横瀬車両基地
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横瀬車両基地(よこぜしゃりょうきち)は、西武鉄道の車両基地(車両管理所)である。埼玉県秩父郡横瀬町に所在し、西武秩父線芦ヶ久保駅~横瀬駅間に位置する。
かつては、武甲山から産出されるセメント輸送用の電気機関車や貨車の検修を担当していた。現在は、保線用として残るE31形電気機関車と、貨車の検修を担当している。
[編集] 設備
- 敷地面積:10392m²
- ピット:45mピット2本と24mピット1本
検修棟内には以下の車両が静態保存され、イベント時には多くのファンが集まる。
- 西武5000系電車(クハ5503):初代レッドアロー
- 西武351系電車(クモハ335):初の自社製造車両(初代501系)
- E851形(E854):日本の私鉄最大の電気機関車
- E41形(E43):旧日本国有鉄道ED36形(←青梅電気鉄道1010形)
- E51形(E51):旧日本国有鉄道ED12形
- E61形(E61):旧日本国有鉄道ED11形
- E71形(E71):旧日本国有鉄道ED10形