広島県立広島商業高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広島県立広島商業高等学校(ひろしまけんりつひろしましょうぎょうこうとうがっこう)は、広島県広島市中区舟入南にある商業高等学校である。
1899年に設立された伝統ある高等学校。1901年に県立となる。1945年8月6日の広島市への原子爆弾投下により壊滅的な打撃を被るが、学制再編により現在の県立広島商業高等学校となる。
2000年には創立100周年記念式典を挙行した。広島市には広島市立広島商業高等学校があり地元の人は「市商(ししょう)」と呼ばれているの対して、「広商(ひろしょう)」と一般的には呼ばれている。
野球部は高校野球の前身・全国中等野球優勝大会草創期からの強豪として知られ、春21回、夏22回の出場を誇り、春1回、夏6回(全国最多)の優勝を誇る。広陵とともに、広島県のみならず「日本高校野球史」を代表する名門の一つである。また特に夏甲子園に強いため県内では、「春の広陵、夏の広商」と呼ばれる。「緻密な野球」で知られ、送りバント・スクイズ・盗塁を多用し、固い守備で1点差で守り勝つ野球が身上である。
毎年、12月に2日開催される販売実習「模擬株式会社広商デパート」は地域からの支持も高い。
目次 |
[編集] 所在地
[編集] 沿革
[編集] 校風
「誠実・進取」・・・真心を持った人間になろう。物事を自分から進んで行われる人間になろう。
[編集] 教育方針
「キャリア教育日本一」
[編集] 学科
- 商業科
- 国際経済科
- 会計科
- 情報システム科
[編集] 部活動
- 硬式野球部
- 軟式野球部
- バスケットボール部
- 卓球部
- 簿記部
- 珠算部
- 商業研究部ほか
[編集] 著名な出身者
- 大木惇夫(詩人)
- 峠三吉(原爆詩人)
- 石本秀一(広島東洋カープ初代監督他)
- 灰山元治(ライオン軍)
- 鶴岡一人(元南海ホークス監督)
- 土屋雅敬(元国鉄スワローズ他)
- 山本文男(元広島東洋カープ、元セリーグ審判部長)
- 山本一義(元広島東洋カープ他)
- 大下剛史(元広島東洋カープ他)
- 三村敏之(元広島東洋カープ、同監督)
- 山本和行(元阪神タイガース他)
- 金光興二(法政大学野球部監督)
- 達川光男(元広島東洋カープ、同監督)
- 桝本壮志(放送作家)