志村新八
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志村新八(しむら しんぱち)は、空知英秋作の漫画『銀魂』に登場する架空の人物。アニメ版の声優は阪口大助。
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[編集] 人物
身長166cm、体重55kg。8月12日生まれ、16歳(飲酒して酔っぱらっているシーンもあるが、六十四訓ではお妙が登場する前に、ジュースを飲んでいたので、お妙に無理矢理飲まされた可能性がある)。
本作の準主人公に当てはまる存在。ある意味で主人公とはいえ癖のある銀時よりも、常識人な新八目線(読者的視点)で話が進むケースも少なくはない。通称「ぱっつぁん」[1]。侍魂を学ぼうと銀時の元で働く、眼鏡をかけた一見気弱そうで地味な少年。一人称は基本的に「僕」だが、キレた時などは「俺」になることもある。銀時と出会うまでは、真面目ではあるが冴えない「ダメガネ」少年そのものだった。登場人物の中では貴重なツッコミ担当。
その地味なくらい平凡な(むしろ冴えない)容姿と、周囲に非凡な人間が多すぎる環境のせいで、自身の存在を忘れられたり、「メガネとツッコミと追っかけを取ったら何も残らないヘタレ」と比喩して言われる破目もあるが、数少ない常識人としてのツッコミは銀時たちも(一応)重要視している模様。実家が恒道館という剣術道場の為、地球人の水準で見れば剣術の腕は高く、雑魚程度なら多人数でかかってきても簡単にしめて倒せる。真剣での勝負は経験不足だが、実力はそれなりに高い[2]。本人が言うには、流派の名は「天堂無心流」[3]。剣術を志す一方、アイドル寺門通の親衛隊隊長(ファンクラブ会長)を務め、お通の追っかけ時は熱血漢な一面が現れる。ただし、自身はかなりの音痴。様々な出来事(または事件)を経験したせいか、最近はオタク化してきている。
母は新八を産んだ後にすぐ他界し、父は幼少の頃に病死。一手で育ててくれた姉のお妙を慕いつつ、お妙の怒り狂う姿を恐れているが、本人もキレると姉と同じく感情を剥き出しに暴走する傾向があり、やはり血は争えない。姉思い故に「シスコン」呼ばわりされており、本人も自覚している。
『3年Z組銀八先生』でもツッコミ担当と寺門通の親衛隊長は変わらず。何だかんだ言いながらも銀八を尊敬している。ちなみに、こちらでは志村妙を「姉上」と呼ばず、現代に合わせたのか「姉さん」と呼んでいる。
[編集] 寺門通親衛隊
新八が隊長を務めるお通のファンクラブ。お通が芸能界で干されようとも、様々な路線に走ろうとも一途にお通命を貫き続ける精神を持つ。親衛隊長(ファンクラブ会長)時の新八は人格が豹変し、いつも以上に存在感を発揮し、隊員を纏め上げ取り締まっている。また、親衛隊には「軍曹」などといった称号を持つ幹部が何人か存在する。隊員法度なるものも存在し、破った者には、隊長である新八から「鼻フックデストロイヤー」などの厳罰な刑に処される。現在は新八の旧友である高屋八兵衛(通称「タカチン」)も入っている。天人も登録可能な様子。
[編集] 注
- ^ たまに銀時や神楽がこう呼んでいる時がある。
- ^ コミックスの質問コーナーに記述。
- ^ 神道無念流が元ネタと思われる。
- ^ その為、彼の後ろに何らかの脅威が接近している時は「志村後ろォ!」とよく言われる。
[編集] 関連項目
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メディア展開: | アニメ |
登場人物: | 銀魂の登場人物一覧 | |
主な登場人物 | 坂田銀時 | 志村新八 | 神楽 | 志村妙 |
登場する団体: | 真選組 | 鬼兵隊 |
ゲーム: | 銀魂でぃ~えす・万事屋大騒動! | 銀魂 銀時vs土方!? かぶき町銀玉大争奪戦!! |