青梅線
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青梅線(おうめせん)は、東京都立川市の立川駅から東京都西多摩郡奥多摩町の奥多摩駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。
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[編集] 路線データ
- 路線距離(営業キロ):
- 軌間:1067mm
- 駅数:25駅(起点駅含む。東川井信号場は廃止済み)
- 三線区間:立川駅~西立川駅間 1.9km
- 複線区間:西立川駅~東青梅駅間 17.2km
- 単線区間:東青梅駅~奥多摩駅間 20.0km
- 電化区間:全線(直流1500V)
- 閉塞方式:複線自動閉塞式(右記以外)、単線自動閉塞式(東青梅以西及び青梅短絡線)
- 保安装置:立川~青梅間ATS-P、青梅~奥多摩間ATS-SN
- 運転指令所:拝島CTCセンター
[編集] 沿線風景
[編集] 立川~拝島
立川市から、昭島市~福生市に向かい住宅地の中を走る。各駅の駅間が非常にが短く、西立川~東中神間においては、800mという短さである。 このような事情もあり、電車はあまり加速をしない。西立川駅は国営昭和記念公園の最寄り駅であり、休日は訪問客で賑わう。東中神駅、中神駅の周辺は主に住宅地である。駅前は商店も混在する。昭島駅は昭島市の中心駅であり、郊外型の大型店舗や映画館などが隣接し、買い物客が多い。
[編集] 拝島~青梅
福生市から羽村市、青梅市にかけて、住宅地の中を走る。 青梅線内において、利用者数の多い駅が集まっている。 福生駅は福生市の商業の中心地であり、大型店舗も隣接する。同様に、羽村市の中心駅である羽村駅や、青梅市の中心駅である河辺駅などにも、大型店舗が隣接している。 小作駅は工業団地も近いため、利用者数が多い。沿線を通して基本的に住宅地であるが、小作駅~羽村駅にかけては、畑なども散見される。 東青梅駅からは単線であり、終点の青梅駅まで、住宅密集地の中をゆっくりと通り抜けてゆく。 このあたりから、運転席の車窓より、遠くに聳える奥多摩の山並みがはっきりと確認できる。
[編集] 青梅~奥多摩
青梅駅を越すと、山並みの中に入り、カーブも非常に多くなる。 通勤路線としての立川~青梅間とは打って変わってローカル色が強くなり、都内とは思えない美しい山並みが一望できる。 特に多摩川の渓谷風景などは圧巻で、この区間の一大スポットである。 御岳山への登山客や、沿線の観光客の利用も多いため、休日は車内も非常に混雑する。 駅周辺の宅地の規模は非常に狭く、駅の利用者も平均数百人という単位である。
[編集] 運行形態
青梅駅~奥多摩駅間の駅ホームは一部の駅を除いて4両分しかない。青梅駅での連結・切り離し作業を解消するため、ほとんどの列車は青梅駅で奥多摩方面と立川・東京方面に運行系統が分けられるようになった。
2006年12月現在、青梅ライナーなどの特殊な列車や臨時列車を除く全列車が201系電車およびE233系電車(いずれも豊田電車区所属)により運行されている。立川駅~青梅駅は10両固定編成または4両+6両の10両編成が基本(一部4両編成での運行や五日市線と直通する6両編成もある)、青梅駅~奥多摩駅は一部列車を除き4両編成で運行しており、ほとんどの列車が青梅駅で乗り換えとなる(直通列車は後部6両を連結・切り離し)。青梅線内のみ走行する車両は中央・総武緩行線より転属したものが使われ、前面に『青梅・五日市線』のステッカーが貼り付けてある。立川駅~拝島駅間では五日市線の直通電車もある。かつては拝島駅で分割併合する列車(立川~青梅(奥多摩)・武蔵五日市)が多数存在していたが青梅線の利用客が急増しているために、分割併合する列車は大幅に減少している。
[編集] 中央快速線への直通電車
立川駅~青梅駅間では中央快速線の直通電車が比較的多く運転されている。昼間の青梅特快、朝ラッシュ時の通勤特快はもとより、ほぼ終日で快速電車が直通運転される。特筆されることは朝夕ラッシュ時の東京~高麗川・武蔵五日市間の列車で、青梅線経由で八高線に直通する唯一の列車である。この列車平日と土休日の下りは中央線内快速で運転され、土休日の上りは青梅特快で運転される。また拝島駅で前4両(高麗川方面)と後6両(武蔵五日市方面)に分割併合を行う。さらに中央線内各駅停車になる列車も早朝・深夜にのみ運転される。なお青梅線の直通電車は立川駅で八王子・高尾方面の電車と相互接続を行う。また土休日には午前中の下りと夕方の上りに新宿駅発着のホリデー快速が運転される。なおこの列車は中央線内は特別快速扱いで青梅線内でも快速運転を行う(停車駅;立川、西立川、拝島、福生、青梅、御嶽、奥多摩、なお五日市線(拝島~武蔵五日市間)は各駅に停車 ※季節により、昭島、河辺、日向和田などにも停車)。
[編集] 臨時列車
青梅線は、青梅鉄道・青梅電気鉄道開業当初はナローゲージを採用した関係で中央本線との連絡ができなかったが、改軌・電化された昭和10年代には観光用の臨時列車として直通列車が運行されたとされ、この列車は現在のホリデー快速「おくたま」・「あきがわ」に通ずるものとされている。なお、「おくたま」・「あきがわ」とともに運転されていたホリデー快速「みたけ」は1997年を最後に運転されていない。
とりわけ、JR移管後は東京都内・首都圏でJR東日本管内にある観光地の一つとして積極的な列車運行を行っており、例えば、南武線からの直通列車としては、2000年より名称が固定された快速「川崎-奥多摩ハイキング号」がある。
また、特に観光色の濃い青梅駅以西ではトロッコ列車や展望列車の運行を散発的に行っており、201系展望型電車「四季彩」はこの区間での運行を基本としているが、行楽シーズンには相当な混雑となっている。
[編集] 問題点
2007年3月現在、青梅線は青梅駅を境に輸送量に大きな差があり、運行形態も青梅駅で分離されている。輸送力の高い東側の区間のうち、立川~東青梅間は複線だが、東青梅~青梅間は単線のままである。また、青梅駅も電留線を除くと1面2線と運転系統を分離している駅にしては貧弱である。このことが、ダイヤを引く上で大きな制約となっていて、これ以上の増発も困難となっている。
朝は中央快速線並みに最大2分間隔という過密ダイヤであるが、日中は毎時5本であり、しかも運転間隔が不均等なために最大16分開く時もある。また、上りの青梅特快の1本前の立川行きは、立川駅で中央特快と接続していないため、新宿・東京方面へは最大28分開くこともある。このため、後発の青梅特快は非常に混雑する結果となっている。中央線直通電車の増発という要望も多いが、中央線立川以西との兼ね合いもあり、これ以上の増発は困難とのことである[要出典]。ただ、中央線立川以西と青梅線の輸送比率が6:4であるという話や、E233系分割編成(H編成)が現行の青梅・五日市線用の201系と同じ4+6両編成であることから、「E233系に統一された時に直通電車が増発されるのではないか」との声もある。
また、時間調整による長時間停車にも不満の声が多い。特に拝島駅での停車時間が長く、青梅特快や通勤快速を中心に5分間停車する電車もある。これを解決するためには東青梅~青梅間の複線化か青梅駅の改良で必要であり、青梅市もJRに要望しているが、実現の目処は立っていない。これに対し青梅市は河辺駅の改良も要望に加えている。
[編集] 歴史
立川~御嶽間は青梅電気鉄道が敷設した私鉄であったが、戦時買収により国有化された。また、御嶽~氷川(現・奥多摩)間は奥多摩電気鉄道が建設中の未成線であったが、同時に買収され、国有鉄道として開業した区間である。
青梅電気鉄道は国有化後に一旦解散を決議した(実際は解散しなかった)が、買収路線復帰運動の際に受け皿会社として活動再開した。しかしながら、路線は再び同社の手には戻らず、それでも清算会社として暫く存続したが1995年に解散した。なお、戦前兼営していた路線バス事業は子会社である奥多摩振興に移管された。同社は現在の西東京バスであり、川井~奥多摩間にあたる奥多摩町内では同社の路線が残っている。また、青梅市内の青梅~御嶽間では、ほぼ平行する形で東京都交通局(都営バス)が運行されている。
奥多摩電気鉄道は奥多摩工業と社名を変更し、石灰石の採掘、運送会社として現存している。
[編集] 青梅鉄道・青梅電気鉄道
- 1894年(明治27年)11月19日 - 青梅鉄道 立川~青梅間が開業。全線軌間762mm。(立川駅)、拝島駅、福生駅、羽村駅、小作駅、青梅駅新設。
- 1895年(明治28年)12月28日 - 青梅~日向和田間が貨物線として延伸開業。(貨)日向和田駅新設。
- 1898年(明治31年)3月10日 - 青梅~日向和田間の旅客営業を開始。
- 1908年(明治41年)2月18日 - 全線の軌間を762mmから1067mmに改軌。
- 7月19日 - +中神駅新設。
- 1914年(大正3年)4月1日 - 日向和田駅移転。+(貨)宮ノ平駅新設。
- 1917年(大正6年)10月5日 - 小作~青梅間に師岡聯絡所を開設。
- 1920年(大正9年)1月1日 - 日向和田~二俣尾間延伸開業。二俣尾駅新設。
- 1922年(大正11年)6月23日 - 師岡聯絡所廃止。
- 1923年(大正12年)4月1日 - 宮ノ平駅の旅客営業を開始。
- 4月25日 - 立川~二俣尾間電化(直流1200V)。
- 1927年(昭和2年)2月9日 - 貨物支線 福生~河岸積込所間開業。河岸積込所新設。
- 2月20日 - +河辺駅新設
- 1928年(昭和3年)10月13日 - +楽々園停留場新設。
- 1929年(昭和4年)5月4日 - 青梅電気鉄道に社名変更。
- 9月1日 - 二俣尾~御嶽間延伸開業(当初から電化)。軍畑停留場、沢井駅、御嶽駅新設。
- 1930年(昭和5年) - 全線の電圧を1200Vから1500Vに昇圧。
- 7月16日 - +西立川停留場新設。
- 1931年(昭和6年)11月15日 - +(貨)西立川駅新設。
- 1932年(昭和7年)10月10日 - +東青梅停留場新設。
- 1935年(昭和10年)6月19日 - (貨)西立川駅が西立川停留場を併合し旅客営業を開始。
- 1938年(昭和13年)1月25日 - +昭和前仮停留場新設。
- 12月25日 - 昭和前仮停留場を駅に格上げ。
- 1942年(昭和17年)7月1日 - +東中神停留場新設。
[編集] 国有化後
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 青梅電気鉄道・奥多摩電気鉄道(未成)を国有化し青梅線とする。停留場を駅に格上げ。楽々園停留場を三田村駅に、河岸積込所を福生河原駅に改称。立川~中神間複線化。
- 7月1日 - 御嶽~氷川間延伸開業し全通。+牛浜駅、川井駅、古里駅、鳩ノ巣駅、白丸駅、氷川駅新設。
- 1946年(昭和21年)5月15日 - 中神~拝島間複線化
- 1947年(昭和22年)3月1日 - 三田村駅を石神前駅に改称。
- 1949年(昭和24年)6月27日 - 朝に青梅→東京間(上りのみ)直通電車運転開始。
- 1950年(昭和25年)10月1日 - 夕方に東京→青梅間(下り)直通電車運転開始。
- 1952年(昭和27年)2月19日 - 小作駅構内で貨車4両が暴走(青梅事件)。
- 1959年(昭和34年)10月1日 - 昭和前駅を昭島駅に改称。
- 12月10日 - 貨物支線 福生~福生河原間廃止。(貨)福生河原駅廃止。
- 1961年(昭和36年)3月28日 - 拝島~福生間複線化。
- 12月12日 - 福生~小作間複線化。
- 1962年(昭和37年)5月7日 - 小作~東青梅間複線化。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 東川井信号場新設。
- 1971年(昭和46年)2月1日 - 氷川駅を奥多摩駅に改称。全線にCTCを導入。
- 1976年(昭和51年)11月25日 - 103系電車運行開始。
[編集] 民営化後
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道が継承。日本貨物鉄道が全線の第2種鉄道事業者となる。
- 1988年(平成元年)8月24日 - 八王子~奥多摩間にトロッコ列車「冒険王」を運転。
- 1991年(平成3年)3月16日 - 新宿~青梅間に「おはようライナー青梅」・「ホームライナー青梅」の運転開始。車両は183系6両編成であったが、後に9両編成になった。
- 1995年(平成7年)10月 - 初めての特急列車「ホリデー特急奥多摩・鎌倉号」が185系電車で運転される。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 八高線八王子~高麗川間電化に伴い、立川駅まで209系3000番台や103系3000番台が乗り入れるようになった(現在は廃止)。
- 1998年(平成10年)5月4日 - JR東日本八王子支社設立を記念して、八王子~青梅間でクモハ40形電車を運転。
- 1999年(平成11年)3月25日 - 拝島~奥多摩間の日本貨物鉄道の第二種鉄道事業が廃止。
- 2000年(平成12年)5月27日 - 南武線川崎~奥多摩間で南武線と青梅線を直通運転をする快速「川崎-奥多摩ハイキング号」を運転。
- 2001年(平成13年)3月20日 - 東川井信号場廃止。
- 8月4日 - 201系改造の展望型電車営業運転開始。11月に「四季彩」の愛称が付く。
- 8月22日 - 165系パノラマエクスプレスアルプスのさよなら列車が立川~奥多摩間で運転される(26日まで)。
- 12月1日 - 「おはようライナー青梅」と「ホームライナー青梅」を「青梅ライナー」に改称。
- 2002年(平成14年)4月13日 - 103系電車がさよなら運転をもって引退。
- 2004年(平成16年)7月4日 - 御嶽~奥多摩間の開業60周年を記念して、立川~奥多摩間に快速「奥多摩-御嶽60周年号」をDD51 842+12系客車+DE10 1705で1往復運転。
- 11月21日 - 立川~青梅間の開業110周年を記念して、同区間に快速「立川~青梅110周年号」をDD51 842+旧型客車+DE10 1705で1往復運転。
- 2005年(平成17年)5月8日 - 展望型電車「四季彩」外装リニューアルのため、一時運行中断。同年7月2日に新しいデザインで運行再開。
- 2006年(平成18年)11月25日 - 立川~奥多摩間にて快速「青梅・奥多摩レトロ」号をDD51 842+旧型客車+DD51-895で1往復運転。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 全線でE233系電車運用開始。
- ※駅名の前の「+」は、既開業区間への駅の新設を示す。
[編集] 女性専用車
平日朝7:30~9:30に中央線新宿駅を発着する上り通勤特快・快速の進行方向先頭車両(実施区間は全区間) ただし、2007年3月18日改正より、青梅~奥多摩間は廃止となる。
[編集] 停車駅一覧
駅名 | 駅間 キロ |
累計 キロ |
線内普通列車 | 中央線直通快速・青梅特快・通勤特快・通勤快速・中央線内各駅停車 | 青梅ライナー | 接続路線 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中央線東京方面直通 | |||||||||
立川駅 | - | 0.0 | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:中央線(快速)・南武線 多摩都市モノレール:多摩都市モノレール線(立川北駅・立川南駅) |
東京都 | 立川市 | |
西立川駅 | 1.9 | 1.9 | ● | ● | | | ||||
東中神駅 | 0.8 | 2.7 | ● | ● | | | 昭島市 | |||
中神駅 | 0.9 | 3.6 | ● | ● | | | ||||
昭島駅 | 1.4 | 5.0 | ● | ● | | | ||||
拝島駅 | 1.9 | 6.9 | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:八高線・五日市線 西武鉄道:拝島線 |
|||
牛浜駅 | 1.7 | 8.6 | ● | ● | | | 福生市 | |||
福生駅 | 1.0 | 9.6 | ● | ● | | | ||||
羽村駅 | 2.1 | 11.7 | ● | ● | | | 羽村市 | |||
小作駅 | 2.4 | 14.1 | ● | ● | | | ||||
河辺駅 | 1.8 | 15.9 | ● | ● | ● | 青梅市 | |||
東青梅駅 | 1.3 | 17.2 | ● | ● | | | ||||
青梅駅 | 1.3 | 18.5 | ● | ● | ● | ● | |||
宮ノ平駅 | 2.1 | 20.6 | ▲ | ● | △ | ||||
日向和田駅 | 0.8 | 21.4 | ▲ | ● | △ | ||||
石神前駅 | 1.0 | 22.4 | ▲ | ● | △ | ||||
二俣尾駅 | 1.2 | 23.6 | ▲ | ● | △ | ||||
軍畑駅 | 0.9 | 24.5 | ▲ | ● | △ | ||||
沢井駅 | 1.4 | 25.9 | ▲ | ● | △ | ||||
御嶽駅 | 1.3 | 27.2 | ▲ | ● | △ | 御岳登山鉄道:御岳登山ケーブル(滝本駅 バス連絡) | |||
(旧)東川井信号場 | 2.4 | 29.6 | | | | | | | 西多摩郡 奥多摩町 |
|||
川井駅 | 0.4 | 30.0 | ▲ | ● | △ | ||||
古里駅 | 1.6 | 31.6 | ▲ | ● | △ | ||||
鳩ノ巣駅 | 2.2 | 33.8 | ▲ | ● | △ | ||||
白丸駅 | 1.4 | 35.2 | ▲ | ● | △ | ||||
奥多摩駅 | 2.0 | 37.2 | ▲ | ● | △ |
[編集] 記号等凡例
- 線内普通列車の▲印は一部列車が直通するものを指す。
- 中央線直通の△印は、朝の一部列車が直通するものを指す(奥多摩発快速東京行が1本あるのみ)。
[編集] その他
- E233系電車が中央線快速・青梅線・五日市線(八高線・富士急行線の一部)に導入される。それに伴い201系電車が置き換えられるため、ホリデー快速おくたま・あきがわ及び青梅特快・線内折り返し普通列車がE233系となる。但し川崎~立川~奥多摩で運転中の四季彩については置き換え対象外である(201系710両をE233系688両で置き換える)。
- JR化以降、イギリスから輸入したクリップ式枕木(レールをボルトではなくクリップで留めてある)や、利用客が遠隔センターと通信回線を通じて会話する方式の無人式指定券自動券売機「もしもし券売機Kaeruくん」など、新システムの先行導入テストが行われることが多い。
- 沿線の風景は非常に変化に富んでおり、特に奥多摩方面の長閑な風景は東京であることを忘れさせるほどである。
[編集] 関連項目
- 西武E41形電気機関車(旧青梅電気鉄道1010形)
- 国鉄ED37形電気機関車(旧奥多摩電気鉄道1020形)
- 青梅電気鉄道の電車