月の家圓鏡
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月の家 圓鏡(つきのや えんきょう)は、落語の名跡。当代は6代目。月の家は月ノ家、月廼家とも書く。
- 初代圓鏡 - 後の5代目朝寝坊むらく。亭号は不明だが、おそらく三遊亭ではないかと思われる。
- 初代と2代目との間に5代目立川談志が一時名乗ったとの説があるが、詳細不明。
- 2代目月の家圓鏡 - 後の3代目三遊亭圓遊。
- 3代目月の家圓鏡 - 本名:菊田勝太郎。前名は燕雀。柳亭小燕枝(のち3代目柳亭燕枝)門下。詳細は不明。
- 3代目と4代目の間に後の3代目柳亭市馬が一時名乗ったと言われているが、詳細不明。
- 4代目月の家圓鏡 - 後の7代目橘家圓蔵。圓鏡時代に入門した弟子では林家三平(それまで師匠であった実父7代目林家正蔵の死による移籍)や5代目圓鏡が有名である。
- 5代目月の家圓鏡は、1965年(昭和40年)4月に襲名。前名は橘家舛蔵。70年代を中心に多くのテレビ番組で活躍し、圓鏡と聞くとこちらの先代を思い出す人も未だに多い。1982年(昭和57年)に8代目橘家圓蔵を襲名。
- 6代目月の家圓鏡 - 本項で詳述。
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[編集] 6代目
師匠8代目圓蔵(先代圓鏡)同様眼鏡をかけており、風貌もどことなく師匠の雰囲気に似ている所がある。
[編集] 芸歴
- 1966年(昭和41年)2月 5代目月の家圓鏡(後の8代目橘家圓蔵)に入門。
- 1970年(昭和45年)10月 月の家杵助として前座となり、初高座にあがる。
- 1972年(昭和47年)4月 二つ目昇進し、橘家舛蔵に改名する。
- 1974年(昭和49年) 第3回放送演芸大賞最優秀ホープ賞を受賞する。
- 1982年(昭和57年)4月 真打昇進し、月の家小圓鏡に改名する。
- 1999年(平成11年)4月 6代目月の家圓鏡を襲名する。
[編集] 弟子
- 月の家鏡太
[編集] 外部リンク
- 月の家圓鏡プロフィール - 社団法人落語協会のサイト