BUCK-TICK
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BUCK-TICK | ||
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基本情報 | ||
出身地 | ![]() |
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ジャンル | ロック | |
活動期間 | 1985年~ | |
レーベル | 太陽レコード (1986年~1987年) ビクターインビテーション (1987年~1996年) マーキュリー・ミュージックエンターテイメント (1997年~1999年) BMGファンハウス (2000年~2005年) BMG JAPAN (2005年~) |
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事務所 | 有限会社バンカー | |
共同作業者 | 横山和俊(プログラミング) | |
公式サイト | http://www.buck-tick.com/ | |
メンバー | ||
櫻井敦司(ボーカル) 今井寿(リードギター) 星野英彦(リズムギター) 樋口豊(ベース) ヤガミトール(ドラム) |
BUCK-TICK(バクチク)は、群馬県出身のロックバンド。 現在はBMG JAPAN所属。
1987年のメジャーデビュー以来、メンバーチェンジを一度も行わず現在に至る。 現在も非常に精力的な活動をしている。1988年『JUST ONE MORE KISS』がオーディオ機器(当時の所属レコード会社ビクターのCDラジカセ CDian。「重低音がバクチクする」のコピーは有名)のCMタイアップに使われてヒットし、人気が出る。ビジュアル系の元祖の一つであるとも言われる。 音楽性はアルバムごとにかなり異なっており、さまざまな要素を取り入れて、新しい音に果敢に挑戦する姿勢がみられる。
目次 |
[編集] メンバー
櫻井敦司(さくらい あつし 1966年3月7日 - 、群馬県藤岡市出身) ボーカル、作詞。
- 初期の頃は新字体で「桜井敦司」、または「ATSUSHI」と表記されていた。愛称は「あっちゃん」。
今井寿(いまい ひさし 1965年10月21日 - 、群馬県藤岡市出身) ギター、ノイズ、コーラス、作詞、作曲。
- 初期の頃は「HISASHI」と表記されていた。「今井」、「今井くん」、「今井さん」などと苗字で呼ばれることが多いが、一部の初期のファンは「イマイジュ」(寿=じゅ)とも呼ぶ。
星野英彦(ほしの ひでひこ 1966年6月16日 - 、群馬県藤岡市出身) ギター、キーボード、コーラス、作曲。
- 初期の頃は「HIDE」と表記されていた。愛称は「ヒデ」。
樋口豊(ひぐち ゆたか 1967年1月24日 - 、群馬県高崎市出身)ベース。
- 初期の頃は「U-TA」と表記されていた。愛称は「ユータ」。
- ヤガミトールとは実の兄弟である。
ヤガミトール(1962年8月19日 - 、群馬県高崎市出身)ドラム。
- 初期の頃は「TOLL」と表記されていた。愛称は「アニイ」。
- 樋口豊とは実の兄弟である。
- 現在においてもメンバー中、唯一髪を立て続けている。
- BUCK-TICKの所属事務所である有限会社バンカーの代表取締役。
[編集] 概要
初期の頃は、頭髪を真直ぐに立て、煌びやかな服を着たり、デビュー後1、2年で黒尽くめの服を着るなど後のビジュアル系を思わせる衣装が印象的であったが、現在はスーツの他、デニムとTシャツなどのカジュアルな服装でメディアに登場することが多い。しかし、彼らのライブに来る往年のファンの中にはBUCK-TICK初期を意識した黒尽くめの衣装を纏う者が多く、世間的にも未だにBUCK-TICKはビジュアル系バンドであるという印象が抜けきれていないのが実情である。そのため、最近のファンの中にはこのビジュアル系の印象を嫌う者も多い。
作曲は8~9割方今井が手がけ、1~2割程度を星野が担当する。作詞は歌い手である櫻井が殆どを手掛けているが、アルバム1作品につき1、2曲程度、今井が自身の曲に歌詞を付け、自身で歌うことがあり、その独特な声と圧倒的な世界観はファンの間でも人気が高い。編曲は「BUCK-TICK」名義だが、基本的には作曲者が統率をとる。BUCK-TICKのサウンドは今井の趣向が色濃く反映されアルバムごとに音楽性が変化し、近年ではパンクロックをベースにテクノやトランスなどの要素を加えたエレクトロニカが主流となっている。メンバーの共通の意識として「恒に異端でありながらも大衆性を失わない」ことを重要視しているようである。
[編集] 音楽性の変遷
BUCK-TICKのサウンドは常に時代の流れに合わせるように進化しており、ファンを飽きさせることはない。次のアルバムではどのようなサウンドになるのかを楽しみにしているファンは多い。
- 最初期はBOØWYに代表される所謂ビートロックを基調としながらも、今井の言うところの「ありえないコード進行」を駆使し、奇妙なビート感を生み出していた。インディーズ時代のアルバム『HURRY UP MODE』はどこか閉塞感の漂う重々しい空気を持っていたが、メジャーデビュー後は楽曲に華やかさが増し、驚くほどポップになっていった。そのため、派手な見た目とのギャップで批判を受けることもあった。
- 1989年の『TABOO』では一転、暗く重々しいサウンドになった。これは当時、バウハウスなどに代表されるゴシック・ロックに傾倒していた櫻井の意向による。1990年の『悪の華』は『TABOO』の世界観を継承しつつより深みを増した楽曲の他に、先行シングル「悪の華」や「NATIONAL MEDIA BOYS」など次回作に通じる勢いのある楽曲も収録されている。この頃バンドの人気はピークに達し、この2作に影響を受けたビジュアル系バンドは数多い。
- 1991年の『狂った太陽』では前の2作のサウンドからややポップになり、シンセサイザーや打ち込みを使ったハードなデジタルロックになった。今井寿がギターシンセを使い始めたのもこの時期で、「太陽ニ殺サレタ」のイントロの鐘の音は彼のギターが奏でている。これ以降BUCK-TICKは打ち込みを頻繁に使うようになる(キーボードは以前から使っていたが)。1992年のセルフカバーアルバム『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』においては、『狂った太陽』での経験を生かした近未来的なアレンジになっており、今聴いても古臭さを感じない。中にはオリジナルの原形を留めないほどアレンジされている曲もある(「M・A・D」はその典型だが、今井は「原曲が完璧なので解体するしかなかった」とインタビューで語っている)。デビュー後の5年間でどれだけ音楽性が変わったかが解る。
- 1993年の『darker than darkness -style 93-』ではジャズ、ハードロックなどを取り入れた、タイトル通りの暗くて濃い世界になっている。1995年の『Six/Nine』では前作の匂いを残しつつも、あまり暗くはならずハードロック・アンビエントを押し出している。
- 1996年の『COSMOS』ではポップな曲が増え、今井が好むテクノ要素が入っている。マーキュリー・ミュージックエンターテイメント移籍後の1997年にリリースした『SEXY STREAM LINER』では『COSMOS』のテクノ要素が爆発し、BMGファンハウス移籍後の2000年にリリースした『ONE LIFE,ONE DEATH』ではトランス要素が強い。
- 2002年の『極東 I LOVE YOU』ではおとなしめでしっとりとしたサウンドになり、2003年の『Mona Lisa OVERDRIVE』ではその反動か、ヘヴィなハードロックを全面に出している。音楽性がまるで対照的なこの2作品は元々2枚組みで1つのアルバムとして発売される予定だったといわれており、最初の曲と最後の曲のリフがそれぞれ共通している。このような遊び心があるのも彼らの魅力である。
- 2005年リリースの『十三階は月光』は、初のコンセプトアルバムとして、幻想的でゴシックなサウンドを展開し、ファンを驚かせた。
[編集] 来歴
- BUCK-TICKの前身バンドである「非難GO-GO」を結成。当時、櫻井はドラムとして参加、ボーカルはアラキ。夏頃にバンド名を「BUCK-TICK」に改名。
- 楽曲とボーカルスタイルの違いからアラキにボーカル交代を申し入れ、アラキもこれを了承して脱退する。当初、今井が外部からボーカルを連れて来るつもりだったが、櫻井がボーカルを志願した。空席となったドラムスは樋口の誘いにより、樋口の実兄のヤガミトールが加入。
- 10月にインディーズレーベル太陽レコードより、インディーズシングル『TO-SEARCH』をリリース。
- 4月、インディーズレーベル太陽レコードより、インディーズアルバム『HURRY UP MODE』をリリース。
- アルバムの発売記念に東京豊島公会堂で『バクチク現象』と称したライブを開催し、800人を動員する。
- 9月21日、ビクターインビテーションより、ライブビデオ『バクチク現象 at LIVE INN』のリリースでメジャーデビュー。
- 11月21日、1stアルバム『SEXUAL×××××!』をリリース。
- 12月11日、日本青年館でデビューライブを行う。
- 3月21日、1stミニアルバム『ROMANESQUE』をリリース。
- 6月21日、2ndアルバム『SEVENTH HEAVEN』をリリース。
- 10月13日、ライブツアー『SEVENTH HEAVEN』を開始。
- 10月26日、1stシングル『JUST ONE MORE KISS』をリリース。ビクターのラジカセ「CDian」のCMに使用され大ヒット。同年、日本レコード大賞新人賞を獲得。
- 1月18日、3rdアルバム『TABOO』をリリース。
- 1月19日、初の日本武道館公演を開催(1月20日まで)。
- 3月22日、ライブツアー『TABOO』を開始。
- 4月21日、今井がLSD使用による麻薬取締法(現「麻薬及び向精神薬取締法」)違反で逮捕される。その後、今井以外のメンバー全員が半年間の謹慎期間に入る。
- 12月29日、東京ドームにおいて『バクチク現象』と題したライブで復活を遂げ、43000人を動員する。
- 1月24日、2ndシングル『悪の華』をリリース。初登場1位を獲得する。
- 2月1日、4thアルバム『悪の華』をリリース。初登場1位を獲得する。
- 2月8日、インディーズ時代のアルバム『HURRY UP MODE』のリミックスアルバム『HURRY UP MODE(1990MIX)』をリリース。
- 3月2日、ライブツアー『悪の華』を開始。
- 3月14日、ライブツアー『殺シノ調べThis is NOT Greatest Tour』を開始。
- 3月21日、セルフカバーアルバム『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits』をリリース。初登場1位を獲得する。
- 9月10日、横浜アリーナでビデオ収録のためのスペシャルライブ『Climax Together』を開催(9月11日まで)。
- 5月20日、ライブツアー『darker than darkness -style 93-』を開始(11月19日まで)。
- 6月23日、7thアルバム『darker than darkness -style 93-』をリリース。
- 12月31日、SOFT BALLETとともに『ICONOCLASM』を演奏。
- 7月31日、ライブ『SHAPELESS』を開催。(8月7日にも開催)
- 8月9日、LUNA SEA、SOFT BALLETらとのライブツアー『LSB』を開始(8月30日まで)。
- 8月24日、写真集付き限定生産リミックスアルバム『シェイプレス』をリリース。
- 4月17日、フィルム・ギグツアー『新作完全再生劇場版』を開始(4月29日まで)。
- 4月21日、9thシングル『鼓動』をリリース。C/W曲『楽園』にコーランを無断で使用していたため、回収され、廃盤になる。
- 5月14日、ライブ『Six/Nine '95.5.14』を開催。
- 5月15日、8thアルバム『Six/Nine』をリリース。収録曲『楽園(祈り 希い)』にコーランを無断で使用していたため、回収され、廃盤になる。同時にライブツアー『Somewhere Nowhere 1995 TOUR』を開始(8月9日まで)。
- 9月21日、問題の部分を修正し、シングル『鼓動』、アルバム『Six/Nine』を再リリース。同時に10thシングル『見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ』をリリース。アルバム『Six/Nine』からのシングルカット。
- 12月1日、メジャーデビュー後の全シングルの1曲目を収録したアルバム『CATALOGUE 1987-1995』をリリース。
- 3月1日、ライブツアー『TOUR '97 RED ROOM 2097』を開始(4月22日まで)。
- 11月12日、マーキュリー・ミュージックエンターテイメント移籍後初のCD、12thシングル『ヒロイン』をリリース。
- 12月26日、ライブ『SEXTREAM LINER 零型 (type 0)』を開催(12月27日まで)。
- 12月10日、10thアルバム『SEXY STREAM LINER』をリリース。
- 2月4日、ライブツアー『TOUR SEXTREAM LINER』を開始(5月9日まで)。
- 3月11日、予約限定LPミニアルバム『LTD』、13thシングル『囁き』をリリース。
- 8月12日、1stライブアルバム『SWEET STRANGE LIVE DISC』をリリース。
- 3月20日、ビクターインビテーション時代の全シングル曲と一部のアルバム曲を収録した1stベストアルバム『BT』をリリース。
- 8月8日、ライブ『BEAUTIFUL MONSTER TOUR』を開催。
- 8月19日、ライブ『(ノータイトル)』を開催。
- 8月23日、ライブツアー『Energy Void TOUR』を開始(8月31日まで)。
- 3月29日、マーキュリー・ミュージックエンターテイメント時代の全シングル曲とアルバム『SEXY STREAM LINER』の全曲を収録した2ndベストアルバム『97BT99』をリリース。
- 9月6日、BMGファンハウス移籍後初のCD、17thシングル『GLAMOROUS』をリリース。
- 9月20日、11thアルバム『ONE LIFE,ONE DEATH』をリリース。
- 9月21日、ライブツアー『PHANTOM TOUR』を開始(10月11日まで)。
- 10月15日、ライブツアー『OTHER PHANTOM TOUR』を開始(11月3日まで)。
- 10月21日、FC限定ライブ『FISH TANKER ONLY』を開催。
- 12月13日、ライブツアー『TOUR ONE LIFE, ONE DEATH』を開始(12月29日まで)。
- 3月28日、2ndライブアルバム『ONE LIFE, ONE DEATH CUT UP』をリリース。
- 7月29日、韓国でのイベント『Soyo Rock Festival』に参加。
- 12月19日、マーキュリー・ミュージックエンターテイメント時代の3rdベストアルバム『SUPER VALUE BUCK-TICK』をリリース。
- 12月29日、ライブ『THE DAY IN QUESTION』を開催。
- 3月6日、12thアルバム『極東 I LOVE YOU』をリリース。
- 4月3日、ライブツアー『WARP DAYS』を開始(6月16日まで)。
- 5月31日、FC限定ライブ『FISH TANKer's ONLY』を開催。
- 6月1日、ライブツアー『WARP DAYS -AFTER DARK-』を開始(6月5日まで)。
- 9月19日、ビクターインビテーション時代の10枚のアルバムのリマスター盤をリリース。
- 12月29日、ライブ『THE DAY IN QUESTION』を開催。
- 1月24日、SHIBUYA-AXにてシークレットライブを開催。
- 2月13日、13thアルバム『Mona Lisa OVERDRIVE』をリリース。
- 3月4日、ライブツアー『Mona Lisa OVERDRIVE TOUR』を開始(4月10日まで)。
- 4月29日、ライブツアー『Tour Here we go again!』を開始(5月25日まで)。
- 6月28日、ライブ『Mona Lisa OVERDRIVE -XANADU-』を開催(6月29日まで)。
- 8月2日、イベント『SUMMER SONIC 03』に参加(8月3日まで)。
- 9月25日、マリリン・マンソンのジャパンツアーにオープニングアクトとして参加(9月28日にも参加)。
- 12月28日、ライブ『THE DAY IN QUESTION』を開催(12月29日まで)。
- 4月7日、3rdライブアルバム『at the night side』をリリース。
- 6月23日、櫻井敦司のソロアルバム『愛の惑星』をリリース。
- 7月21日、櫻井敦司のソロライブ『愛の惑星』を開催(7月22日まで)。
- 9月11日、ビデオ収録のためのスペシャルライブ『悪魔とフロイト -Devil and Freud- Climax Together」』横浜アリーナにて開催。
- 12月26日、ライブツアー『THE DAY IN QUESTION』を開始(12月29日まで)。
- 4月6日、14thアルバム『十三階は月光』をリリース。初のコンセプトアルバムであり、19世紀末のヨーロッパゴシックをイメージさせる見世物小屋的な独特な世界観のライブツアーを展開。非常に完成度の高いライブとなり、ファン、メディアを沸かせた。
- 4月10日、ライブツアー『13th FLOOR WITH MOONSHINE』を開始(6月11日まで)。
- 4月20日、ビクターエンタテインメントより、24thシングル『ドレス(Bloody Trinity Mix)』をリリース。TVアニメトリニティ・ブラッドのためにリミックスした作品である。
- 6月25日、ライブツアー『13th FLOOR WITH MOONSHINE』の追加公演開始(7月3日まで)。
- 7月10日、FC限定ライブ『FISH TANKer's ONLY』を開催(7月16日にも開催)。
- 11月20日、フィルムコンサートツアー『FILM PRODUCT』を開始(11月27日まで)。
- 12月7日、4thベストアルバム『CATALOGUE 2005』をリリース。レーベルの枠を超えたものとしては初めてとなる。
- 12月7日、ライブツアー『2005 TOUR DIANA』を開始(12月17日まで)。
- 12月21日、自身のトリビュートアルバム『PARADE~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~』をリリース。参加アーティストは清春、J、BALZAC、土屋昌巳、ATTACK HAUS、ケン・イシイ、遠藤ミチロウ、THEATRE BROOK、MCU(KICK THE CAN CREW)、RUNAWAY BOYS (kyo and nackie)、AGE of PUNK、rally、abingdon boys schoolである。
- 12月29日、ライブ『THE DAY IN QUESTION』を開催。
- 8月2日、25thシングル『蜉蝣-かげろう-』をリリース。テレビアニメ「XXXHOLiC」のエンディング。
- 8月12日・13日、『SUMMER SONIC 06』に参加(8月12日インテックス大阪、13日幕張メッセ)。
- 9月3日・9・10日、FC限定ライブ『FISH TANKer's ONLY』を開催(9月3日ZeppTokyo、9日名古屋DIAMOND HALL、10日大阪なんばHacth)。
- 12月16日、ライブツアー『THE DAY IN QUESTION』を開始(12月29日まで)。
[編集] エピソード
- 結成当初、櫻井敦司はドラムスでの参加であり、別にボーカルがいたが、徐々にボーカルとしてフロントに立つ事を思うようになり、当時、ヤガミが活動していたバンドS.P.にボーカルとしての加入を打診したがヤガミに断られる。
- ヤガミトールは当時BOØWYのドラムスであった高橋まことに、焼肉をご馳走してドラムを教わった経歴がある。
- 1985年ごろ、BOØWYが群馬に帰ってきてパーティーを開いたとき、氷室京介が当時ドラムスだった櫻井敦司に、お前は顔がいいからボーカルをやった方がいいとアドバイスした(但し、この事が後にボーカルへの転向を志願した直接の原因ではないと櫻井は語っている)。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
タイトル | 収録曲 | 発売日 | 最高順位 | 累計売上 | レーベル |
---|---|---|---|---|---|
TO-SEARCH (インディーズ盤) |
1.TO-SEARCH 2.PLASTIC SYNDROME TYPE II |
1986年10月21日 | - | - | 太陽レコード |
JUST ONE MORE KISS | 1.JUST ONE MORE KISS 2.TO SEARCH |
1988年10月26日 | 6位 | 14万枚 | ビクター |
悪の華 | 1.悪の華 2.UNDER THE MOON LIGHT |
1990年1月24日 | 1位 | 22万枚 | ビクター |
スピード | 1.スピード 2.ナルシス |
1991年1月21日 | 3位 | 17万枚 | ビクター |
M・A・D | 1.M・A・D 2.ANGELIC CONVERSATION |
1991年6月5日 | 4位 | 8万枚 | ビクター |
JUPITER | 1.JUPITER 2.さくら |
1991年10月30日 | 8位 | 9万枚 | ビクター |
ドレス | 1.ドレス 2.六月の沖縄 |
1993年5月21日 | 5位 | 17万枚 | ビクター |
die | 1.die 2.darker than darkness[live] 3.die[live] |
1993年10月21日 | 10位 | 6万枚 | ビクター |
唄 | 1.唄 2.君へ |
1995年3月24日 | 4位 | 19万枚 | ビクター |
鼓動 | 1.鼓動 2.楽園 |
1995年4月21日 1995年9月21日 |
6位 | 14万枚 | ビクター |
見えない物を 見ようとする誤解 全て誤解だ |
1.見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ 2.君のヴァニラ |
1995年9月21日 | 15位 | 5万枚 | ビクター |
キャンディ | 1.キャンディ 2.チョコレート |
1996年5月22日 | 11位 | 11万枚 | ビクター |
ヒロイン | 1.ヒロイン 2.螺旋 虫 -tapeworm mix- |
1997年11月12日 | 11位 | 8万枚 | マーキュリー |
囁き | 1.囁き 2.タナトス -the japanic pig mix- 3.MY FUCKIN' VALENTINE -enemy mix(full)- 4.Schiz・o幻想 -the spiderman mix- |
1998年3月11日 | 25位 | 1万枚 | マーキュリー |
月世界 | 1.月世界 2.My baby Japanese 3.無知の涙 HOT remix #001 for B-T |
1998年5月13日 | 18位 | 4万枚 | マーキュリー |
BRAN-NEW LOVER | 1.BRAN-NEW LOVER 2.DOWN 3.ASYLUM GARDEN |
1999年7月14日 | 17位 | 3万枚 | マーキュリー |
ミウ | 1.ミウ 2.パラダイス 3.BRAN-NEW LOVER -CUSTOM- |
1999年10月20日 | 15位 | 3万枚 | マーキュリー |
GLAMOROUS | 1.GLAMOROUS 2.TRANS |
2000年9月6日 | 17位 | 3万枚 | BMGファンハウス |
21st Cherry Boy | 1.21st Cherry Boy 2.薔薇色の日々 |
2001年11月21日 | 25位 | 2万枚 | BMGファンハウス |
極東より愛を込めて | 1.極東より愛を込めて 2.王国 3.女神(Designed by oval) |
2002年2月20日 | 24位 | 1万枚 | BMGファンハウス |
残骸 | 1.残骸 2.GIRL |
2003年1月8日 | 5位 | 3万枚 | BMGファンハウス |
幻想の花 | 1.幻想の花 2.ノクターン -RAIN SONG- |
2003年12月3日 | 11位 | 2万枚 | BMGファンハウス |
ROMANCE | 1.ROMANCE 2.DIABOLO |
2005年3月2日 | 14位 | 2万枚 | BMGファンハウス |
ドレス (Bloody Trinity Mix) | 1.ドレス(Bloody Trinity Mix) 2.六月の沖縄(Live) 3.誘惑(Live) 4.Zero(Live) 5.ドレス(Live) |
2005年4月20日 | 24位 | 1万枚 | ビクター |
蜉蝣-かげろう- | 1.蜉蝣-かげろう- 2.空蝉-うつせみ- |
2006年8月2日 | 17位 | 2万枚 | BMGファンハウス |
[編集] アルバム
タイトル | 種類 | 発売日 | 最高順位 | 累計売上 | レーベル |
---|---|---|---|---|---|
HURRY UP MODE | オリジナル (インディーズ盤) |
1987年4月1日 | - | - | 太陽レコード |
SEXUAL×××××! | オリジナル | 1987年11月21日 | 33位 | 4万枚 | ビクター |
ROMANESQUE | ミニアルバム | 1988年3月21日 | 20位 | 4万枚 | ビクター |
SEVENTH HEAVEN | オリジナル | 1988年6月21日 | 42位 | 1万枚 | ビクター |
TABOO | オリジナル | 1989年1月18日 | 1位 | 29万枚 | ビクター |
悪の華 | オリジナル | 1990年2月1日 | 1位 | 43万枚 | ビクター |
HURRY UP MODE (1990MIX) | オリジナル インディーズ復刻版 |
1990年2月8日 | 1位 | 21万枚 | ビクター |
Symphonic Buck-Tick in Berlin | コンピレーション | 1990年7月21日 | 34位 | 12万枚 | ビクター |
狂った太陽 | オリジナル | 1991年2月21日 | 2位 | 32万枚 | ビクター |
殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits | セルフカバー | 1992年3月21日 | 1位 | 33万枚 | ビクター |
darker than darkness -style 93- | オリジナル | 1993年6月23日 | 2位 | 21万枚 | ビクター |
シェイプレス | コンピレーション (限定版) |
1994年8月24日 | 5位 | 11万枚 | ビクター |
Six/Nine | オリジナル | 1995年5月15日 | 1位 | 24万枚 | ビクター |
CATALOGUE 1987-1995 | ベスト | 1995年12月1日 | 8位 | 14万枚 | ビクター |
COSMOS | オリジナル | 1996年6月21日 | 6位 | 17万枚 | ビクター |
SEXY STREAM LINER | オリジナル | 1997年12月10日 | 4位 | 10万枚 | マーキュリー |
LTD | ミニアルバム | 1998年3月11日 | - | - | マーキュリー |
SWEET STRANGE LIVE DISC | ライブ | 1998年8月12日 | 17位 | 2万枚 | マーキュリー |
BT | ベスト (2枚組) |
1999年3月20日 | 16位 | 6万枚 | ビクター |
97BT99 | コンピレーション (2枚組) |
2000年3月29日 | 39位 | 1万枚 | マーキュリー |
ONE LIFE,ONE DEATH | オリジナル | 2000年9月20日 | 11位 | 4万枚 | BMGファンハウス |
ONE LIFE,ONE DEATH CUT UP | ライブ (2枚組) |
2001年3月28日 | 32位 | 1万枚 | BMGファンハウス |
スーパー・バリュー/BUCK-TICK | コンピレーション | 2001年12月19日 | - | - | キティMME |
極東 I LOVE YOU | オリジナル | 2002年3月6日 | 12位 | 3万枚 | BMGファンハウス |
Mona Lisa OVERDRIVE | オリジナル | 2003年2月13日 | 7位 | 4万枚 | BMGファンハウス |
at the night side | ライブ | 2004年4月7日 | 34位 | 0.9万枚 | BMGファンハウス |
十三階は月光 | オリジナル | 2005年4月6日 | 4位 | 4万枚 | BMGファンハウス |
CATALOGUE 2005 | ベスト | 2005年12月7日 | - | - | BMG JAPAN |
PARADE~RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK~ | トリビュート | 2005年12月21日 | - | - | BMG JAPAN |
[編集] 他アーティスト作品への参加
- hideトリビュートアルバム 『hide TRIBUTE SPIRITS』(1999年5月1日)
- 『DOUBT '99』で参加した。
[編集] ビデオ、DVD
- バクチク現象 at THE LIVE INN (1987年9月21日)
- MORE SEXUAL!!!!! (1988年2月21日)
- Sabbat I (1989年4月21日)
- Sabbat II (1989年4月21日)
- 悪の華 (1990年4月1日)
- M・A・D (1991年6月5日)
- BUCK-TICK (1991年11月21日)
- Climax Together (1992年12月2日)
- CATALOGUE 1987-1995 (1995年12月1日)
- SWEET STRANGE LIVE FILM (1998年8月12日)
- DREAM BOX (1999年11月26日)
- ONE LIFE,ONE DEATH CUT UP (2001年3月28日)
- BUCK-TICK PICTURE PRODUCT (2002年3月21日)
- BUCK-TICK TOUR2002 WARP DAYS 20020616 BAY NK HALL (2002年12月4日)
- PICTURE PRODUCT II (2003年6月25日)
- Climax Together Collector's Box (2003年9月10日)
- Mona Lisa OVERDRIVE -XANADU- (2003年12月3日)
- at the night side (2004年4月21日)
- 悪魔とフロイト -Devil and Freud- Climax Together (2004年12月22日)
- 13th FLOOR WITH DIANA (2005年12月14日)
- BUCK-TICK SINGLES on Digital Video Disc(2006年2月15日)
[編集] 書籍
[編集] 写真集
- BUCK-TICK(1987年、ワニブックス)ISBN 4886180000
- HYPER(1989年、ソニーマガジンズ)ISBN 4789704319
- HYPER NUMBER 3(1990年、フールズメイト)
- BT8992(1992年、ロッキング・オン)ISBN 4947599219
- SHAPELESS(1994年、ソニーマガジンズ)ISBN 4789709272
- TOUR GUIDE BOOK/13th FLOOR WITH MOONSHINE(2005年、ぴあ)ISBN 4835607473
[編集] 関連書籍
- LOVE ME(1989年、シンコーミュージック)ISBN 4401612752
- 天使のざわめき(1990年、太田出版)ISBN 4900416835
- WORDS BY BUCK-TICK(2002年、シンコーミュージック)ISBN 4401617266
- IKONOKRUSM(2002年、ソニーマガジンズ)ISBN 4789718735
- ORAL HISTORY-20th ANNIVERSARY SPECIAL BOOK(2006年、ソニーマガジンズ)ISBN 4789727785
[編集] 関連項目
- SCHAFT
- SOFT BALLETの藤井麻輝と今井によるユニット。
- Schwein
- Lucy
- 今井寿がKIYOSHI(machine、元media youth、hide with spread beaver等)と岡崎達成 (AGE of PUNK、元M-AGE)とで結成したバンド。
- ASAKI
- 元GUNIW TOOLSのギター、現在はAGE of PUNKのギターボーカル。今井を「師匠」として慕っている。
- 布袋寅泰
- 同郷の先輩。シングル『月世界』収録の『無知の涙 HOT remix #001 for B-T』を手掛けてもらったり、ヤガミがテレビの音楽番組出演時のバックに起用されたりと何かと縁がある。また、今井は布袋の独特な演奏スタイルに多大な影響を受けており、ライブにも度々足を運んでいる。
- hide
- 生前交遊があり、彼のトリビュートアルバム『hide TRIBUTE SPIRITS』に『DOUBT '99』で参加した。
- CIMA
- BUCK-TICK好きを公言しているプロレスラー。得意技がBUCK-TICKの曲名に因んだものが多い。
- 小林智美
- イラストレーター。自身のサイト上でBUCK-TICKについて言及し(BUCK-TICK自体とは無関係)、メンバーをイメージしたと思われるイラストも数点掲載している。また、サイト上ではロマンシング サ・ガ2のワグナスやロマンシング サ・ガ3のレオニード伯、サガ フロンティアのヴァジュイール(いずれもゲーム中の登場人物)らは、櫻井敦司をモデルにしたとも語っている。