滝実
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滝 実（たき まこと、1938年9月15日 - ）は、日本の政治家。新党日本所属の衆議院議員。
| 生年月日 | 1938年9月15日 |
|---|---|
| 出生地 | 東京都品川区 |
| 出身校 | 東京大学法学部卒業 |
| 学位・資格 | 法学士 |
| 前職・院外役職（現在） | 奈良県副知事 消防庁長官 |
| 所属委員会 ・内閣役職（現在） |
元・法務副大臣（第2次小泉改造内閣） |
| 世襲の有無 | 世襲ではない |
| 選出選挙区 （立候補選挙区） |
比例区（近畿ブロック） |
| 当選回数 | 4回 |
| 所属党派（現在） | 自由民主党（平成研究会）→新党日本 |
| 党役職（現在） | 総務会長 |
| 会館部屋番号 | 衆・第二議員会館331号室 |
| ウェブサイト | 滝まことホームページ |
目次 |
[編集] 概要
都立日比谷高校を経て、1962年、東京大学法学部卒。卒業後、自治省に入省（同期入省に奈良県知事の柿本善也ら）。1981年4月、奈良県副知事に就任。1993年1月、自治省税務局長に就任。1995年1月17日阪神・淡路大震災の当日に、消防庁長官に就任し現場を指揮する。1996年10月、自由民主党公認で第41回衆議院議員総選挙に初当選し、当時総裁派閥だった平成研究会（小渕派）所属の新人代議士となる。
2000年6月の第42回衆議院議員総選挙でも小選挙区で再選、2001年1月6日自身の古巣・自治省が省庁再編で生まれ変わった総務省の初代大臣政務官に就任。同年4月26日第1次小泉内閣発足に伴い政務官を一旦退任するが翌2002年1月8日の政務官改造人事で再び総務大臣政務官に就任。2003年11月の第43回衆議院議員総選挙では民主党公認候補・中村哲治に敗れたものの、比例近畿ブロック復活で3連続当選を果たす。2004年9月29日、法務副大臣に就任。
2005年7月4日、郵政民営化関連法案に反対するため、法務大臣に副大臣の辞表を提出し、翌7月5日、同法案に青票（反対票）を投じる。その後、辞表は受理されず法務副大臣を罷免となる。同年8月21日、自由民主党を離党し、新党日本の立党に参画し、党副代表に就任。2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙で、小選挙区では自民党公認候補・高市早苗に敗れるが比例近畿ブロックで復活当選を果たす。新党日本の候補者として唯一の当選者である。その後、自民党より除名を命じられた。2005年10月4日、新党日本総務会長となる。同総選挙後の衆議院での所属会派は国民新党・日本・無所属の会であったが、2006年10月2日の国民新党との統一会派解消により会派としては無所属となった。
なお、現在の滝は比例代表選出のため、新党日本自体が解党または吸収合併されない限り現職代議士としての自民党復党や選挙当時に存在した他党（民主党、国民新党など）への移籍は公職選挙法上不可能となっている（離党して無所属議員となること、選挙当時に存在しなかった新党へ移籍することは可能）。滝が今期在職中に何らかの事由により議員の職を失った場合、新党日本近畿ブロック候補者名簿2位の宮本一三が小選挙区で法定得票数を獲得しておらず、公職選挙法上他党からの繰上げも認められないため、欠員となる。
[編集] 著作
[編集] 単著
- 『阪神大震災の熱く長い一日』（日本法制学会、1995年） ISBN 4931147232
- 『ボランティア好きな人きらいな人』（日本法制学会、1998年） ISBN 4931147240
- 『一人ひとりを大切にする国家-危機管理の原点を求めて』（日本法制学会、2002年） ISBN 4931147275
