広田駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広田駅(ひろたえき)は、福島県会津若松市河東町大字広田にある東日本旅客鉄道(JR東日本)および日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
但し、貨物扱いは2007年3月18日ダイヤ改正以降、同線の塩川駅と共に設定がなくなっている。
目次 |
[編集] 駅構造
単式ホーム、島式ホーム各1面の2面3線の地上駅で、無人駅である。トイレは洋式の簡易水洗式で、小便器は非水洗式。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1899年(明治32年)7月15日 - 岩越鉄道 上戸駅~会津若松駅間開通と同時に開業。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 岩越鉄道が国有化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 2007年(平成19年)3月15日 - 貨物列車の最終運行日。同年3月18日のダイヤ改正で列車設定廃止。
[編集] 貨物取扱
住友大阪セメント広田サービスステーションへ専用線が続き、火曜日~木曜日の朝方(需要の変動で指定運転日でも運休する場合があった)に青海駅よりセメント輸送貨物列車が到着していた。2007年3月14日到着分を以て到着する荷が終わり、翌3月15日に機関車が単機で到着し、前日に到着してセメントを取り卸した空車を引き取って廃止となった。
専用線には住友大阪セメント所有のオレンジ色の日立製スイッチャー1機が存在していたが、15日の朝に専用線から授受線へ空車の引き出しを行ったのを最後に役目を終えた。