酒井忠彰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
酒井 忠彰（さかい ただあきら）は、江戸時代の大名。上野伊勢崎藩の第9代（最後）の藩主。
|
||||
| 時代 | 江戸時代末期（幕末）。明治時代 | |||
| 生誕 | 嘉永元年9月3日（1848年9月29日） ※異説あり |
|||
| 死没 | 明治29年（1896年）7月31日 | |||
| 戒名 | 彰徳院殿 | |||
| 官位 | 正四位、下野守 | |||
| 藩 | 上野伊勢崎藩主 | |||
| 氏族 | 酒井氏 | |||
| 父母 | 父：酒井忠強、母：酒井忠実の三女・玲 | |||
| 妻 | 正室：三宅康直の八女・歌 | |||
嘉永元年（1848年）9月3日（または嘉永5年（1852年）10月）、第8代藩主・忠強の子として生まれる。慶応4年（1868年）6月25日に忠強が隠居したため、その後を継いで藩主となる。明治2年（1869年）6月22日、版籍奉還により知藩事となり、明治4年（1871年）7月14日の廃藩置県で免官となる。明治17年（1884年）7月に子爵となる。明治20年（1887年）に正五位に昇進し、明治23年（1890年）には貴族院議員となる。明治25年（1892年）7月には従四位、明治29年（1896年）7月には正四位となるが、同年7月31日に死去。
一説に忠強との年齢差を鑑みて、忠彰は忠強の養子であり、実父は第7代藩主・酒井忠恒ではないかとも言われている。
|
|
|
