聖光学院中学校・高等学校
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聖光学院中学校・高等学校(せいこうがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は横浜市中区滝之上にある私立学校で男子校。最寄り駅は根岸線の山手駅。神奈川県を代表する進学校である。校訓は「紳士たれ」。
- 東大合格ランキング全国8位。神奈川県では1位(2007年)
- 現役での東大・早慶合格率、全国1位
- 中高一貫校の就職力、全国1位(プレジデント社)
東大合格数、東大合格率の高さだけでなく、「成績が下位1割でも一橋に受かる」といわれる全体のレベルの高さも特徴である。完全な中高一貫教育を実施しており、高校からの途中入学はない。
文化祭は4月の終わりか5月の初めの土日に行われ、「聖光祭」と呼ばれる。当校では最大の行事で、内部・外部共に人気があり、約2万人が訪れる。
制服は襟のないブレザー(黒)と灰色のニットタイ。その容姿の端麗さゆえに子息の入学を希望する父兄も多いという。また近隣の多くの女子校からの人気も高く、いわゆる"イケメン"が多いとされている。
福島県の猪苗代湖畔にキャンプ場を持ち、夏休みに中学1・2年生と、高校1年生の希望者が数日間キャンプをする。(現在、猪苗代湖は国立公園に指定されているので、この辺りにこれから新たに私有地を持つことは不可能である。)
プレジデント社発行の、『プレジデントFamily』(vol.1)(2005.12.17)において、「中高一貫校の就職力」で全国第一位に選ばれる(総合商社、メガバンク、トヨタ、日産など、多くの業界・企業で第一位)。OBのほとんどが、東大、早慶、医学部を経て、医師、弁護士などの専門職、あるいは、外資金融、外資コンサル、総合商社などに就職している。
尚、福島県伊達市に高校野球で全国的に有名な同名の高等学校があるが、福島県の高校はプロテスタントであるのに対し、本校はカトリックであり、両校の関係は特にない。「聖光学院」と先に名のったのは横浜の本校である。(福島県の高校は1962年に「聖光学院工業高等学校」として創立している)
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[編集] 沿革
- 1817年 カトリック・キリスト教教育修士会(学校法人聖マリア学園の母体)がジャン・マリー・ド・ラメネ神父によってフランスに創立される。当校にはラムネ神父を記念したラムネホールがある。
- 1954年 国際聖マリア学園を東京に開設
- 1952年 外国人子弟のための学校「セントメリーズカレッジ」を開設
- 1958年 聖光学院中学校設置
- 1961年 聖光学院高等学校設置
- 1969年 静岡聖光学院(姉妹校であるが、学校間の交流は殆どない)開校
[編集] 学年カラー
期ごとに個別の色が決められており、制服のバッジや体育館履きといったものにもその色が反映されていた。
2005年度まで赤・青・緑の3色のローテーションであったが、2006年度より毎年度1色ずつ増やし、2008年度以降は全6色になる予定である。
これに伴い、2006年度より制服以外への色の反映は無くなる。
[編集] 色一覧
■赤 |
■青 |
■緑 |
■山吹 |
□白 |
■銅 |
[編集] 部活動
[編集] 運動部
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- ※中学バスケットボール部は2004年に私学として史上初の神奈川県大会優勝をしている。
[編集] 文化部
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- ※“聖地”で行われる交研野球というスポーツは当校の交通研究部に由来する。
- ※囲碁・将棋部は2005年の第2回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦全国大会 中学生の部で第三位となった。
[編集] 姉妹校
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[編集] 主なOB
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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