甲斐住吉駅
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甲斐住吉駅(かいすみよしえき)は、山梨県甲府市住吉2丁目にある東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。特急「ふじかわ」は通過し、普通列車のみが停車する。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はほぼ北東から南西に走っており、ホームは線路の北西側に設けられている。
ホームの脇から駅の外にスロープが伸びているのでホームへはこれを使って出入りする。南甲府駅の管理下におかれた無人駅で、駅舎はなくホームの上にブロック造りの待合所と小さな上屋とが設置されている。
[編集] 駅周辺
あたりは甲府市郊外の住宅地である。駅の南東500メートルほどには地名や駅名の元となった住吉神社がある。
2005年3月までは、駅前に屋内のアイススケート場があったが、取り壊され、現在は分譲住宅地となっている。
- 山梨県立甲府南高等学校
- 甲府市立甲府商業高等学校
- 駿台甲府高等学校(美術デザイン科のみ。小学校・中学校含む)
- 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場(Jリーグ1部ヴァンフォーレ甲府のホームスタジアム)徒歩約30分
- 国道20号
- 国道358号
[編集] 歴史
- 1931年(昭和6年)4月1日 - 富士身延鉄道により甲府住吉駅として開業。
- 1938年(昭和13年)10月1日 - 富士身延鉄道を国が借り上げ。同時に甲斐住吉駅に改称となる。
- 1941年(昭和16年)5月1日 - 国有化され国鉄身延線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。