竹野駅
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竹野駅(たけのえき)は、兵庫県豊岡市竹野町草飼字釜藤にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。簡易委託駅である。
城崎温泉駅から杉林の峠を越えて竹野川の平地に出ると当駅に辿り着く。特急はまかぜの停車駅である。
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[編集] 駅構造
島式・相対式2面3線のホームを持つ地上駅 であったが、3番線の分岐器部分棒線化で、2面2線となった(2006年5月現在、3番線ホームのレールは残存)。 木造瓦葺きの駅舎が現在も健在である。
観光駅として賑わう駅ではあるが、みどりの窓口は設置されていない。
[編集] 利用状況
特急停車駅だがJR西日本の社員は居らず、切符の販売などは地元の係員に委託されている。竹野浜や弁天浜には民宿が多く、夏は海水浴・冬はかにツアーで賑わう。
2004年の1日あたりの乗車人員は約356人(兵庫県統計書による)
[編集] 駅周辺
駅前には竹野海岸方面へのバス停がある。駅前の土産物屋は無くなり、喫茶店が数軒と酒屋があるのみ。
- 海水浴場:竹野浜、弁天浜、青井浜、切浜
- 温泉:竹野温泉(北前館)
- 岬:猫崎 兵庫県最北端。
- 車で数分の所に、シュノーケルセンターやキャンプ場を併設した『休暇村竹野海岸』がある。
- 休暇村竹野海岸
- 奥城崎シーサイドホテル
[編集] 歴史
- 1911年(明治44年)10月25日 - 国鉄の駅として開業。客貨取扱を開始。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
[編集] 隣の駅
1985年から1996年までの夏季には竹野駅~相谷信号場間に、海水浴客の便を図って臨時駅のきりはまビーチ駅が設置されていた。