川島正行
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川島 正行(かわしま まさゆき、1947年9月27日 - )は船橋競馬場所属の調教師・元騎手。南関東の調教師リーディングの常連である。彼の管理馬には内田博幸や石崎隆之が騎乗することが多い。
2005年には初めて地方所属馬であるアジュディミツオーをドバイワールドカップに送り出し、同馬で同年12月の東京大賞典を調教師として史上初めて連覇した。また、NARグランプリ2006で5年連続7回目の最優秀調教師賞に輝き、アジュディミツオーも2年連続で年度代表馬及びサラブレッド4歳以上最優秀馬に輝き、フリオーソもサラブレッド2歳最優秀馬に選出された。また、NARグランプリ2006の発表当日に行われた船橋記念をJRAからの転入初戦となった2004年の全日本2歳優駿の勝ち馬プライドキムで制して、地方通算700勝を達成した。
2006年には南関東で年間100勝をあげるという快挙をとげるなど、川島厩舎の所属馬はその圧倒的な強さから、ファンや関係者の間からは畏敬の念を込めて「川島軍団」と呼ばれている。
[編集] 代表管理馬
- サプライズパワー(1997年東京王冠賞、東京ダービー、1999年かしわ記念、2000年日本テレビ盃優勝)
- ネームヴァリュー(2003年帝王賞優勝)
- ナイキアディライト(出川龍一厩舎より転厩、2003年羽田盃、東京ダービー優勝、2004年帝王賞2着)
- アジュディミツオー(2004年東京大賞典、2005年東京大賞典、2006年川崎記念、かしわ記念、帝王賞優勝)
- シーチャリオット(2005年羽田盃、東京ダービー優勝、2004年全日本2歳優駿2着)
- プライドキム(栗東池添兼雄厩舎より転厩、2004年全日本2歳優駿優勝)
- フリオーソ(2006年全日本2歳優駿優勝)
- トーセンジョウオー(美浦国枝栄厩舎より転厩、中央時代に南関東主催の牝馬限定統一重賞3勝、転入後の2007年エンプレス杯・マリーンカップ優勝)