村石雅行
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村石 雅行(むらいし まさゆき、1964年7月19日 - )は、日本のドラマー、ミュージシャン。熊本県熊本市出身。
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[編集] 略歴
- 子供の頃からピアノを習っていたが中学時代にバンドを結成し、ドラムを始める。中学の文化祭でアリス、ゴダイゴ、チープトリックのコピーを演奏。熊本県立済々黌高等学校在学中はパンク・ロックバンドに所属しチェッカーズ、ロッカーズなどを輩出したYAMAHAの主催する音楽コンテストエルモーションなどに出場。
- 高校卒業後、東京芸術大学音楽学部打楽器科に入学する。在学中から工藤静香、森高千里、おニャン子クラブなどのバックドラマーを勤める。
- 大学卒業後、1988年にプログレッシブ・ロックバンドのKENSOに加入。2003年に脱退するまで村石が唯一パーマネントに在籍するバンドであった。
- フジテレビ系音楽番組の「LOVE LOVEあいしてる」にレギュラー出演していた他、松任谷由実、椎名林檎、国府弘子らのバックバンドとしてツアーや、スタジオ・ミュージシャンとして多数アルバムに参加し、多忙なスケジュールをこなす。
- 2000年6月には松任谷由実のツアーで知り合ったコーラスの佐藤有香(現・村石有香)と結婚。「ミュージシャンの職場恋愛はタブー」(村石有香談)という禁忌を破っての結婚であった(もっとも、松任谷夫妻もまた職場恋愛の末に結婚しているのだが)。2003年には長男が誕生、一児の父となる。
[編集] 特徴
- 空手を学んでいたために自らを「闘魂ドラマー」と称す。「闘魂ビデオ」という名の教則ビデオも出している。
- ジャズからポップス、ロックまで幅広いジャンルの音楽をこなす。その卓越した音楽性とテクニックは誰もが認めるところである。
- ドラムセットはどんな仕事においても一貫してほぼ変わらず、ワンバスにツインペダル、タムが2つで、通常のクラッシュシンバルを使用しない点がこだわりのようである。セッティングの特徴としては可能な限り椅子とハイハットを高くする点が挙げられる。椎名林檎のツアーを収録したライブビデオではほぼ立っているのと変わらないほどの高さにセッティングされた椅子を確認することが出来る。
- ドラムのメーカーはパールを愛用する。
- ローランドのV-drums(エレクトリック・ドラム)を使用する第一人者としても知られ、開発にも携わっている。
[編集] ツアー参加
[編集] レコーディング参加
- 水樹奈々(残光のガイア)
- JAM Project(牙狼~SAIVER IN THE DARK~)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ドラマー村石雅行ファンサイト:ファンサイト