議会軍のモビルスーツ
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議会軍のモビルスーツは、特撮映画及びゲーム『G-SAVIOUR』に登場する、架空の兵器群。この項目ではセツルメント国家議会軍の擁するモビルスーツ群について述べる。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] ブグ
型式番号:CCMS-03
[編集] 機体解説
セツルメント国家議会軍の主力MS。
セイバーチームによって開発された機体で、高性能で安定した能力を持っている。状況に応じて腰部にブースターを装備可能。エネルギーの消費を抑えるために実弾兵器と直接打撃兵器(ジャイアント・ハチェット)を採用しているが、ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場した地上戦仕様はビームライフルとビームサーベルを装備している。この機体をベースに陸戦用に機能を限定し、改修を加えたものがブグ2である。
拠点防衛やコロニー鎮圧など多種多様な任務に使用されている。外見こそ同一だが、陸戦用と宇宙用では仕様が異なり、宇宙用では耐圧処理が施されていない為瞬く間に浸水してしまう。緊急時に背部のランドセルをパージしコクピットブロックを射出させることが出来る。
ガイアのエージェントを追撃の最、誤って大気圏に突入し、大西洋に着水したが機体そのものは無傷であった事から、作中世界にΖガンダムに登場したバリュートに相当する装備があることが伺える。
主なパイロットはルイス・ハロウェイ中尉。
ゲーム版『G-SAVIOUR』では序盤ステージの雑魚キャラ。しかし接近を許すとビームサーベルにより大ダメージを喰らう事も。
[編集] ブグ2
ゲーム版『G-SAVIOUR』にのみ登場するブグの後継機。
[編集] 機体解説
ブグの地上専用型で、機動性と装甲を強化している。肩は装甲が強化され、腰には高機動ユニットを装備している。初期生産型は青い機体色で、後期生産型は黄茶色である。 議会軍次期主力MSとして開発された本機は、信頼性、生産性を最重要視しており、装備はビームサーベルとビームライフルといった標準的なものである。技術的には特筆すべき所はないが、火力、防御力共Gセイバーより高く、かつ大量に量産されている。腰部に固定装備された高機動ユニットにより地上においてはホバリングによる飛行も可能で、宇宙における機動性も高いと思われる。
当初は議会軍の強硬派であり、プロジェクト・レイブンの提唱者バイス・バッシング准将率いる精鋭部隊グレムリーシープを中心に配備されているが、後に議会軍正規部隊にも随時配備される。
ゲームではCHPTER6で初登場後、大量に出現する。
[編集] リチャード・ライト専用ブグ2
グレムリーシープの副隊長リチャード・ライト少佐専用の白いブグ2。
長時間のホバリングによる飛行が可能で機動性が通常機より高い。
ゲームではCHPTER7のボスとして登場。
[編集] スピアヘッド
白兵戦に優れた議会軍の新型MS。ブグやレイドに比べて性能は高い。青い機体色の初期生産型と緑色の後期生産型がある他、バリエーションとしてB、Cの各タイプが存在する。武装はレイドと同型のビームライフルと一体化したビームランサー。全てゲーム版『G-SAVIOUR』にのみ登場、CHPTER1のボスだが、CHPTER4、5、7では雑魚キャラ。
主なパイロットはクラウツ・バーロード。
[編集] スピアヘッドBタイプ
スピアヘッドをベースに肩に大型シールドを装備し、大型ランチャーを装備した機体。 CHPTER5のボス。パイロットはウィン・カーチス。
[編集] スピアヘッドCタイプ
スピアヘッドをベースに腕に6門のビーム砲、肩に2門のキャノン砲を装備した機体。 CHPTER3のボス。パイロットはカイト・ゴールドマン。
[編集] レイ
型式番号:CCMS-13
議会軍の新型MS。軍の上層部であるガーノー将軍が推進する『MW(モビル・ウェポン)計画』に従って設計された機体。無人機であるMWレイを主力として想定し、有人機であるMSレイは指揮官級の兵士に与えられる予定だった。映画版『G-SAVIOUR』ではジャック・へイルが搭乗。発展型にレイドがある。
これまでのMSに比べ生物的なフォルムをしており、極めて悪役的な外見である。頭部センサーは議会軍唯一のデュエルアイである。装備は独特の形状のビームライフルとビームサーベル、及び防御用のビームシールドが標準装備されている他、背部には縦列式ミサイルランチャー、肩には機関砲が装備されている。またブグと同型のブースターの装備が可能である。総合的にはGセイバーと互角のスペックである。
[編集] MWレイ
MSレイの無人機で、MSと区別してモビル・ウェポンと呼ばれる。ガイアの光事件の際に実戦投入され、旧式MSであるフリーダムに対しては終始一方的に圧倒したが、マーク搭乗のGセイバーやイルミナーティのイリュージョン隊に圧倒された。さらにガイアを脱出しようとしたガーノー提督が乗船したシャトルを誤って撃墜してしまった。
ガーノー提督が乗船したシャトルはガイアの物で、MWレイの行動は識別信号上は問題が無い。無人兵器が技術的に内包する欠点を晒す形となった。
[編集] レイド
レイの発展型。無人機であるMWレイドにコクピットブロックが追加されている。機体色は緑だが白い雪原迷彩バージョンも存在。ゲーム版『G-SAVIOUR』にのみ登場。CHPTER2で初登場。ビームシールドを装備している。背部ランチャーからは攻撃が無いので攻撃はビームライフルとビームサーベルのみ。
[編集] MWレイド
レイドの無人機。モビルスーツと区別するためモビル・ウェポンと呼ばれる。機体色は青と白。通常型レイドとは異なり、背部のランチャーから着弾と同時に広範囲に爆風が発生するミサイルを2発発射する。
CHPTER4と6のボス。CHPTER4では1体だがCHPTER6では2体登場する。
オープニングムービーでも登場。宇宙でも運用が可能のようである。
[編集] レイブン
議会軍の新型MSにして『プロジェクト・レイブン』の核となる機体。既存のMSはおろかG3セイバーすら遥かに越えた高性能を誇る。武器はビーム砲とビームサーベル・ビームシールドの兼用兵装であり、飛行形態に変型して機体前面にビームバリアーを張ることもできる。また飛行形態の航続時間を延長するための専用ブースターも存在する。
パイロットは開発者であり、グレムリンシープ隊長であるライシス。しかし最終戦でコックピットが被弾しても戦闘を継続していた。このことからライシスと思われたパイロットは存在せず、システム上の人格であると思われるが真相は不明。劇中ではライシスは（偽装の可能性を幾分含んでいるが）すでに死亡している可能性が高い事が示唆されている。主人公リード・フォックスは「MWレイブン」と呼んでいた。
ゲーム版『G-SAVIOUR』のラスボス。 初登場はCHPTER2。同ステージのボスキャラ扱いだが、あくまでもイベントであるためたとえ勝ったとしても（レイブンのライフゲージを０にしても）自動的にプレイヤー機は撃墜される事に。初回プレイではこの一件によりGセイバーがG3セイバーに改良されることになる。最終面CHPTER8では三回連続で対戦し、初回はMS形態でセツルメント内部の広場（CHPTER2と同じ場所）。二戦目は議会軍の母艦の飛行甲板上で、最終戦は同じく甲板上での戦いだが、レイブンは飛行形態で攻撃してくる。
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