横浜中学校・高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横浜中学校・高等学校(よこはまちゅうがっこう、こうとうがっこう)は、神奈川県横浜市金沢区にある私立男子校。
目次 |
[編集] 概要
1942年黒土四郎氏によって設立され、中学校と高等学校を併設して、中高一貫教育を推進し、大学進学に力を注いでいる。近年では国公立及び、有名私立大学等にも実績がある。
2006年10月、高校において必履修科目未履修問題が発覚した。
[編集] 高校野球
高校ではクラブ活動が盛んで、野球部は全国を代表する名門。1973年春のセンバツに渡辺元(現・元智)監督の下、初出場で優勝。1980年夏の甲子園大会はエースの愛甲猛らを擁して、決勝では1年生投手の荒木大輔らがいた早稲田実を6-4で下して全国制覇。1998年にはエースピッチャー・松坂大輔を中心に、小山良男、小池正晃、後藤武敏らのメンバーで前年の明治神宮大会優勝と春夏連覇を達成。さらに、地元で開催されたかながわ・ゆめ国体も制し、史上初の1シーズン四冠達成。松坂ら以前から鈴木尚典、斉藤宜之、多村仁、高橋建など数多くのプロ野球選手を輩出している。2003年春のセンバツでは成瀬善久を中心とした守りのチームで準優勝、2004年夏の全国大会は涌井秀章、佐藤俊司、石川雄洋らを擁してベスト8に勝ち進んだ。2006年春のセンバツでは決勝戦史上最多の21得点(対長崎清峰高校)で圧勝し8年ぶり3度目の優勝を飾った。2006年夏の全国大会では史上初となる同一校で2度目の春夏連覇を目指したが、1回戦で大阪桐蔭高校に6-11と敗退し、その夢は叶わなかった。また深夜番組の腕相撲大会にて控え部員が出場し見事優勝を飾り話題になった。
[編集] 卒業生
[編集] プロ野球選手
- 愛甲猛(元ロッテオリオンズー中日ドラゴンズ)
- 青木実
- 阿部真宏(大阪近鉄バファローズ-オリックスバファローズ)
- 石川雄洋
- 小池正晃(横浜ベイスターズ)
- 後藤武敏(西武ライオンズ)
- 小山良男(中日ドラゴンズ)
- 斉藤宜之(読売ジャイアンツ)
- 佐藤賢治
- 紀田彰一
- 佐野元国
- 鈴木尚典(横浜ベイスターズ)
- 高橋建(広島東洋カープ)
- 高橋光信(中日ドラゴンズー阪神タイガース)
- 多村仁(横浜ベイスターズ-福岡ソフトバンクホークス)
- 中田良弘(阪神タイガース)
- 成瀬善久(千葉ロッテマリーンズ)
- 平岡一郎
- 部坂俊之
- 福田永将
- 幕田賢治(元中日ドラゴンズ)
- 松井光介(東京ヤクルトスワローズ)
- 松坂大輔(西武ライオンズ-ボストンレッドソックス)
- 矢野英司
- 横山道哉(横浜ベイスターズ-北海道日本ハムファイターズ-横浜ベイスターズ)
- 吉田博之
- 涌井秀章(西武ライオンズ)
[編集] 社会人野球選手
- 平馬淳(東芝府中ー東芝)
[編集] プロレスラー・総合格闘家(※現在はレスリング部廃止)
[編集] プロボクサー(※現在はボクシング部廃止)
[編集] その他スポーツ
- 北条忠臣(剣道)