャイン、メーミィが登場するので、これが代替措置的ともとれる。ただしパワーレンジャー・オペレーション・オーバードライブでは「ボウケンジャーVSマジレンジャー」が実現する予定である。
[編集] キャスト
- マジレッド/小津魁(おづ かい) - 演:橋本淳
- マジイエロー/小津翼(おづ つばさ) - 演:松本寛也
- マジブルー/小津麗(おづ うらら) - 演:甲斐麻美
- マジピンク/小津芳香(おづ ほうか) - 演:別府あゆみ
- マジグリーン/小津蒔人(おづ まきと) - 演:伊藤友樹
- 天空勇者マジシャイン/天空聖者サンジェル/ヒカル - 演:市川洋介
- 冥獣帝(=絶対神)ン・マ - 声:塩野勝美→浪川大輔(復活後)
- 凱力大将ブランケン - 声:江川央生
- 魔導神官メーミィ/天空聖者ライジェル - 声:高戸靖広
- 妖幻密使バンキュリア - 声:渡辺美佐
- ナイ - 演:ホラン千秋
- メア - 演:北神朋美
- 魔導騎士ウルザード - 声:磯部勉
- 冥府神スレイプニル - 声:梅津秀行
- 冥府神ドレイク - 声:矢尾一樹
- 冥府神ダゴン - 声:大塚明夫
- 冥府神スフィンクス - 声:寺瀬今日子
- 冥府神ゴーゴン - 声:田中敦子
- 冥府神ティターン - 声:小形満
- 冥府神ワイバーン - 声:佐々木望
- 冥府神トード - 声:平野正人
- 冥府神サイクロプス - 声:置鮎龍太郎
- 冥府神イフリート - 声:稲田徹
[編集] スーツアクター
- マジレッド:高岩成二
- マジイエロー:今井靖彦
- マジブルー:野川瑞穂
- マジピンク:小野友紀
- マジグリーン:福沢博文
- マジシャイン:岡元次郎
- マジマザー:蜂須賀祐一
- ルナジェル:福沢博文
- スノウジェル:神尾直子
- ウルザード:日下秀昭
- スモーキー:竹内康博(Stage26のみ神尾直子が代役)
- バンキュリア:大林勝
- ブランケン:岡元次郎
- メーミィ:蜂須賀祐一
[編集] その他
- ナレーション:玄田哲章
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- 脚本:前川淳、荒川稔久、横手美智子、大和屋暁
- 音楽:山下康介
- 特撮監督:佛田洋
- 撮影:松村文雄、大沢信吾
- 助監督:息邦夫、加藤弘之ほか
- AC監督:石垣広文、新堀和男
- ヒーロー&メカニックアイテムデザイン:プレックス
- キャラクターデザイン:篠原保、松井大
- 制作統括:鈴木武幸(東映)
- プロデューサー:シュレック・ヘドウィック(tv asahi)、塚田英明、宇都宮孝明(東映)、矢田晃一(東映AG)
- プロデューサー補:泉谷裕
- 監督:渡辺勝也、中澤祥次郎、竹本昇、鈴村展弘
- 製作:tv asahi・東映・東映エージェンシー
[編集] 主題歌
[編集] オープニングテーマ
- 『魔法戦隊マジレンジャー』
- 作詩:岩里祐穂 作曲:岩崎貴文 編曲:京田誠一 歌:岩崎貴文
- ヴォーカルおよび作曲の岩崎は福岡出身のロックバンド「NO?YES」のギタリストで、製作発表の際にも特注で金色のギターと小津兄妹らの着用しているものとよく似た金色のジャケットを用意し「マジゴールド」を自称して登場している。
- 戦隊OP曲において作曲家がヴォーカルを兼ねるのは『忍者戦隊カクレンジャー』のトゥー・チー・チェン以来11年ぶり。岩崎自身の話では、主題歌コンペの時点では自分が歌うつもりは無かったが、デモテープでの岩崎の歌声をディレクターが気に入ったためヴォーカルへの起用に繋がったとのこと。
- 前作『特捜戦隊デカレンジャー』主題歌シングルは戦隊主題歌セールスの当時の最高記録を出したが、当作品はそれを発売数ヶ月で上回り2006年現在、戦隊主題歌セールスの最高記録の売上を持つ。岩崎は2005年のゴールドディスクを獲得した。
- なお劇場版では、挿入歌の一つとして使われた。
- また、現在はやじうまプラスの1コーナー「芸能プラス」のBGMとしてこの曲の一部が使われている。
[編集] エンディングテーマ
- 『呪文降臨~マジカル・フォース』
- 作詩:岩里祐穂 作曲:YOFFY 編曲:サイキックラバー&大石憲一郎 歌:sister MAYO
- 主題歌コンペではサイキックラバー自身が歌うOP曲候補として提出された。最後に戦隊名のコールが入るのはその名残。
- 2番Aメロの「狼の遠吠え」はサイキックラバーのJOE、間奏後のサビ前の歌詞で被さる男性コーラスはアレンジャーの大石によるもの。
[編集] 放映リスト
- サブタイトルの頭には必ず「Stage(話数)」が付けられる(最終回のみ「Final Stage」と付く)。「○○〜××(←呪文)〜」)に統一されている。
- 各怪人名のリンク先は、モデルとなった神話の怪物など。
放送日 | Stage | サブタイトル | 敵(カッコ内は声優) | スタッフ |
---|---|---|---|---|
02/13 | 1 | 旅立ちの朝 ~マージ・マジ・マジーロ~ |
冥獣トロル 魔導馬バリキオン ウルケンタウロス |
監督-渡辺勝也 脚本-前川淳 |
02/20 | 2 | 勇気を出して ~マージ・マジ・マジカ~ |
冥獣ブロブ ウルケンタウロス |
|
02/27 | 3 | 魔竜に乗れ ~マージ・ジルマ・ジンガ~ |
冥獣ワーム | 監督-中澤祥次郎 脚本-前川淳 |
03/06 | 4 | 魔人の王様 ~マージ・ジルマ・マジ・ジンガ~ |
冥獣コカトリス | |
03/13 | 5 | 恋をしようよ ~マージ・マジーロ~ |
冥獣ミミック | 監督-竹本昇 脚本-前川淳 |
03/20 | 6 | 闇の覇王 ~ウーザ・ドーザ・ウル・ザンガ~ |
巨大ブランケン 闇の覇王ウルカイザー 魔導馬バリキオン ウルケンタウロス |
監督-竹本昇 脚本-荒川稔久 |
03/27 | 7 | 夢の中へ ~ジンガ・マジーロ~ |
冥獣ファンガス | 監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
04/03 | 8 | 君こそヒロイン ~マジュナ・マジュナ~ |
冥獣マンティコア | 監督-渡辺勝也 脚本-横手美智子 |
04/10 | 9 | 炎の友情合体 ~ジルマ・マージ・マジ・ジンガ~ |
冥獣トロル(二体目)→冥獣ストーントロル 魔導馬バリキオン 闇の覇王ウルカイザー |
監督-中澤祥次郎 脚本-前川淳 |
04/17 | 10 | 花が咲いたら ~ジルマ・マジカ~ |
冥獣スペクター プチ・エリコ(冥獣化) |
|
04/24 | 11 | 吸血鬼の夜 ~マジーロ・マジカ~ |
冥獣リーチ | 監督-竹本昇 脚本-横手美智子 |
05/01 | 12 | 決意のしるし ~マージ・ジルマ・マジ・マジカ~ |
妖幻密使バンキュリア 小津芳香? 魔導馬バリキオン 闇の覇王ウルカイザー |
|
05/08 | 13 | お母さんなら ~ジンガ・マジュナ~ |
蟲毒房三冥獣オーガ | 監督-渡辺勝也 脚本-前川淳 |
05/15 | 14 | 燃えろパンチ ~ジー・ジー・ジジル~ |
蟲毒房三冥獣グール | 監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
05/22 | 15 | 花嫁の兄 ~ジルマ・マジ・マジュナ~ |
蟲毒房三冥獣スケルトン | 監督-鈴村展弘 脚本-横手美智子 |
05/29 | 16 | 門の鍵 ~ウザーラ・ウガロ~ |
妖幻密使バンキュリア強化体 | 監督-鈴村展弘 脚本-前川淳 |
06/05 | 17 | 優しさはいらない ~ウーザ・ドーザ・ウル・ウガロ~ |
冥獣ガーゴイル 巨大ブランケン 魔導馬バリキオン 闇の覇王ウルカイザー |
監督-竹本昇 脚本-荒川稔久 |
06/12 | 18 | 力を合わせて ~マージ・ジルマ・ジー・ジンガ~ |
||
07/03 | 19 | 魔法のランプ ~メーザ・ザザレ~ |
魔導神官メーミィ | 監督-中澤祥次郎 脚本-横手美智子 |
07/10 | 20 | キスしてケロ ~ゴール・ゴル・ゴルディーロ~ |
冥獣人グレムリン・ガリム(松野太紀) | 監督-中澤祥次郎 脚本-前川淳 |
07/17 | 21 | 魔法特急で行こう ~ゴー・ゴー・ゴルディーロ~ |
冥獣人ベヒモス・ベルダン(梁田清之) | 監督-渡辺勝也 脚本-横手美智子 |
07/24 | 22 | 京都でデート? ~ルーマ・ゴルド~ |
冥獣人ニンジャ・キリカゲ(土田大) | 監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
08/07 | 23 | 禁断の魔法 ~ロージ・マネージ・マジ・ママルジ~ |
冥獣人インキュバス・ベルビレジ(緑川光) 冥獣スパイダー 魔導馬バリキオン 闇の覇王ウルカイザー |
監督-鈴村展弘 脚本-荒川稔久 |
08/14 | 24 | 先生として ~ゴル・ゴル・ゴジカ~ |
||
08/21 | 25 | 盗まれた勇気 ~ジルマ・マジ・マジーロ~ |
冥獣人シーフ・ガストン(龍田直樹) | 監督-中澤祥次郎 脚本-横手美智子 |
08/28 | 26 | 信じろよ! ~ジルマ・ジー・マジカ~ |
冥獣人ハーピー・ピーウィー(松本さち) | |
09/04 | 27 | 俺たちの絆 ~マジーネ・マジーネ~ |
冥獣人四底王サムライ・シチジューロー(中村秀利) 冥獣人四底王サムライ・シチジューロー(本体) |
監督-渡辺勝也 脚本-荒川稔久 |
09/11 | 28 | 永遠に… ~ジルマ・マジ・マジ・マジーネ~ |
冥獣人四底王セイレーン・ネリエス(勝生真沙子) | 監督-渡辺勝也 脚本-前川淳 |
09/18 | 29 | くり返す「あれ?」 ~ジー・マジ・マジーロ~ |
冥獣人四底王コボルト・ブルラテス(青野武) 冥獣人四底王イエティ・ズィー(遊佐浩二) 悪魔の氷山イーブルアイス |
監督-鈴村展弘 脚本-横手美智子 |
09/25 | 30 | 伝説の力 ~マージ・マジ・マジ・マジーロ~ |
||
10/02 | 31 | 凄まじき魔神 ~マージ・ジルマ・ゴル・ジンガジン~ |
冥獣人四底王コボルト・ブルラテス 冥機ゴーレム |
監督-竹本昇 脚本-荒川稔久 |
10/09 | 32 | 父の言葉 ~マージ・ジルマ・ゴル・ゴジカ~ |
冥菌獣モールド 魔導馬バリキオン 闇の覇王ウルカイザー |
監督-竹本昇 脚本-大和屋暁 |
10/16 | 33 | インフェルシアへ ~マージ・ゴル・マジカ~ |
合体冥獣人キマイラ
魔導神官メーミィ |
監督-中澤祥次郎 脚本-横手美智子 |
10/23 | 34 | 勇気の絆 ~ゴール・ゴル・ゴルド~ |
||
10/30 | 35 | 神々の谷 ~マジ・マジ・ジジル~ |
冥府十神 | 監督-鈴村展弘 脚本-前川淳 |
11/06 | 36 | 神罰執行 ~マージ・ゴル・ゴジカ~ |
冥府神五武神イフリート | |
11/13 | 37 | 狙い撃ち ~ゴル・マージ~ |
冥府神五武神サイクロプス | 監督-竹本昇 脚本-大和屋暁 |
11/20 | 38 | アニキとの約束 ~ゴー・マジーロ~ |
||
11/27 | 39 | あべこべ姉弟 ~マジュナ・ジルマ~ |
冥府神五武神トード 冥府神三賢神ゴーゴン |
監督-中澤祥次郎 脚本-横手美智子 |
12/04 | 40 | 蛇女の庭 ~マジーネ・ルルド~ |
冥府神三賢神ゴーゴン | |
12/11 | 41 | 先生の先生 ~ゴール・ゴル・マジュール~ |
冥府神二極神ドレイク | 監督-渡辺勝也 脚本-前川淳 |
12/18 | 42 | 対決!二極神 ~ゴール・ルーマ・ゴル・ゴンガ~ |
冥府神二極神スレイプニル 冥府神二極神ドレイク |
|
12/25 | 43 | 茨の園 ~マジ・マジ・ゴジカ~ |
冥府神五武神トード | 監督-竹本昇 脚本-荒川稔久 |
01/08 | 44 | 母さんの匂い ~ジルマ・ジルマ・ゴンガ~ |
||
01/15 | 45 | 二人はともだち ~ジー・ゴル・マジュナ~ |
冥府神五武神ティターン 冥府神五武神ワイバーン 冥府神三賢神スフィンクス |
監督-中澤祥次郎 脚本-大和屋暁 |
01/22 | 46 | 湖へ向かえ ~ゴール・ゴル・ゴル・ゴルディーロ~ |
||
01/29 | 47 | 君にかける魔法 ~ルルド・ゴルディーロ~ |
冥府神三賢神スフィンクス | 監督-渡辺勝也 脚本-横手美智子 |
02/05 | 48 | 決戦 ~マジ・マジュール・ゴゴール・ジンガジン~ |
絶対神ン・マ 冥府神三賢神ダゴン 冥府神二極神スレイプニル |
|
02/12 | Final | 伝説への帰還 ~マージ・マジ・マジェンド~ |
絶対神ン・マ 冥府神三賢神ダゴン |
監督-渡辺勝也 脚本-前川淳 |
[編集] 放映ネット局
[編集] 児童誌特製DVD
- 魔法戦隊マジレンジャー スペシャルDVD「大公開!黄金(ゴールド)グリップフォンの超魔法~ゴル・ゴール・ゴー・ゴー~」
- 講談社の児童誌「テレビマガジン」「たのしい幼稚園」「おともだち」の合同企画として応募者全員にプレゼントされたオリジナルDVD。登場人物は魁、ヒカル、マンドラ坊やと深雪そっくりの女神(演:渡辺梓)。「ゴールドグリップフォン」と「シルバーマージフォン」が登場し、魁がゴールドグリップフォンでマジシャイン(「魁シャイン」と表記される。スーツアクターはマジレッド役の高岩成二)に変身する。ストーリーはイソップ童話の「金の斧」がモチーフ。
- 「ゴールドグリップフォン」は本編に登場する事は無かったが、玩具がDX魔法鉄神トラベリオンとのセットで(トイザらスでのみ)販売された。普通のグリップフォンの玩具との仕様の違いとして、音声ギミックがヒカル役の市川の声による呪文詠唱に変更された事が挙げられる。
[編集] トピックス
- 2005年8月20日開催のオリックス・バファローズvs北海道日本ハムファイターズのプロ野球公式戦(大阪ドーム)にゲスト出演。これはオリックス・仰木彬監督の采配が「仰木マジック」といわれていることでの魔法(マジック)つながりで、またこの作品の映画化上映記念のイベントの一環として実現したものである。当日会場ではマジレンジャーのメンバーが試合前・試合中の様々なアトラクションに出演して盛り上げた。
- 劇場版の宣伝で変身前の役者6人が日本テレビの番組「ザ!情報ツウ」にVTR出演、異例の他局進出を果たす。
- テレビ放送最終回の最後の提供コールにおいて、マジレッドが次戦隊『轟轟戦隊ボウケンジャー』のボウケンレッドと各々の変身アイテムである携帯電話で通信を交わすという“引継ぎ”的なシーンが放送された。前戦隊『特捜戦隊デカレンジャー』最終回の放送でもデカレッドとマジレッドの握手があり、デカレンジャー以降の作品から、スーパー戦隊シリーズの恒例儀式となっている。
- 2006年5月初旬に戦隊メンバーを演じた俳優たちによって「マジレンジャー卒業式」が行われた。そのため以前から一部で『轟轟戦隊ボウケンジャーVSマジレンジャー』は製作されないのでは、という憶測が広まっていて、皮肉にも憶測が的中してしまった。
- アメリカでは、戦隊物をパワーレンジャーとして放映していることで有名だが、2006年、4歳の子供がマジレッドのパジャマを着て強盗を追い払ったというエピソードが話題になった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- テレビ朝日内公式サイト
- 東映内公式サイト
- スーパー戦隊ネット内公式サイト
- DVD 魔法戦隊マジレンジャー特集(東映ビデオ内にあるサイト)
[編集] 前後番組の変遷
テレビ朝日系 日曜7:30枠(2005年2月~2006年2月、スーパーヒーロータイム枠の第1枠) | ||
---|---|---|
前番組 | 魔法戦隊マジレンジャー | 次番組 |
特捜戦隊デカレンジャー | 轟轟戦隊ボウケンジャー |
|
|
---|---|
昭和 | ゴレンジャー - ジャッカー - バトルフィーバー - デンジマン - サンバルカン - ゴーグルファイブ - ダイナマン(敵) - バイオマン(敵) - チェンジマン - フラッシュマン(敵) - マスクマン - ライブマン |
平成・20世紀 | ターボレンジャー - ファイブマン - ジェットマン - ジュウレンジャー(TRPG) - ダイレンジャー - カクレンジャー - オーレンジャー - カーレンジャー - メガレンジャー - ギンガマン - ゴーゴーファイブ - タイムレンジャー |
平成・21世紀 | ガオレンジャー - ハリケンジャー - アバレンジャー - デカレンジャー(人物・装備) - マジレンジャー(人物・魔法) - ボウケンジャー(人物・装備・宝物)- ゲキレンジャー |
劇場版 | JAKQ VS ゴレン - ガオ - ハリケン - アバレ - デカ - マジ - ボウケン |
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