武知勇記
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武知 勇記（たけち ゆうき、1894年7月10日 - 1963年10月11日）は、愛媛県出身の日本の政治家。伊予市名誉市民。
1914年明治大学法律科卒業。愛媛県会議員、松山市会議員を経て、1930年の第17回衆議院議員総選挙に愛媛1区から立憲民政党公認で立候補し初当選。戦前は廣田内閣の文部参与官、小磯内閣の内務政務次官、翼賛政治会衆院部総務等を歴任。商工委員会に属していた関係から岸信介と親しくなった。
戦後大日本政治会を母体にして結成された日本進歩党に参加したが翼賛選挙で推薦候補として当選したため公職追放。追放解除後他の旧民政党系の政治家とともに民政旧友会を結成したが、岸信介とともに保守新党を結成しようと主張したため、国民民主党と合同して保守新党を結成しようと考えていた大麻唯男や松村謙三らと対立した。これが原因となって民政旧友会は分裂し、大麻・松村らは新政クラブを結成し武知や三好英之らは新日本政治経済調査会を結成した。
新日本政治経済調査会に旧民政党系以外の政治家も加えて結成された日本再建連盟の公認で武知は1952年の総選挙に当選し政界に返り咲き、その後は岸と行動をともにして自由党に入り、日本民主党の結成に参加。1954年第1次鳩山内閣の郵政大臣に就任したが、翌年の総選挙で現職の大臣でありながら落選した。1958年再び返り咲き、1960年政界を引退。当選回数は通算8回。肺癌のため69歳で死去。
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