改名
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改名(かいめい)とは、人の本名、芸名、ペンネーム、ハンドルネーム、ニックネーム、団体や法人の名前若しくは呼称、地名等を改めることを指す。
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[編集] 本名
人名などの改名では婚姻による苗字改名が最も多い。この場合改名したことによって仕事上不都合が起こると主張する議論がある。詳しくは夫婦別姓を参照されたい。婚姻による改名は婚姻届を提出することによって許可される。また離婚などによって婚姻が解消された場合、もとの苗字に戻ることができる。元に戻さずに結婚していた時の苗字を名乗り続けても構わない。
この他に、字画が悪い(改名によって運気を高める目的がある)、偶然に犯罪者と同姓同名となり迷惑を被っている、珍名が恥ずかしい、専ら本名以外の名を使用しており本名よりもそちらの方が知られている、僧侶になるため名前を変える、異性に間違えられる、家に代々伝わる世襲名を名乗るなどの理由で改名が行われる場合がある。こうした場合の戸籍上の本名の改名には家庭裁判所の許可が必要である。
[編集] 帰化・国籍変更による場合
また、日本の国籍を持たない人が日本に帰化するとき、国籍を取得したことを分かって貰うために改名を行う場合がある。 これは、帰化もしくは国籍を選択する際に薦められる行為であって、必ずしも日本風の名前に変更する必要は無い。
現在でも、帰化した際には日本風の姓名(通名含む)が必須であるという誤解が根強いが、これは、帰化申請の書類を提出する際に、氏名の欄へ記入できる文字は日本語(日本の常用漢字・平仮名・片仮名)のみとなっていることが拡大解釈されていると思われる。 ただこれは、例えば日本人がアメリカに帰化するならば、申請書類には当然アルファベットで自分の氏名を記入しなければならない事と同じである。
安易に名前を変更すると、自身のアイデンティティーやルーツを喪失してしまう恐れがある。 日本以外の移民の多いヨーロッパやアメリカ州では帰化、国籍選択の際に名前は変更しないのが普通である。 そのため名前を見ればその人のルーツ(ドイツ系だとかイタリア系だとか)が分かる。
日本への国籍変更の際に一般的な改名の方法は、自分の苗字に適当な漢字を当てる方法である。こうした例としてツルネン・マルテイや三都主アレサンドロ、ラモス瑠偉がある。その他の例として日系人の場合は、元々の日本風の苗字を持っているのでこれをそのまま使う方法がある。この例として田中マルクス闘莉王がある。また二重国籍者の場合、日本人の親の姓(婚姻によりより苗字が変更されている場合は旧姓)を用いる方法がある。この例としてマーク・パンサーがある。
力士の場合四股名を貰う。この四股名を帰化した時の本名とする場合がある。KONISHIKIの場合がこれに当たる。長年用いてきた四股名であればアイデンティティーの一部となっている事がほとんどなので、この方法を用いる力士は多い。
[編集] 在日コリアンの場合
在日コリアンで日本人風の通称を用いている者は多い。一方で帰化する際にそれまでの名前を用いる者も存在する。
[編集] 本名でない物
芸名、ペンネーム、ハンドルネーム、ニックネームなどの変更は、特に申請は必要ないので、人気の出ない芸能人などが頻繁に改名する例がしばしば見受けられる。またそれなりに知名度のある芸能人などでも、運気の上昇を狙って改名する場合がある。これは同時に宣伝効果なども期待されての行為である。ただし、それまでの名前と新しい名前に何らかの関連性がないと、同一人物だと分かってもらえない可能性があるので、漢字を変えたなどの程度に留まる事が多い。最近では「藤岡弘、」や「本田美奈子.」等のように記号を用いる場合もある。こうした改名は日本人だけに留まらず、プリンスなどは読み方不明のシンボルマークを用いていた時期があった。これは自己顕示による行為であると思われる。
またスポーツ選手等の場合、本名での登録からニックネームでの登録名に変更する場合がある。これも一種の改名と捉える事が出来る。日本ではイチロー、パンチがこのさきがけとなった。他の例としてSHINJOとして登録した新庄剛志などがある。スポーツ選手の場合、ファンに親しみを持ってもらう事は彼らの仕事のうちの一つである。こうしたニックネームを用いる方法はファンサービスの一環として捉える事ができる。Jリーグでは本名が長いブラジル人選手以外はニックネームでの登録は認められていない。ただし双子の選手などは紛らわしいし、ファンも区別するために登録されている苗字以外で呼ぶ事が多いので、ニックネームでの登録を認めるように主張している者もいる。
[編集] 団体・法人名
団体、法人の名前の変更は運気の上昇、イメージアップなどを目的として行われる。1980年代に元々の漢字表記での団体名、法人名を英語表記の新団体名、法人名に変える事がブームになった。これはイメージアップが目的だが、高齢者を中心としてそれまで慣れ親しまれた名前をいきなり「横文字」にされた事に対する戸惑いが多く聞かれた。現在でも電電公社、専売公社等と言う人もいる。またJRグループをさきがけとして“J”と言う文字を使用することが1990年代初頭に流行した。こうした団体名や法人名の改名においては、時流に合わせた改名が行われることが多いため、その時代時代の流行に流される感は否めない。
こうした流行とは関係なく、多国籍企業や複数の国で販売されている商品は、国外に出ることによって全く変わった意味で取られてしまうことにより改名を迫られる場合が多い。全日本空輸やポカリスエットがその例である。全日本空輸の略称である「全日空」は中国語だと「一日中空っぽ」という意味に取られると言うことで英語表記での略称の"ANA"に統一を図った。ポカリスエットの場合は、"sweat"(汗)と言う単語にクリーンなイメージは皆無で、汚らしいイメージしかないため、英語圏での改名を迫られた。
[編集] 地名
市町村合併によって、新たな自治体名に改名される例が多い。こうした地名の改名は最近始まったことではなく、古代から行われてきたものである。古代における改名の記録は紛失している場合が多いので、元々地名の縁起や意味が判らなくなっているものが多いのではないかと見られている。この例に限らず、地名にはその由来や歴史が隠されていることが多い。改名が行われることによって歴史性が喪失されるのは、今も昔も変わりは無い。こうした改名は土地区画整理に伴う番地整理などによっても行われる。南セントレア市などのように、古い名前を捨ててまったく歴史的な関係のないイメージ優先の名前を付ける場合が多い。首都圏などを中心として、都市部などでは、元々の郡境がどこにあったのかも分からなくなってきてしまっている。
[編集] 改名一覧
[編集] 芸能人
[編集] お笑い芸人
[編集] ミュージシャン
- アンドレ・カンドレ→井上陽水
- シーモネーター→SEAMO
- TAKUI→中島卓偉
- 露崎春女→Lyrico
- TETSU69→tetsu
- PAPA BON→PAPA B
- 氷室狂介→氷室京介
- YOSHII LOVINSON→吉井和哉
- 玲葉奈→Leyona
[編集] バンド
- アイロウ&タカ→ヒガシワタリ→アイタカ
- ブルーボーズ→藍坊主
- FLATBACKER→E・Z・O
- Dogggystyle→犬式
- ちゅらら→wiz-us
- X→X JAPAN
- MILKRUN→AUDIO RULEZ
- ちっちゃいZ→COSMIC ANGELS→KING
- けちゃっぷmania→ketchup mania
- 神風グリーン→月光グリーン
- THE JERRY LEE PHANTOM→THE BEACHES
- SHAMPOOHAT→THE LOCAL ART
- SMRYTRPS→Samurai Troops
- undercover→C-999
- jeal.kb→jealkb
- THPLAY→SPLAY
- Hi-Timez→Spontania
- ゼンマイ虫→ゼンマイ
- SOIL&HEMP SESSIONS→SOIL&"PIMP"SESSIONS
- 箸→チン☆パラ
- 非難GO-GO→BUCK-TICK
- PICK 2 HAND→P2H
- COLOR→Buzy
- Rika.F5→function code();
- ZARIGANI 5→Fed MUSIC
- 赤坂小町→JULIAN MAMA→プリンセス・プリンセス
- Full Of Harmony→F.O.H→Full Of Harmony
- ふたば→☆→☆-HOSHI-
- マニアックラヴァーズ→マニ★ラバ
- move→m.o.v.e
- タンバリンズ→MOON CHILD
- 相撲茶屋→locofrank
- ハレンチ☆パンチ→80★PAN!