跨線橋
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跨線橋(こせんきょう)とは橋の一種で、鉄道線路をまたぐもの。道路をまたぐ橋は跨道橋という。
駅構内で駅舎やホーム同士を連絡するためにかけられるもの(跨線人道橋)や、踏切を廃して道路と線路を分離・立体交差化することを目的とするもの(跨線道路橋、一般的には「陸橋」と呼ばれるもの)がある。
[編集] 道路用の跨線橋
[編集] 駅構内の跨線橋
駅構内の跨線橋には古くから大切に使われているものも多く、産業文化財として貴重なものもあるが、建て替えが進められているため、古い跨線橋は急速に減りつつある。古レールで跨線橋の骨組みを作ることもかつてはよく行われ(山手線の白金桟道橋など)、そのレールが貴重なものであることもある。
また、近年では鉄道駅が橋上駅舎とされることが多く、その場合は駅舎と跨線橋は一体化したものとなる。大規模な駅の場合、橋上駅舎化されるだけではなく、駅前広場そのものを高架化してペデストリアンデッキと一体化しているものも増えてきた。
老人や車椅子使用者の存在などバリアフリーの観点から、エレベーターを備え付ける場合が多くなっている。
なお、現存する現役のJR最古の跨線橋は武豊線の半田駅構内のものとされる。
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