烏川耕一
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烏川耕一(うかわ こういち、1973年1月24日 - )は、吉本興業所属の日本のお笑いタレントである。本名同じ。大阪府大阪市西成区出身。大阪府立今宮高等学校卒業。吉本新喜劇の主力。血液型はO型。NSC11期生。
特徴は尖った口元と173 cm、90 kgの巨漢。その肥満体はどんな衣装でもお腹が出る上に、30代で糖尿病を患い、医者から「40代で死にますよ」と宣告されたほど深刻なもの。
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[編集] 芸歴
高校時代はラグビー部で活動していたが、体重は標準に近い体であった。卒業後、NSC10期生のオーディションに間に合わず、遺跡の発掘を7ヶ月ほどしたのちスノーボードの試験に行くが、高度すぎてあきらめ、その後めでたく11期生に。同期に陣内智則、ハリガネロック、中川家がいる。卒業後の1992年入団。以来、その口元や体型から「しゃべりながら口笛吹くな」(最初に使い始めたのは池乃めだか)、「ひょっとこ」、「デブ」と必ずいじられる。役柄は川畑泰史同様ツッコミ役だが、その場面のノリでボケる時がある。浅香あき恵が出たら「臭っ!」を必ず最初に言うのも、この人。吉本新喜劇の中でも少ない、ヤクザから店員役、高橋靖子や五十嵐サキらマドンナの恋人役まで幅広く役をこなせる。そのいじりやすいキャラクターと、幅広く役をこなす器用さから、どの座長からも重用され、2006年後半からは川畑に続いて座長代理公演も行うことがある。
[編集] イジリ
内場勝則・辻本茂雄に尖った口元を「口笛」「ひょっとこ」といじられる。
- 両者共通
- (内場・辻本)「初対面やのにさっきから口笛吹いて失礼ですよ」
- (烏川)「吹いてへんって」
- (内場・辻本)「吹いてますやん、ピュ~って」
- (烏川)「だから吹いてへんって」
- (内場・辻本)「吹いててへんって、ピュピュピュ~っ」
- (烏川)「吹いてへんって言うてるやろ」
- (内場・辻本)「吹いててへんって言うてるやろ、ピュ~~~っ」
- (烏川)「せやから吹いてへんって」
- (内場・辻本)「吹いてない?おかしいな~。吹いてみて」
- (烏川)「ピュ~」(と、口笛を吹く)
- (内場・辻本)「…やめて?…いっしょや!」
- (烏川)「やかましいわ!」
- 以下の展開が内場・辻本で異なる
- (内場){パタパタパタパタ}と服をはためかせる
- (烏川)「それ、何してんねん?」
- (内場)「いやぁ、呼吸でね」
- (鳥川)「なんでやねん!!」
- (皆)「うわ~~~~~」と舞台の端へ皆が吹き飛ばされる
- (内場)「吸って、吸って」
- (鳥川)「すぅ~~」
- (内場)「あ~戻ってこれた~」
- (鳥川)「うそつけっ!!」
- このあと舞台上の小道具(植木鉢や椅子など)を動かすパターンもある。
- (烏川)「これはもともとや」
- (辻本)「もともと?あぁ、ひょっとこ!?」
- (烏川)「違うわっ!」
- (辻本)「も~ええ」(椅子にすわる)「ひょっとこいしょ」(烏川)「どっこいしょやろ!」
- (安尾)「あんた、ひょっとこして?」 (鳥川)「『ひょっとして』やろ!」
- (辻本)「あんた、ひょっとこ前やなぁ」 (烏川)「男前やろ!」
- (安尾)「ひょっとコーヒー1つ。」 (烏川)「ホットコーヒーやろ!」
- (辻本)「ひょっと、来い!」 (烏川)「『ちょっと、来い』や!」
- プッチモニの活動が活発だったときは(辻本)「プッチモニの『ひょっとこLOVE』ってええなぁ~。」 (烏川)「『ちょこっとLOVE』やろ!」というのもあった。
- その他 (辻本と安尾)
- 「緑の中を走り抜けてく真っ赤なひょっとこ(気持ち悪いわ!)」
- 「ひょっ、ひょっ ひょっ、ひょっとこピュピュピュ(ズン、ズン、ズン、ズンドコや!)」
- 「チャ~ンチャ~ンチャ~ンチャ~ンチャ~ンひょっとこ(UFOや)」
- 「男はひょっとこ(オオカミや)なのよ~」
- 「ひょっとこどっとこ~ひょっとこ~(カルメンや)」
- 「背番号1のすごいやつはひょっとこ(どんなやつやねん)」
- 「ひょ~っとこ人間、現る現る~~(透明や)」
- 「カメ~レオ~ン、ひょっとこ(わお~んや)」
- 「ペッパ~ひょっとこ(警部や)」
- 「う~ひょっとこ~(ウォンテッドや)」
- 「紅茶のおいしい~ひょっとこ(喫茶店や)~」
- 「わたしひょ~っと~こ~(待つわやろ)」
- 「ひょ~っとこ~(とっとこや)走るよハム太郎~」
- 「ピーヒャラピーヒャラ、踊るひょっとこりん(ポンポコリンや)」
- 上記の展開の後
- (烏川)「誰がピンクレディー特集せえ言うた!」
- (辻本)「楽しんでいただけたでしょうか」
- (烏川)「楽しんでないわ!お前ら、ええ加減ひょっとこから離れろ!」(みんなが彼のそばを離れる)
- (烏川)「おかしい、おかしいよ~!!(手を叩いて)集合~~!」
- (烏川)「何しとんねん!」
- (辻本)「『ひょっとこから離れろ』言うから」
- (烏川)「意味ちゃうやろ!」
- (石田)(名前は?と1人に聞くと周りの出演者全員がボケ始めて烏川の番で)「梅宮辰夫の物まねすな!」
そのネタがあるためか、ものまね番組で梅宮のまねをした事がある.
- ひょっと~~~こぉ~~~~といって歌舞伎風にする、大半これは安尾と辻本と一緒に行われることが多い。最後に土下座で終わる。バナナボート風のパターンもある。バナナボート風に歌うときは辻本、安尾(もう一人加わる場合もある)がバケツを叩いて、烏川は台に上って腹を出し、辻本らのバケツに合わせて腹鼓を打つ。そして、土下座の後、見ていた共演者が「何やってんねん!」と突っ込みを入れて辻本が「只今の時間はひょっとこの神様へのお祈りの時間でございます」とボケる。
- 似たような顔付きの川畑泰史、中田はじめと一緒にいる時に、「誰が誰だかわからへん」「お前ら三つ子か!」といじられる。川畑と2人で出たときは、「ザ・たっち」の「ちょっと!ちょっとちょっと!」でいじられた。
- 烏川が殴られたとき体勢を崩したとき近くにあった椅子に座って○○ちょうだいと言う。
- 2006年5月27日放送分では、烏川は旅館の人を演じていて、その旅館と烏川の事を川柳のネタにされた。その川柳では「南風(←旅館名) 暑苦しいぜ 店の人」と言われ、そして共演の母親役だった末成由美と一緒に「南風 親子揃って 顔四角」といじられた。
- 恋愛を成功させるために、芝居の練習をしてるときに、共演者が言い方や動作でボケたとき、(狂言風に言うなど)自分も同じようなことをやって無視され、「無視すんな!」といってつっこむ。
[編集] 出演番組
[編集] ドラマ
- 新・いのちの現場から2(2006年毎日放送 第7週放送分)
- ショコラ(2003年毎日放送)
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